ID非公開
ID非公開さん
2021/10/28 19:24
5回答
至急です。
またやっておいた方がいい科目、やり方を教えていただけたら嬉しいです。文系です。
ベストアンサー
明大OBです。高校の延長となる科目は英語ぐらいしかありません。授業で苦労することはないでしょう。 文系のどの学部であってもスポーツ推薦入学者が卒業できるような難易度になっています。つまり、小中高の勉強が全然できず、なおかつ週6で部活があっても卒業できるようになっています。昔は「〇〇部 参上!」とテストで書くと単位がもらえたという伝説があるものの、現在はスポ薦を対象とした英語科目がいくつかある程度で、他の優遇はありません。彼らが卒業できるのですから、心配することはありません。 就活では大学の成績・専攻はめったに考慮されません。大学間・学部間で比較し難いからです。学力は大学名・TOEICスコア・適性検査で確認されます。適性検査は性格診断と、思考能力やIQを測るテストです。 勉学に代わって課外活動でリーダーシップやコミュニケーション能力を発揮した体験が求められます。サークル・バイト・インターン・ゼミ・留学がほとんどです。インターンというのは職業体験です。実質的な企業説明会のような1dayインターンもあれば、給料が支払われる長期のものもあります。ゼミはアウトプット中心の少人数科目で、専門書読解法、論文執筆を学びます。 下記サイトに貼られているリンク先から自己PR例文を見て、どんなアピール材料を得るために何の課外活動をするか決めておくと有利です。受賞が狙えないほど競争の激しいメジャーな競技、単純労働のバイト、個人での論文執筆が中心のゼミなど、事前に注意して加入しないと就活で困ります。 https://reashu.com/jikopr-kiwado/#PR606 新入生は「興味のある科目」ばかり履修登録して、授業中心になりがちです。履修情報誌『uni:gate』(ユニゲート)や「楽天みんなのキャンパス」を利用して楽な科目を中心に履修登録し、本当に注力したい科目は1学期に1科目程度にするのが無難です。1年次からゼミ形式の科目があるので、それに時間を割けば友人もできやすく、チームでの活動経験の下地にもなります。あるいは、簿記や英語など資格に関連する科目に力を注ぐのもおすすめです。 高いGPA(平均成績)を維持するために難しい科目を絶対に履修しないひともいました。4年次のはじめに学部長表彰を受けて就職もうまくいったようです。難しい科目の授業で会ったとき、彼は履修登録せずにモグリで勝手に聴講してました。余談ですが、ゼミ形式の科目は講師・教授と親しくなるため良い成績が得やすいです。 1科目は週1コマ=100分の講義が14週間続きます。語学と体育は1科目1単位しかありません。他の一般的な科目は1科目2単位です。週に2コマある科目は1科目4単位で、拘束時間が長い代わりにレポートや期末テストは週1コマ科目と同じ分量なので楽です。 明大の英語科目は体系的ではありません。教育内容・教材・レベルが講師の裁量で決まっています。ほとんどの学生は最低限の宿題だけして、予習・復習をしないため身につきません。期末テストが終わればすべて忘れます。これではもったいないので、手を抜く英語科目と全力を注ぐ英語科目を分けて、メリハリを付けないといけません。1科目1単位しかないのでGPAへの影響は低いです。頑張るのはGPAのためではなく、TOEICやIELTSスコアにつなげるためです。使われる教材はマイナーで解答がついていない薄いテキストが大半です。基本的に自学自習には不向きな教材なので、英語科目はすべて及第点(=満点の6割)になるように受けるひともいます。語学科目には期待しないほうが賢明です。 高校生のうちに就活について予習しておくべきです。自己PRは汎用性があるのでどの業界にも通用しますが、志望動機だけは時間をかけないとまともに書けません。志望業界でバイト・インターンをすれば有利になります。図書館で業界地図を借りるといいでしょう。業界の主要企業の一覧です。日経や四季報が毎年出版しています。公共図書館では、同じ県内の他の図書館から取り寄せてもらえます。 google検索で「就活 流れ」と調べてスケジュールのイメージを掴んでおいてください。