第一工業(株)

◆建物一つひとつに思い入れが生まれる

私は空調・給排水衛生設備の施工管理を担当し、おもに新築案件に携わっています。新築の場合、建屋、電気、内装など、別工程を担う各社との調整が欠かせず、時には思惑がぶつかり合うことも。そこが施工管理の腕の見せ所でもあり、交渉を乗り越え、現場をまとめ上げ、建物に新鮮な空気と水を通わせられたときには、大きな達成感に包まれます。

初めて工程の調整役を担ったのは、入社2年目のとき。難しい局面を何とか乗り切り、お客さまから「まだ2年目なのに、よくやったね」と褒められ、自信がつきました。その後、数多くの案件に携わってきましたが、その一つひとつに思い入れがあります。だから、グーグルマップで建物を見つけては、「この現場もやり切ったな」という思いを、しみじみ噛み締めています。

いろんな上司・先輩と仕事をしてきましたが、みんな優しくて相談しやすく、人に恵まれた職場だと実感しています。上司との距離が近く、業務改善の意見も伝えやすい環境です。まもなく子どもが生まれるため、仕事と子育ての両立についても、どんどん意見をあげていきたいですね。

作原 龍輔（2013年入社／東京本店 技術部）

◆検討を重ね、バチッとハマったときの気持ちよさ！

宅配ニーズが高まるなか、物流センターでは荷物の仕分け業務の負担が大きくなっています。その課題解決に向けて、仕分けをオートメーション化するのが当社の搬送システムです。例えば当社の主力商品「ウェーブソータ」は、倉庫内に張り巡らせたベルトコンベア上で宅配荷物を運搬し、方面別に自動で高速に仕分けします。私はその設計から施工管理、アフターサービスまで一貫して担っています。

倉庫のレイアウト、荷物の重さ、サイズなどに応じて、一つひとつがオーダーメイド。お客さまと綿密に検討を重ね、自社工場で実際の荷物を流して何度も検証することも。一筋縄にはいかないからこそ、挑みがいがあり、自らの提案がバチッとハマり、「おかげで大幅に効率化できた」と喜んでいただけると、苦労も吹き飛びます。

お客さまとのやりとりを含め、慣れてくれば仕事の裁量を託してくれます。もちろん何かあれば上司に相談でき、かつ自分が主体となれるので、仕事を進めやすく、オンオフのバランスも調整しやすいですよ。

上林 大輝（2012年入社／搬送システム本店 技術部技術2グループ）