最終更新日:2021/12/25

北陽電機(株)

業種

  • 精密機器
  • 機械
  • 半導体・電子・電気機器
  • その他電子・電気関連

基本情報

本社
大阪府
資本金
5,000万円
売上高
107億円(2021年3月実績)
従業員
240名(2021年4月現在)

最先端センシングコントロール技術を独自開発。「新しいものを探求し、創りあげていく」

会社紹介記事

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創業以来70年以上に亘り、最先端のテクノロジーに加え独自の技術を駆使。今後、ますます産業界に貢献できる商品の創出を、当社は推進していきます。
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「企業はひとなり」これは北陽電機の企業理念です。ひとが育って会社が育つからこそ、私たちは若い術者と成長していきたいと考えています。

ものづくり現場の安全を守る装置からロボット技術まで。最先端技術で未来を変えよう!

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「オンリーワンを目指す」。これは決して生やさしいことではありません。次の世代へ技術をしっかりと継承し、さらに深化させる社風が北陽電機にはあります。(森さん)

■ロボットや自動運転自動車など、未来を担うレーザ分野!
私たちは「光」を使ったセンサーをメインに、開発から販売までを行うメーカーです。
これまで、工場の自動化ラインに使う光電スイッチやイメージセンサなどが主力商品でしたが、
ここ数年で急速に伸びてきた事業があります。それはレーザ分野。なかでも距離センサは、売上げの半分を占めるまでになっており、そこに大注目しているのがロボット業界です。2005年に開催された『愛知万博』では、出品されたロボットの半数以上に、なんと私たちが開発したセンサを採用していました!北陽の技術が、世界中から注目されるきっかけとなりました。
また、鉄道、高速道路といったインフラ分野でも活躍の場が広がってきました。さらに、自動車運転の自動化においてもレーザが主役となりそうで、開発量も急激に増えているんですよ。

■技術が第一。それが、北陽のDNA
レーザ分野では先駆者的な存在ではありますが、ライバルも増えてきています。そこに勝つためには、みんながやらないこと、やれないことに取り組み、それを克服していくことが必須です。そのために必要な技術力を大切にすることは、長年育まれてきた北陽電機のDNAでもあります。
また、ニッチな製品のすべての分野で勝たなければならない私たちにとって、高い専門的知識は必要不可欠。「専門は深く、その他の知識は広く」をポリシーに、各分野のプロフェッショナルを育て、そのプロフェッショナルたちがともに取り組むことで、挑戦しつづけているのです。

■「学び」は入社後からが大事!
21世紀に入り、安心、安全があらゆる業界で基本コンセプトになりました。その危険を回避するためのセンシング技術は今、最重視されています。皆さんに馴染みのない工場のなかから鉄道、車といった身近なもの、さらには未来に通じるロボット技術にまでチャレンジしている私たち。今まで、学校でさまざまなことを学んでこられたかと思います。いや、もしかしたらあまりその知識に自信がない方もいらっしゃるかもしれませんね。しかし実は、会社に入ってからどれだけ勉強してどれだけ成長できるかが大事。あなたのその伸びしろに期待しています。

(上席執行役員 経営企画本部長 森 利宏)

会社データ

事業内容
当社は、各種センサー、通信機をメインにカウンター、自動ドアなど安心・安全、そして利便性の高い生活環境に繋がる製品の開発から販売まで行うメーカーです。

【光データ伝送装置】
光を活用した無線式データ伝送装置。無人搬送台車や立体自動倉庫のスタッカークレーンなど特に搬送業界をはじめとした幅広い現場で活躍しています。
●製品
・赤外線データ伝送機器・省配線光データ伝送機器・光リモコン機器など
【センサ】
自動制御に必要不可欠なセンサ。用途に合わせた幅広いラインナップはもとより、お客様のニーズに合わせた開発にも積極的に取り組んでいます。
●製品
・測域センサ・レーザセンサ・インテリジェントセンサ・光学センサ・距離センサ・鉄鋼設備用センサなど

【計測機器・カウンタ】
生産現場において、生産量の把握や低調制御、自動制御などに利用されています。
・CCD応用外形測定器・CCD応用変位計・CCD応用イメージセンサ・電子カウンタ・電磁カウンタ・回転式カウンタなど

【自動ドア】
高性能化と高安全性を併せ持った製品作りを追求し、開発しています。
・自動ドア・回転ドア・遮断機・身体障害者用トイレシステム・特定者入室管理システムなど


