(株)明興テクノス

かつて、自宅が豪雨による停電被害に遭いました。この体験から、電気や水道などインフラ整備に関わる仕事に就き、社会に貢献したいと考え、当社を志望しました。3カ月の新入社員研修を経て、水道施設の電気設備設計部門に配属。初仕事は、水源地の取水ポンプ場です。住民の飲み水を生み出す設備は、使用する電力も桁違いに大きくダイナミック。学生時代に学んだ基礎知識を元に、上司の指導のもと、配電盤やポンプ、ろ過装置、非常時の発電装置等の施工図を2カ月かけ作成しました。3年目となった今は、電気施工管理技士の資格に向け勉強しています。
職場は風通しがよく、部署の垣根を越え互いに話しやすく、仕事上の悩みもよく聞いてもらえます。ある時、先輩から「新しい仕事を覚えるとやりがいを感じる。その積み重ねがやがて自分の中で形になる」と教わりました。難しいこと、新しいことに前向きな姿勢で挑戦し、総合的な力を備える技術者として人々の暮らしを支えたいですね。
（枦山和史さん　技術本部技術部設計課　2019年入社）

明興テクノスは上下水道や各種プラントの電気設備工事を、配電・制御盤製造から、設計、システム開発、施工、監視までを一貫して請け負い、九州から全国へ営業網を広げています。私は、上下水道設備や河川ダムに設置した各種機器を遠隔操作する制御プログラム（ラダー）や、監視ソフトの開発を担当しています。また各設備の流量や水位をモニタリングする監視業務のほか、顧客へのシステム提案も行っています。
4年ほど前、上司から県内のある水道施設の工程管理を任されました。初めて現場代理人となり、機器設置工事、配線や通電、自ら作った制御プログラムの試運転や調整まで、現場で必要な業務を一通り経験ました。住宅の蛇口から水が出るのは当たり前のこと。その日常を変わりなく支える使命と責任を改めて自覚するとともに、どんな業務にも対応できる自信がつきました。
今後は、大型台風やゲリラ豪雨、落雷などさまざまな気象条件に迅速に対応するため、タブレット端末を活用しながら監視システムの使い勝手を一層進化させ、人々の安心に貢献したいと思います。
（濱田貴也さん　システム本部システム開発部システム課　2014年入社）