今日は早朝は曇っていましたが、
お天気良くなりそうな予感。
厚めの雲も、
薄雲となりつつあり。
日課の家事をこなしている時。
白檀の香り。
水廻りを掃除する日常の生活音。
特に綺麗に流れ落ちてゆくものの、
浄化音の響きは心の中の何かも、
スッと落ちてゆくようです。
このような朝の僅かなひとときが、
私にとって貴重な玉響の時間です。
生活音は心の奥底から、
落ち着ける何かがあります。
映画などでも台詞がなく、
生活音だけのシーンが出てくると、
ほんわかとした気持ちになれます。
やかんの中のお湯が沸く音とか、
お米を洗う音、
雑巾掛けの音、
箒で表を掃く音など…
私は大好きです。
喧しい生活音は論外ですが、
静寂な中で心地よく響く、
生きている活動音は安心感を得られます。
子どもの頃、
学校から戻り玄関扉を開けた時ー。
この音があるとないとでは、
気持ちが全然違いました。
それにその音が今日はどんな風に、
響き鳴っているか?
それもヒヤヒヤものでした(笑)
それなのに、
私は子育ての真っ最中は、
そんな自分の子どもの頃の気持ちすら、
顧みることや余裕もなく。
まな板を叩く包丁の音は、
きっとけたゝましく鳴らしていたでしょうし。
ハ〜ッというため息も、
出ていたことでしょう。
冷蔵庫の扉をバタンバタン。
食器もカタカタ、
カチャカチャと。
反省しつつも必死で生きていたあの頃。
今よりも若い頃を思い出すと、
もう二度とあのような日は、
経験出来ないのだなぁ。
なんてね。
そしてあの頃と同じ私も、
もう存在しない訳です^ ^