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明治大学の経営学部のHPには、公認会計士を目指すための高度職業会計人養成トラックというものがありますが、商学部ではこのような制度はないのでしょうか?商学部でも公認会計士は目指せるのでしょうか?

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回答(1件)

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どちらの学部でも、大学の授業だけでは不十分なので、経理研究所という学内の支援組織に所属して合格を目指します。どの学部からでも目指せますが、会計士志望なら経営学部会計学科、商学部アカウンティングコースは楽に単位が取れるので有利です。 https://www.meiji.ac.jp/netsc/6t5h7p000001e910-att/2021book.pdf 経理研究所は日商簿記3・2級の講座と、会計士試験の財務会計・管理会計の準備講座を自前で提供しています。2年次からは提携している専門学校とダブルスクールして学習します。経理研の自習室とロッカーを使えるため、明大の会計士志望は年がら年中ずっと経理研にいます。夏と冬の勉強合宿もあります。 数年前は合格すると40万ぐらいの奨学金が出ていましたが、常に非公式の情報なので金額は年度によって変動します。 商学部は経営学に加えて経済学を学びます。経済学は資源の分配や最適行動を数式に落とし込む「モデル化」の学問です。経済学は経営学と違って体系化されており、どの教科書・授業でも同じような内容が記載されています。会計士試験・公務員試験・中小企業診断士試験などで出題されますが、扱う範囲はほとんど同じです。 商学部にはファイナンス&インシュアランスコースがあり、保険について深く学べるので保険業界志望にとっては有利です。 商学部はゼミ教育に力を入れています。ゼミとは少人数のアウトプット中心授業です。研究の仕方や論文の書き方を学びます。商学部はゼミ形式の授業が多く、3年次からは2つのゼミに加入できるダブルコア制度を有しています。残念ながら、会計士志望は忙しいのでゼミに所属しない人もいます。ゼミなしでも卒業できますし、会計士資格のほうが就活では協力だからです。 経営学はあまり体系化が進んでいません。有名な理論・仮説を実例とあわせて学びます。教科書や授業によって内容がバラバラです。実例が多いので学んでいて楽しいです。楽しい科目は自習に向いているとも言えるので、大学で学ぶ必要性がやや薄いです。 経営学部には公共経営学科があるので公務員志望には有利です。 政治経済学部経済学科と合わせて3学部の学部別入試+全学部統一入学試験を受けて、受かったところに入学してください。商学部と経営学部にダブル合格した場合は、ゼミの少ない経営学部のほうが良いでしょう。 明大は他学部履修制度があるので、ゼミや語学・体育を除けば多くの他学部の科目は履修可能です。 明大合格後から入学前までに日商簿記2級になんとしても合格してください。2級に受かっていると入学後4月下旬から計算基礎春クラスに所属できます。計算基礎春クラスを終えると夏合宿にも参加できます。11月下旬から専門学校とのダブルスクールが始まります。