JavaScriptのMathオブジェクトのsumメソッドについて現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaScriptのMathオブジェクトのsumメソッドについて現役エンジニアが解説しています。Mathオブジェクトとは数学や計算式に関するメソッドが格納されているオブジェクトです。sumは合計値を求める処理を行うメソッドですが、無いので関数を作成する方法を解説します。
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JavaScriptのMathオブジェクトのsumメソッドについて、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使って初心者向けに解説します。
JavaScriptについてそもそもよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのか解説した記事をまずご覧ください。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、JavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。
今回は、JavaScriptに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
JavaScriptのMathオブジェクトのsumメソッドについて詳しく説明していくね!
お願いします!
目次
Mathオブジェクトとは
Mathオブジェクトは、計算式に用いるために数値を加工するためのメソッドが格納されています。また、このオブジェクトに備わっている計算式を値に適応してから算術に用いることができます。
なお、大文字から始まる名前ですが、厳密にはコンストラクタではありません。
sumメソッドの概要と使い方
合計値を求める基本の関数の名前として、「sum」と命名されています。Mathオブジェクトには、合計値を算出するためのsumメソッドが備わっていません。合計値を算出する基本の処理は以下になります。
JavaScript
var sum = function (a, b) { return a + b; }; console.log(sum(1, 2));
実行結果
実際に書いてみよう
合計値を求める処理の手法として複数の実装方法がありますが、配列を使用してから、汎用的に合計値を求める基本の処理をサンプルコードとして提示します。
JavaScript
var sum = function (array) { var result = 0, index = 0; for (index in array) { result = result + array[index]; } return result; }; console.log(sum([2, 4, 6]));
実行結果
まとめ
Mathオブジェクトには、標準的にsumメソッドが備わっていないため、必要になった場合は、機能として追加しましょう。
なお、「sum」は予約語のキーワードではありませんが、標準化によって追加される可能性がありますので、プライベート関数の表現に留めておくことが望まれます。
JavaScript
Math._sum = function (array) { var result = 0, index = 0; for (index in array) { result = result + array[index]; } return result; }; console.log(Math._sum([2, 4, 6]));
実行結果
筆者プロフィール
井内洋平
TechAcademyの現役メンター。 元Web Developerで、趣味は貯金、節税対策、投資信託、株式投資、FXなど多岐にわたる。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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