主にポケモン。初代・金銀の開発史考察多し。
QLOOKアクセス解析
未分類RSS|

初代ポケモン 資料集

何かと役立つ(であろう事を期待している)初代の資料集。
動く手持ちアイコン1-02ポケモンの内部データ番号
動く手持ちアイコン1-10種族値一覧
動く手持ちアイコン1-01技の内部データ番号
動く手持ちアイコン1-08専用技について
ライバルくん名有りトレーナーの詳細
歩く主人公くん赤緑青版
主Pピカチュウ版
お兄さんAゲームフリーク社内人気投票


オーキドトップページに戻る



「技の詳細」は、追加効果発動率の値が誤っている可能性があるため検証した後修正し再掲載します。



ポケモンの内部データ番号
ポケモン 内部番号表改





ちなみに、こんなのも作ってみました。
ポケモン 内部番号表改 キャラデザ

キャラデザが確定している(らしい)ポケモンの背景色を変えてみました。
青…杉森建氏
緑…森本茂樹氏
赤…にしだあつこ氏 です。


聞いた話によると、古い書籍に
西田敦子さんはピカチュウなどのかわいいポケモンをデザインしたが、ヤドランやナッシーのようなちょっと変わったポケモンのデザイナーでもあるのだ
という記述があったらしいのですが…。現在調査中、といったところですかね。

ちなみに初代の151種のキャラデザは上記3人に「藤原基史」氏を加えた4人で行われていたそうです。




種族値一覧

初代種族値一覧 改




擬似合計種族値上位陣のメンツはこんな感じ。
初代高種族値組

メンツもそうですが、結構意外な傾向がちらほらありますね。三鳥や化石コンビがそれぞれバラバラだったりとか。



擬似合計種族値と金銀以降の合計種族値を比較したとき、特殊分離の際の影響で変わらない奴もいれば上がった奴、下がった奴もいます。



技の内部データ番号
技 内部データ番号表α

ちょっとだけ補足を。

内部データ番号00は「何も技が無いこと」を表すものです。
例えば「どくばり・いとをはく」という技構成のビードルの場合、内部データ上では「28-51-00-00」という風に値が並んでいるという事になります。







専用技について

「専用技」という括りは、一般的には「1種のポケモン、あるいは1種の進化系列のみ習得できる技」といった感じのニュアンスですが
僕はこれを真専用技if 専用技準専用技if 準専用技の4パターンに細かく分類分けしてみました。もちろんこれらは僕が勝手に考えた便宜上の呼称です。


・原則としてミュウの存在は考慮しません。元々ミュウは開発終盤にとあるスタッフが空いた領域にお遊びでこっそり入れたデータですからね。
if 準に関しては最早偶然の産物なんじゃないかというものが大半を占めていますが大目に見てください((



◆真専用技 ― 1種のポケモン、あるいは1種の進化系列のみ習得できる技(広義での「専用技」)
技名習得ポケ備考
ダブルニードルスピアー
風起こしポッポ系列ピカ版ではバタフリーも習得できるようになった
必殺前歯
怒りの前歯
コラッタ系列真専用技が2つある
蛇睨みアーボ系列タイプ不一致
花弁の舞ナゾノクサ系列
キノコの胞子パラス系列
スプーン曲げユンゲラー
フーディン
ユンゲラー、フーディンがスプーン曲げを習得できるようになったのはピカ版から。
赤緑青版では設定ミスなのか習得できない(厳密に言うと「レベルアップ習得技に設定されていない」)。
なので実質習得ポケ皆無な技。指を振る経由でしか使う事が出来ない技。「専用技」という括りすらも超越した技だった
けたぐりワンリキー系列ピカ版ではマンキー系列も習得できるようになった
殻で挟むシェルダー系列
ナイトヘッドゴース系列
クラブハンマークラブ系列自身の名前(クラブ)を技名に冠している
玉投げタマタマ系列タイプ不一致
ホネ棍棒
ホネブーメラン
カラカラ系列真専用技が2つある
いずれも技名に「ホネ」というフレーズを冠している
回し蹴り
飛び蹴り
飛び膝蹴り
サワムラー真専用技が3つある
タマゴ産みラッキー真専用技だが技マシン41での習得。レベルアップでは習得できない
ピヨピヨパンチガルーラ
滝登りトサキント系列
悪魔のキッスルージュラタイプ不一致
変身メタモン一応ミュウもレベルアップで習得できる
跳ねるコイキングタイプ不一致
テクスチャー
角張る
ポリゴン真専用技が2つある



