このモデルハウスは純木造8階建ての新社屋をはじめとする純木造ビル普及プロジェクトの一環です。近年、世界的な脱炭素社会への移行によって木造建築のニーズは増加傾向にあり、普及型の中大規模木造建築が求められています。本モデルハウスで採用する技術により、費用を抑えつつ全国の地元工務店でも施工することができ、木造ビル建築が都市部の新たな選択肢となります。本モデルは22年夏の竣工を予定しています。このモデルハウスを皮切りに日本の街並みに木造建築が並び立つよう「木造建築のアキュラ」として普及を推進してまいります。
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■ 日本の街並みに木造建築を復活。投資でもメリットのある木造ビルの実現に向け研究と挑戦を実施
住宅建築の約9割は木造で建築されており、そのうち7割以上を全国の工務店が供給しています。弊社は、多くの工務店が従来の技術の延長で3階建て以上の非住宅建築物を施工できるようにすることが、都市の木質化を推進し、脱炭素社会の形成に寄与すると考えています。特に中大規模木造建築の普及の課題とされる「耐火性能」や「耐震性能」の実現とそれによる「コストアップ」をクリアし、普及価格帯で実現するプロトタイプを示すことが重要であると考え、学識者の方々とともに耐震実験、耐力壁実験などを重ね、研究と挑戦を進めています。