<オーダー開発と自主開発。2つの流れで技術革新に挑む!>
当社の開発の流れは、大きく2つに分かれています。1つは、お客様の要望に合った製品を作るオーダー開発。依頼のあった案件に対して、オリジナリティにこだわりながらプロジェクトを進めていきます。さらに品質を向上させるためや、コスト削減のための開発もこちらに含まれます。
また、オーダー開発と平行して進められるのが自主開発。こちらは、技術者が自分の発想をカタチにするために挑戦している研究開発。新たなテーマのもとで、最先端のその先を行く技術を生み出しています。この2つの開発がバランスよく進むことにより、全く新しい製品をコンスタントに世に送り出すことが可能なのです。

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お客様のご要望に応える「オーダー開発」。世の中のニーズに応える「自主開発」。2つの開発で、革新的な製品をこれまでに、様々開発してきた北陽電機。

本社郵便番号 550-0002
本社所在地 大阪市西区江戸堀1-9-6 肥後橋ユニオンビル
本社電話番号 06-6441-2212
設立 1946(昭和21)年4月8日
資本金 5,000万円
従業員 240名(2021年4月現在)
売上高 107億円(2021年3月実績)
事業所 ■本社/大阪市西区江戸堀1-9-6 肥後橋ユニオンビル
■東京支店/東京都港区新橋2-21-1 新橋駅前2号ビル
■静岡営業所/静岡市駿河区南町3-10 クールドノール102
■名古屋営業所/名古屋市中村区名駅南1-21-19 名駅サウスサイドスクエア
■大阪営業所/大阪市西区江戸堀1-9-6 肥後橋ユニオンビル
■九州営業所/北九州市小倉北区浅野2-11-15 KMMビル別館
■広域・海外営業部/大阪市西区江戸堀1-9-6 肥後橋ユニオンビル
■豊中事業所/大阪府豊中市神州町1-37
■エントランス事業部/大阪府豊中市神州町1-37
主な取引先 <制御機器関係(50音順・敬称略)>
■国内
(株)IHI/(株)クボタ/(株)神戸製鋼所/サッポロビール(株)/三和シヤッター工業(株)/JFEスチール(株)/シャープ(株)/シンフォニアテクノロジー(株)/新日鐵住金(株)/住友重機械工業(株)/住友電気工業(株)/綜合警備保障(株)/ソニー(株)/大日本スクリーン製造(株)/(株)ダイフク/(株)タクマ/津田駒工業(株)/東京エレクトロン(株)/(株)東芝/東レ(株)/トヨタ自動車(株)/(株)豊田自動織機/日産自動車(株)/日本エレベーター製造(株)/日本オーチス・エレベータ(株)/日本電気(株)/ニチユ三菱フォークリフト(株)/(株)日立製作所/日立造船(株)/(株)日立ハイテクノロジーズ/富士機械製造(株)/富士電機(株)/ブリヂストン(株)/古野電気(株)/パナソニック(株)/三菱重工業(株)/三菱電機(株)/村田機械(株)/(株)森精機製作所/(株)安川電機/ヤマハ発動機(株)/横河電機(株)/横浜ゴム(株)/YKKAP(株)

■海外
AMD Advnaced Micro Devices, Inc. /AMAT Applied Materials, Inc. /AUO AU Optronics Corp. /Brooks Automation, Inc. /Carl Zeiss, Inc. /CMO Chimei Optoelectronic Corp. /CSC China Steel Corporation /CPT Chunghwa Picture Tubes, Ltd. /GM General Motors Corporation /Hynix Semiconductor Inc. /現代 Hyundai Motor Compnay /IMFT IM Flash Technologies /インテル Intel Corporation /IBM International Business Machines Corporation /Jervis B. Webb Company /KLA-Tencor Corporation /LG LG.Philips LCD Ltd. /Micron Technology, Inc. /Nanya Technology Corporation /POSCO Pohang Iron and Steel Co., Ltd. /三星 Samsung Electronics Co.,Ltd. /TSMC Taiwan Semiconductor Manufacturing Company /UMC United Microelectronics Corporation
先輩社員インタビュー 1 営業本部 営業管理課 Y・F(大阪工業大学 工学部 電子情報通信工学科卒)

■入社のきっかけ
大学では工学部だったので、自律走行のロボット業界の賞を獲っているセンサがあったり、『愛知万博』での活躍を知り、おもしろい会社だ!と思ったのが当社に興味を持ったきっかけでした。もちろん、志望は技術職。しかし、話を聞くうちに「提案型営業」というスタイルにおもしろいなと感じて営業職に転じて入社しました。

