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特に引用の引用だけど「反差別運動全体の今の中心的な考え方というのは、「差別の問題をマイノリティがマジョリティに対して説明する責任なんかはない。マジョリティがマイノリティの立場に立って自分の抑圧性というののを深く反省しないといけないのだ」というものなんですね。(中略)これは、(続
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やっぱり間違い。変えていかないといけない。」という部分。 これってよくある自己啓発の第一テーゼ「他人のせいにしない」と同じマインドで、自己啓発と同様に社会に対して極めて自己抑制的に働くんだよね。別の言い方をすれば、このある種の誠実さみたいなもののせいで、日本の反差別は自縄自縛(続
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で動けなく/動かなくなっていた。だから、カウンターが始まった時は、ヘサい連中から散々「自分の内なる差別意識と先ず向き合え」みたいな批判を山ほど浴びせられた。そして、今でも特に差別や社会運動について自らの誠実さに拘泥する人々、求道的な人々からは、同様の批判が起こり、またその(続
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誠実さを追求しているように見えるため、「カウンター」のメンタリティが拡大しているということ。 しかし、実際、ヘイトデモのカウンターなんて求道的である必要などない単純そのものの社会参加の在り方なんだよね。目の前にいるあからさまなレイシストをただ叱るだけなんだから。
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で、これは余談なのだが、このメンタリティって反差別の場以外でも頻繁に見られる。僕が前からシリアのこととかツイートしていると、「アメリカの傘の下で云々、歴史的西欧支配の帰結云々、だからその一部としてお前は中東の混乱の加担者だ」とか。日本人の戦争反対がいつまで経っても先の大戦の(続
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ことしか考えられないのは、このメンタリティのせいもあると思っている。常に個人の求道的な誠実さのような何かが優先され、戦地で苦しんでいる人々の声が後回しになる。
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Replying to
で、永井さんには申し訳ないのだが、これが日本の先の大戦の戦争責任の追及を止めていた根拠の例示として。個人的な誠実さの追求が論点となり、日本の戦争犯罪の被害者は一切視界に入っていない。むしろ積極的に日本の戦争の被害者を視界から排除してしまう。
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永井玲衣『水中の哲学者たち』(晶文社)
@nagainagainagai
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視聴者の方々、ありがとうございました!負わせたり追求したりするのではなく、わたしが"引き受ける"ものとしての戦争責任について、この日に考えることができてよかったです。過去の責任を引き受けることは、未来への責任を考えることでもありますね。ちなみに写真は半目のわたしです。 twitter.com/ChooselifePj/s…
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