また、youtubeで「グループディスカッション」「ケース面接」と検索すれば実際の就活でどれぐらいの話力が必要か確認できます。 難関資格の試験制度も調べておくべきです。明大には会計士を目指す経理研究所、法科大学院を目指す法制研究所、マスコミ就職を目指す基礎マスコミ研究室、公務員就職を目指す行政研究所があります。どれも1年次から学部を問わず加入できます。経理研究所は簿記の試験対策講座も有料で開講しており、会計士志望でない学生も大勢受講します。 https://www.meiji.ac.jp/seikei/links/index.html 他の資格として、税理士・USCPA・証券アナリストも人気です。税理士・USCPAはどちらも科目合格制であり、1科目しか受かっていなくとも履歴書に「税理士試験 簿記論 合格」などと記載できます。USCPAは受験資格を得るために会計系の科目を履修する必要があるものの、他学部履修制度で商学部や経営学部の科目を履修すればどの学部からでも要件を満たせます。証券アナリストは1次試験と2次試験を受けるタイミングに制約があるので取得に2年近くかかります。 https://www.uogjp.com/certification/20288/ 留学しないならTOEIC、留学するならIELTSの対策をする必要があります。未定なら入学前はTOEIC対策をしておき、入学後の各種留学説明会や、1年次春学期のグローバル人材育成プログラムの科目「留学のススメ」を受けてから決めるといいでしょう。また、夏には「学部間共通外国語 集中講座」として国内で英語合宿が実施されます。留学志望でなくともおすすめです。 https://www.meiji.ac.jp/cip/preparation/event_schedule/event_schedule.html 最近は文系でもプログラミングスクールに通う学生が急増しています。成長産業はITぐらいしかありませんから、その対策をしているわけです。progateという月額1078円のサービスに1ヶ月だけ加入して、自分に向いているか確認してください。もっと学びたくなったら42tokyoやフィヨルドブートキャンプなどのスクールに加入して、バイトの代わりに長期インターンで働くことを薦めます。 ほとんどの学部は1年次に教授の紹介みたいな科目があります。毎回1人の教授が自分の専門分野について語ります。ゼミ選びのために役立つので、その教授に教えてもらいたいか考えながら真面目に受けてください。他の科目でも、行きたいゼミの教授が担当する科目は手を抜かないでください。人気のゼミは入室面接があり、その教授の科目の履修経験がないと志望動機をつくるのに苦労します。 1年次はレポート執筆を学ぶ科目があるはずです。名称は国語表現だったり論文作成法だったり学部によって異なります。レポートが求められる科目は多いので、ちゃんと基礎を抑えておかないと苦労します。 PC操作に不慣れなら情報関係科目の「ICTエレメンタリー」を、そこそこPCに自信があるなら「ICTベーシック」を履修してください。情報関係科目はどの学部でも共通なので、他学部の友人を作りやすいです。 「明治大 〇〇学部 シラバス」で検索すれば、シラバス(授業概要)が出てきます。法学部はネット公開されていません。シラバスには成績評価の方法が書いてあります。1年次はグループワークやディスカッションが多い科目を選ぶと友人を作りやすいです。 第2外国語は「どんな性格の友だちが欲しいか」も考慮して選んでください。スペイン語やフランス語や社交的なひとが多く、中国語は真面目で実益重視のひとが多かったりします。どうせ卒業のための勉強量では何も身につきません。実質的に不可能なので、マスターしたい言語を選ぶのは避けてください。 高校生のうちに自動車免許取得・歯列矯正・脱毛をしておくと大学デビューしやすいでしょう。性別に関わらずメイク講座もおすすめです。大学入学時と就活期は人生でもっとも外見に金をかけるべきタイミングです。
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質問者からのお礼コメント
細かくありがとうございます。分かりやすくて助かりました。頑張ろうと思います。他の方々もありがとうございました!
お礼日時:2021/11/3 17:19