■営業職とその魅力
入社1年目は、営業担当としてお客様先に行き商談をする毎日。主なお客様はロボット関係、工場、少ないですが公共機関などもあります。当社の営業は、例えばひとつのセンサでもさまざまな使い方ができるので、こちらからお客様のニーズにあわせていろんな提案ができるのが魅力です。お客様と一緒にひとつのプロジェクトに携われ、しかも、技術的知識も必要になってくるので、大学での知識も活かせます。自分の提案で、何か新しいことが生まれる!という喜びはいちばんのやりがいですね。
そして、入社3年目の現在は営業管理課という部署にいます。この部署はいわゆる営業担当者と技術者との橋渡しを行い、営業をカスタマーサービスの分野でサポートするポジション。より技術的な知識も問われるようになっているので、日々勉強ですが、案件に携わるごとに知識が増えていくので楽しいです。

■将来の目標
当社に入社するきっかけとなったロボットですが、産業向けだけでなく将来は一般家庭にも普及していけるよう、当社の技術を向上させていかなければ、と思います。私は営業職として、そのヒントや素材が落ちているお客様に積極的に接することで、お客様からだけではなく、自らもニーズを先読みして、その開発に貢献できれば!と思っています。
先輩社員インタビュー 2 技術本部 技術部 K・O(京都工芸繊維大学 工芸学部 電機情報工学科卒)

■現在の仕事内容
ロボットや、人の混雑具合を測定できるレーザ技術など、レンジセンサに興味を持って入社したのですが、配属されたのはリモコンなどに代表される光データ伝送装置系の部署。最初は、「え~っ!」と思ったのですが、今ではやればやるほどハマっています(笑)。
現在開発に取り組んでいるのは、「100メガ・イーサネットタイプデータ伝送」といわれるもの。例えば、搬送業界などの倉庫で大きい棚にある商品をロボットが探して取るというときに使われるものです。
1、2年目は先輩社員のもとで開発に携わっていたのですが、3年目から独り立ち。4年目にこの装置を誕生させて、1年かかって旅立たせました。

■やりがい、そしてこれからの目標
自分の担当製品を持った途端、その思い入れがまったく違います!まさに、我が子のようとはよく言ったものだと思いますね。また、本当にわからないことだらけで先輩に聞いてばかりだった3年目に比べ、今ではだんだんと自分で判断し、取り組めることが増えました。日に日に自分の成長が肌で感じられることは、ひとつのやりがいですね。
こうして、技術的な向上を図りながら例えば、このデータ伝送装置の小型化にチャレンジしていくなど、すぐ目の前に目標がありチャレンジできることもこの仕事の醍醐味です。
将来的には、レンジセンサの“将来性”にも取り組みたいです。自分がつくったものが街中で活躍している姿を見られるような開発に、いつか携われたらうれしいです!

■北陽電機の社風
会社の魅力は、「人」。例えば、先輩社員が教育者となって後輩社員達に講義するという教育システムでは、まさに人が人を育て、それが技術を育てていると実感します。教える側も、よりわかりやすく教えるために勉強しさらに技術力が上がることで、伝授する内容が向上します。また、先輩方が講師なので生徒側もその場でコミュニケーションが取りやすいし、業務に戻っても話しやすいので技術向上の相乗効果が生まれていると感じます。
ちなみに、私は定時退社がほとんど。オンオフの切り替えがしやすい環境をよしとする社風も魅力だと思いますよ!
取引銀行 三菱東京UFJ銀行/商工組合中央金庫/三井住友銀行/りそな銀行/近畿大阪銀行
都心近くの開発・生産拠点 ロボットの開発競争が加速するなか、企業や大学からの受注は増え続けています。
従来の工場では、生産が追いつかず、そのため2011年、大阪府豊中市に研究開発・生産拠点として豊中事業所を建設しました。
5階建て、延べ床面積約5,600平方メートル。生産能力が約3倍に増えました。
また、生産性が向上することに加えて、新技術の開発環境の点でもメリットは大きいのです。というのも、レーザーで距離を測るためには実際にレーザーを飛ばす空間が必要となりますから、広い空間があればそれだけ様々なバリエーションのセンサ開発に着手できるのです。
今後の技術開発計画 現在当社では、開発したセンサをエンドユーザーであるお客様向けに、どうカスタマイズしていくかまで考えた技術開発を進めています。その方向性に変わりはありません。

