さて、とても迷惑な方は晒すと明言しましたし、本人へメッセージも送っていますので遠慮なく。
決して誰にでもする訳ではありません、メッセージで私を納得させていただけば勿論素直に受け入れます。
bennet/べねっと/ID:55866
評価:1・この方のコメント: ■ 二次創作にありがちなキャラの改悪
ご都合主義のタグを付けていれば何をやっても良いというものでは無いと思います。
メッセージを送って説明した結果、こう書き変わりました。
再度メッセージを送って説明しようとしましたし、タイトルで晒すことについても言及しましたが読まず。
つまりはそれで構わないという意思表示と受け取りました、残念です。
ちなみに感想からはアンチ・ヘイトのタグを避けるために言葉遊びしているのが透けて見えますね。
必須タグを理由にしての評価は違反になるからですが、モチベを下げる非常に迷惑な方です。
セシリアが行動している頃、簪は本音のいない自室で一人考え込んでいた。
今更だが疑問を持ったのだ、和成や布仏姉妹の放った言葉に。
“かんちゃんは、おりむーのこと嫌いだったのにちょっと優しくされたら好きになって”
「白式の方に人が回されて打鉄弍式は凍結……。
けど一夏くんのせいじゃなく政府の意向だって本当は理解してたのに感情が抑えられなくて。
だから最初は嫌った……」
“ですが、あれらは楯無様が依頼したからで自主的ではありません”
「うん、知って本気で怒った。それでも一夏くんが協力してくれて打鉄弍式は……」
“整備科に頭を下げに来た崎守君のおかげなんですよ”
「……崎守君が影でそんなことをしてくれてたなんて知らなかった。
だから一夏くんのお陰だと思って……。
でもテスト中の事故から救ってくれたのは事実で。
その時ヒーローに見えたから私は……。
けど崎守君が何もしなかったら打鉄弍式は完成しなかった。
人知れず助けるのもヒーローだよね……」
簪は次々と言葉を口にしながら自問自答していく。
「……色々あったけど私は一夏くんが好きだからってあんな行動、する、かな?」
その時、こんな状況にも関わらず、いつもより冷静に考えられる自分を不思議に思いながら答えに至る。
「ううん、私は虐げられる苦しみを知ってる。
そんな私がどうしてあんなことをしたんだろう……。
何かおかしい感じがする。
私はお姉ちゃん相手ならともかく誰にでもあんな攻撃的じゃない!
でも原因がわからないし、やったっていう事実は変わらないよね……。
なら償わないと、どうしたら崎守くんにとって一番いいのかよく考えて行動してみよう。
そして少しでも早く崎守くんに認めて欲しい、更識簪は本気で償いたいんだって。
そのためには……」
簪は思考の海に深く沈む、今までに得た情報を正確に集めながら。
崎守和成という一人の人間、そして従者であり親友が本気で好きな人に償う方法を求めて……。
◇◆◇
「へぇ〜、この子は随分と自分をわかってるみたいだね、確か簪?とかいったっけ。
そろそろ本来の自分に戻る子が出てくるとは思ってたけど、これで二人目。
いっくんが好きとかはどっちでもいいけど、かーくんにしっかり向き合うのは良い事だね」
セシリアの行動を見ていたように、他の関係者も当然束は見ていた。
そこで目に入ったのが簪の自問自答、フェロモンの効果切れが見てとれたからだ。
「確か一番接触期間が短いのはこの子だよね?
セシリアちゃんは危機的状況からかーくんに救われた、だから参考になりづらい。
けど、この子は他の子と条件が一緒、違うのは接触期間と性格。
うん、これはいいサンプルになるかもね」
束にとっての一番は箒と和成、次いで千冬と一夏。それ以外には基本的に価値を見出せない。
だからこその
◇◆◇
深く考え込んでいる簪は次々と情報を整理していく。
際限ない優しさと際限ない怒りが同居した存在、和成が持つ特殊な人間性。
優しさは今までの行動を思い出せば納得できる、なら怒りは? どうすれば鎮められる?
セシリアと簪の差は? そこでハッとした。
「セシリアは貴族の当主として自分より他人を。
余波で被害を受ける人達を責任持って救済した、代表候補生と専用機持ちの立場を擲って。
つまり罰を自分から受けたのが理由?」
そう思えばしっくりくると簪は思う、何故なら
「私が自分を罰して崎守君に認められる物……。
……罪の象徴にしてしまった打鉄弍式の扱いと代表候補生の立場、かな」
“代表候補生としての責務を果たさず、織斑君と遊んでいただけではないですか“
「そうだね、虚さん。
私は崎守君が協力してくれて完成した打鉄弍式で代表候補生としての責務を果たしてない。
それどころか崎守君に暴力を振るった、最低だよね……。
なら私はもう一度初めからやり直す、自信を持って代表候補生だって言える様に。
だから全部返還するって崎守君に伝えなきゃいけないよね、ケジメだから」
そして、そこからさらに考える、和成をどうすれば助けられるのかと。
必要なのは確固たる後ろ盾、姉の幸せも含まれると簪は考えた。
「お姉さんについては更識の力で守ってあげられる、けど後ろ盾が日本政府じゃ意味ない。
お姉ちゃんに相談してみよう、ロシア代表のお姉ちゃんなら代表候補生に推薦できる。
更識の当主としてお姉さんも守れるし、私には力が無いけど絆はあるんだから」
簪は早速行動に移す、少しでも早く和成に償い報いるために。そして楯無自身も救うと決めて。
しかし誤算が一つ。
セシリアが既に動いており、先手を打たれていると簪は微塵も思っていなかった……。
ご存知の通り簪は当初一夏を嫌っており、一緒に過ごした期間は最短です。
ですので、この様なことになりました。
べねっとさんにも一度目のメッセージに記載したのですが、悪評をつけるなら最後まで読んでから。
キャラクター達が何故こうなのか、どうして和成が被害を受けたのか。
そして、その後の展開で今回の様に“本来の姿”を取り戻すなどわかる訳が無いのです。
そうなれば筆者から見て不当評価としか言えません。
物語に悪評をつけるには読みきって筆者を納得させる。
そのために一言設定付き評価に変更してあります。
勿論、規約に違反していないかの確認も含めてですが。
読み切らないなら悪評は受け付けませんし、納得もできませんのでメッセージで警告のうえ遠慮なく晒します。
そうしたところで評価が消えなくとも断固として認められるものではないからです。
ですので途中で止めるならスルーしましょう、お互いのためにも。