(株)エヌエスシィ

私が所属する金型グループは、当社の岡山県・中国・タイにある3工場での製品製造に使用する金型製作を行っています。私は主にパーツを図面通りに組み立てていく「型組み」と呼ばれる作業を担当。大きいものだと縦横1メートル以上にもなり、クレーンを操作しながら2日がかりで組み上げ、パーツの数も100を超えます。ほかに金型のメンテナンスも担当しており、汚れを電動ヤスリで落とし、新品のようにきれいになっていく様子は、見ていてワクワクします。
もともと模型が好きで、ものづくりに携わりたいと考えていたのですが、この仕事はいくつものパーツを組み合わせカタチにしていく、まさに「つくる」を実感できる仕事。いずれは先輩方のように設計部門と協力して新たなパーツをつくったり、工具を自作したり、よりよいものづくりに貢献できるエンジニアになっていきたいですね。設計から製造まで自社一貫生産をしているので、幅広い知識を吸収できるのも当社の魅力です。
（金型グループ 伊賀義博　2020年入社／大阪産業大学　建築環境デザイン学科卒）

ものづくりを通じてグローバルに活躍したいとの思いから、グローバル生産体制を構築しているエヌエスシイへの入社を決めました。私が入社する少し前に新設されたグローバル支援グループは、当社の岡山工場に加え海外製造拠点の中国・タイ工場の改善を推進することを使命とした部署。「グローバルに活躍できる人材になりたい」という私の希望が叶うワクワクした気持ちの反面、1年目でまだ何もわからないのに改善支援なんてできるだろうかという不安な気持ちもありました。そんな私の不安を払拭してくれたのは、先輩が根気よく丁寧に指導してくれたことと、そして何よりも楽しそうに仕事をしている姿でした。
入社から1年が経つ中、私が今、取り組んでいるのは、よりよい製品をつくるための新たな加工方法の確立です。先輩の指導のもと、機械のプログラムの開発・設計をメインで担当し、加工不良の削減に向けて試行錯誤を繰り返しています。新人のうちからいろいろなことにチャレンジさせてもらえるのは当社の大きな魅力です。多様な知識を吸収し、入社3年後には海外拠点で改善を主導できるようなエンジニアに成長していきたいと意欲を燃やしています。
（グローバル支援グループ　宇都宮将望　2020年入社／大阪産業大学　機械工学科卒）