ただ、その一方で、センサのソフトウェアのオープン化を図ろうともしています。つまり、もととなるセンサの情報を公開することで、お客様が自分たちの手で自由にカスタマイズできるようにしていこうと。当然ながら、当社の技術者の数には限りがあります。ということは、開発できるものの数にも限りがある。営業にしても同じで、提案できる件数には限りがあります。

けれど、ソフトウェアを公開すればそれは無限になり、当社のセンサが世界中のありとあらゆるシーンで使われることになるのです。実はアメリカのメーカーでは、既にこの手法が盛んに行われています。そこで当社も今後海外を中心に、こうした展開にも力を入れていく計画です。
沿革
  • 1946年
    • 北陽産業(株)を、資本金18万円、社員数10名にて創立。
  • 1949年
    • 社名を北陽電機(株)に変更。
  • 1954年
    • 光電センサ第1号機完成。
  • 1955年
    • 東京出張所を開設。十三工場増築。
  • 1956年
    • 自動ドア発売。
  • 1964年
    • 本社を梅田新道国道ビルに移転。全社的な総合品質管理をスタートさせる。
  • 1967年
    • 生産機種増大によるライン拡充のため、大阪市淀川区に三国工場を開設。
  • 1970年
    • 電子カウンタの本格発売開始。
  • 1972年
    • マイクロ波センサ発売。
  • 1974年
    • レーザセンサを発売。
  • 1977年
    • 紫外線式光電センサ発売。
  • 1979年
    • マイコン搭載機種の需要本格化。システム機器の開発が相次ぐ。
      小型光電センサ、光データ伝送装置、パターン検査装置を開発。
  • 1980年
    • 光ファイバ式光電センサ、不揮発メモリ電子カウンタ発売。
  • 1984年
    • 初の液晶表示電子カウンタ、光学式文字読取装置、1ミクロンタイプ光学式外径測定器発売。
  • 1987年~
    • 近接センサ発売(1987年)。
      産業用光リモコン装置発売(1988年)。
      画像認識装置発売(1995年)。
  • 1997年
    • イメージセンサ変位計、LED式リニア測長センサ、光式距離センサ発売。
      ISO9001国際規格を取得。
  • 2001年~
    • 障害物検知用光電センサを発売(2001年)。
      ISO14000国際規格を取得(2004年)。
      次世代知能ロボット用測域センサを発売(2004年)。
  • 2006年
    • 経済産業省より「今年のロボット大賞2006」で優秀賞を受賞。
  • 2007年
    • 経済産業省より「元気なモノ作り中小企業300 2007年度版」に選定される。
  • 2009年
    • 測域センサが2008年度日本機械学会賞(技術)を受賞
  • 2010年
    • 韓国現地法人HOKUYO KOREA CO.,LTDを設立
  • 2011年
    • 大阪府豊中市に豊中事業所を開設
  • 2016年
    • 米国現地法人Hokuyo Automatic USA Corporationを設立
  • 2017年
    • オランダに、Amsterdam Branchを開設
  • 2018年
    • 本社を現在の肥後橋ユニオンビルに移転。

働き方データ

  • 平均勤続勤務年数
    平均勤続勤務年数
    • 14.7年
    2019年度
  • 月平均所定外労働時間(前年度実績)
    月平均所定外労働時間(前年度実績)
    • 8.9時間
    2019年度
  • 平均有給休暇取得日数(前年度実績)
    平均有給休暇取得日数(前年度実績)
    • 15.3日
    2019年度
  • 前年度の育児休業取得対象者数(男女別)
    前年度の育児休業取得対象者数(男女別)(女性) 前年度の育児休業取得対象者数(男女別)(男性) 前年度の育児休業取得対象者数(男女別)(合計)
    対象者 2名 5名 7名
    2019年度
  • 前年度の育児休業取得者数(男女別)
    前年度の育児休業取得者数(男女別)(女性) 前年度の育児休業取得者数(男女別)(男性) 前年度の育児休業取得者数(男女別)(合計)
    取得者 2名 0名 2名
    2019年度
  • 役員及び管理的地位にある者に占める女性の割合
    役員及び管理的地位にある者に占める女性の割合
    • 0.0%
      (4名中0名)
    • 2019年度

会社概要に記載されている内容はマイナビ2022に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2023年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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