◆if 専用技 ― もしも技マシンに収録されていなかったら真専用技になっていた技
No.技名習得ポケ備考
5メガトンキックサワムラー
16ネコに小判ニャース系列
17地獄車ワンリキー系列
18カウンターエビワラー
28穴を掘るディグダ系列
30テレポートケーシィ系列
32影分身ストライク
35指を振るピッピ系列一応ミュウもレベルアップで習得できる
40ロケット頭突きゼニガメ系列
42夢喰いゴース系列
43ゴッドバードファイヤー
50身代わりバリヤード



◆準専用技 ― 2種のポケモン、あるいは進化系列のみ習得できる技
技名習得ポケ
備考
宿り木のタネフシギダネ系列タマタマ
蔓のムチマダツボミ系列ピカ版ではモンジャラも習得できるようになった
葉っぱカッター
糸を吐くキャタピービードル
ミサイル針スピアーサンダース後者はタイプ不一致
オウム返しポッポ系列オニスズメ系列
吠えるロコン系列ガーディ系列両者共にタイプ不一致
空手チョップマンキー系列ワンリキー系列両者共にタイプ不一致
絡みつくメノクラゲ系列モンジャラ両者共にタイプ不一致
岩落としイシツブテ系列イワーク
ソニックブームコイル系列ビリリダマ系列両者共にタイプ不一致
オーロラビームパウワウ系列シェルダー系列両者共に未進化形態の時はタイプ不一致
ピカ版ではシャワーズも習得できるようになった
棘キャノンパルシェンオムナイト系列両者共にタイプ不一致
ヘドロ攻撃ベトベター系列ドガース系列
毒ガススリープ系列後者はタイプ不一致
溶けるシャワーズ後者はタイプ不一致
舌で舐めるゴース系列ルージュラ後者はタイプ不一致
ベロリンガはこの技を習得できない
挟むクラブ系列カイロス両者共にタイプ不一致
ハサミギロチン両者共にタイプ不一致
締め付けるイワークモンジャラ両者共にタイプ不一致
ピカ版ではカイロスも習得できるようになった
タマゴ爆弾タマタマ系列ラッキー前者はタイプ不一致
両者共に技マシン37での習得。レベルアップでは習得できない
連続パンチエビワラーガルーラ前者はタイプ不一致
雷パンチエレブー前者はタイプ不一致
炎のパンチブーバー前者はタイプ不一致
冷凍パンチルージュラ前者はタイプ不一致
スモッグドガース系列ブーバー後者はタイプ不一致
ピカ版ではブースターも習得できるようになった




◆if 準専用技 ― もしも技マシンに収録されていなかったら準専用技になっていた技
No.技名ポケモン名
備考
1メガトンパンチエビワラーガルーラ前者はタイプ不一致
4吹き飛ばしバタフリーポッポ系列
14吹雪ルージュラフリーザー
23龍の怒りギャラドスミニリュウ系列前者はタイプ不一致
26地震ディグダ系列イシツブテ系列
33リフレクターユンゲラー
フーディン
タマタマ
49トライアタックドードー系列ポリゴン




こうやって見てみると、色々気付く事がありますね。


こうして専用技を4パターンに分類してみましたが、これとはまた別の分類法も考えられます。
最初からこのポケモン(あるいは進化系列)の専用技にする“つもり”で考案された技なのか、あるいは
元々そういうつもりではなかったが最終的に習得できるポケモンがそいつだけになり事実上専用技という形に収まった技なのか
という分類です。
コレはぶっちゃけ人それぞれの主観によるモノですが、こういう視点で鑑みるのも重要だと思うんですよ。




名有りトレーナーの詳細



名有りトレーナーRGB

赤字は「技マシンに収録されている技」です。

よく見てみると各トレーナーは切り札ポジションのポケモンにのみ技マシンを使っている事が分かります。
唯一の例外(?)であるライバルのピジョットも、まぁ御三家の次に古い仲ですし納得しがたい訳ではないでしょう(適当)

