(株)ミウラ

私たちミウラはシステム開発を大きな柱に、設計サービス、機器製造など多彩な事業を展開しています。1953（昭和28）年に設計図面の青写真を手がける小さな個人事業からスタートし、時代と共にマイクロフィルム事業などを手がけながら成長してきました。

大きな転機が訪れたのは、1955年(昭和30年)代後半のことです。大手鉄鋼メーカーの設計図面をトレースする業務に着手、そこから製図・設計、さらにコンピュータのオペレーション、上位工程のシステム全体の管理・設計と、得意分野を広げることで事業体を大きく変化させました。今日に至る当社の土壌・風土は、ここで出来上がったと言えるでしょう。
そこから先も、ミウラの挑戦はまだまだ続きます。世の中のデジタル化に伴い、膨大な紙ベースの新聞情報を電子化する事業、レントゲンフィルムをマイクロフィルム化する医療系の事業、あるいは半導体製造に欠かせないチラー（温度調節装置）の修理・製造など、顧客ニーズに応じて実にさまざまなサービスを展開してきました。

そんな当社では「信用」と「創造」を意味する“Reliable&Creative”をスローガンに掲げています。時代はますますスピーディに変化していますが、決してあきらめることのない精神を貫いてきた先人・先達の生き方を今後も踏襲し、事業と共に人が成長する企業であり続けたいと考えています。

現在、多様な事業をカンパニー制として自主自立を図り、当社の未来を担う人材育成にも力を入れています。創業から66年、これからも常に新しい風を迎えながら、本質・本物をつかんで前進していきたい。それが私たちミウラの願いです。

（代表取締役社長　上野弘幸）