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最終更新日:2022/1/12
福山工場の写真。製紙・印刷向の長尺ロールや製鉄向のモールドの設計・機械加工・めっき・研磨まで一貫施工。お客様からの高い品質要望に、技術力でお応えします。
液晶テレビ、スマートフォン、新聞、鋼材から電気自動車、宇宙ロケットまで、様々なモノづくりに貢献している当社。実は少々地味な社名からは想像もできないほど、みなさんの身近なものから最先端技術までを支えている企業です。「圧延」という言葉をご存じでしょうか?回転するロールの間に原材料を挟み込み、そのまま薄く伸ばしていく加工技術のことで、液晶テレビやスマートフォン・タブレットデバイスのディスプレイに使われる特殊光学フィルムやリチウムイオン電池の製造、紙や鋼材の生産や加工まで、様々な製品のものづくりに使われています。当社はそんな幅広い業界のお客様の要望に合わせ、世界最大級の直径4mに達する大型ロールやサブミクロン(1/10000mm台)の精度を持つ高精度ロールまで、芯材の設計・製作から表面処理までを一貫して手掛けています。また、表面の皮膜も各種めっきだけでなく、やわらかなテフロンコーティング、より硬いWC(タングステンカーバイト)溶射など、様々な用途に合わせたロールを製造しています。他にも製鉄所では当社の圧延用ワークロールだけでなく、モールドと呼ばれる溶けた鉄が流し込まれる連続鋳造用設備鋳型も使用されています。1500℃を超える溶鉄との摩擦により削り取られていくモールドをいかに長持ちさせるか、そこに当社の被膜の高い技術と品質が結集していると言っても過言ではありません。また、モールド事業の海外への展開を進めており、インドにモールド製造合弁会社を設立。さらなる活躍のフィールドも広がっています。当社は創業100年超の企業ですが、常に新しいことに挑戦することで成長を続けてきました。近年では微細精密彫刻用に超快削性Ni合金皮膜を開発、次世代ソーラーパネルに使われる集光用レンズ製作用の金型として応用が進められています。また、ダイヤモンドの次に硬いDLC(Diamond-Like Carbon)に高導電性を持たせた新皮膜は米国の学会で高く評価され、感銘賞を受賞しました。この他にも日本の主力ロケットのメインエンジンの製造に当社の銅電鋳技術が使われていること、2008年のノーベル物理学賞受賞に貢献していることなど、紹介したい事がたくさんあります。また、この高い技術力を実現する現場技能力も評価され、2018年には厚生労働省より「現代の名工」を受賞、2020年にはものづくり日本大賞で「内閣総理大臣賞」を受賞しています。
複合めっき技術で作られた超撥水めっき「テフメタルコート」。野村鍍金は優れた表面処理技術でお客様のご要望を形にします。