もうひとつ読み取れる傾向として、みんな上から3番目の技を上書きして覚えさせているという特徴があります。
…なんで3番目なのかまでは流石によく分かりませんがwww


ちなみに、これらの「傾向」から鑑みるにワタルのカイリューのバリアーは没になった技マシンの名残りである可能性が非常に高いんです。
というかこのバリアーの説明をしたいが為に作り始めた画像なんですよコレwwwwww
たびたびネタにされている辺り不憫でなりませんね…。



ところで、このメンツの中にオーキド博士が混ざっている事に驚いた方もいらっしゃるかもしれませんね。
彼は「オーキドせんせい」という肩書きを引っさげて主人公とバトルをする没キャラクターです。…はい、没になったキャラなんです。

チャンピオンよりもレベルが高かったり、主人公にもライバルにも選ばれなかった「最後の御三家」を手持ちに入れていたり等、色々想像を掻き立てられますよね。

オーキドせんせいは内部データ上には残っているのでバグ技なんかを駆使すると戦う事ができます。
ただ、その場合必ずしも↑の表に載せてあるような感じになる訳ではありません。
全く関係無いモブトレーナー(はぐれ研究員とか)の手持ちのデータが読み込まれたり、けつばんを繰り出してきたり等もしょっちゅう起こるので試す場合は一応留意して下さいね。






ピカチュウ
名有りトレーナーY


赤が「ジムリーダーから貰える技マシンに収録されている技」青が「技マシンに収録されている技」と色分けをしてみました。
赤緑青版では貧弱っぷりが目立っていた技構成も、ピカチュウ版では上述の技マシン使用の制限が解かれ非常に強化されていますね。

主人公がピカチュウ・ライバルがイーブイを最初に入手するピカチュウ版では、
オーキド研究所での最初のバトル(以下「A」とする)トキワシティ西の道路での序盤でのバトル(以下「B」とする)での戦績によって
ライバルのイーブイの進化先が変化するという仕様になっています。
AB両方で勝つとサンダースに、どちらか一方で勝つとブースターに、両方で勝てなかった場合はシャワーズになります。


また、ピカチュウ版にもオーキドせんせいのデータは一応存在しています。





GIFにしてみました。
※めちゃくちゃチカチカするので注意





ゲームフリーク社内人気投票

ポケモン関連の書籍で、ちょっと気になる文章があったので…。

当時のゲームフリーク社内広報(1992年 11月号)を見ると、その年の10月に第1回目の人気投票がおこなわれていたことがわかる。
そこには、当時80体ほど考案されていたモンスターから、上位3体だけが発表されている。その意外な結果を、ここに転載してみよう。

『ポケットモンスター』人気投票結果発表!
全員参加の投票の結果、人気モンスターは以下の通りになりました。
1位、ナッシー
2位、ヤドラン
3位、ピッピ
以下、ベトベター、タマタマ、カラカラ、ニドラン(メス)、フシギソウ……といったような感じで続きます。結果を見たかぎりでは、合体型のモンスター(つまりヒトクセありそうなやつ)や、ピッピ、カラカラといったように、可愛いタイプのモンスターに人気が集中したようです――――。


この頃には、まだピカチュウもニャースもいなかったとはいえ、いまのポケモンの人気状況からすると、非常に意外な結果だといえる。
なぜナッシーが1位になったのかは、いまとなってはわからない。ただ、ここに登場するポケモンのなかで、もっとも従来のRPGらしかぬデザインのものがナッシーであることを考えると、ゲームフリークがそれだけ『ポケットモンスター』というゲームに独自性を求めていたのがうかがえるだろう。
その後、同様の人気投票は幾度となく繰り返された。


ゲームフリーク 遊びの基準を塗り替えるクリエイティブ集団(とみさわ昭仁・著、メディアファクトリー刊) 106頁-107頁より引用




この人気投票に名前が挙がっているポケモン達には内部番号が若いという共通点(?)があります。

ポケモン 内部番号表改 人気投票

ニドランが♀という記号ではなく(メス)とカッコ括りの表記になっている点も地味に見逃せませんね。
というか、この頃から既にオス・メスの2パターンが存在するという設定(キャラ付け?)だったんですね。








オーキドトップページにもどるオーキド






ポケットモンスターシリーズ・攻略ブログ

 
スポンサーサイト



  1. 2013/12/26(木) 18:47:00|
  2. 未分類|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)