(株)梅本商行

梅本商行は1869年（明治2年）創業の鉄鋼製品の卸売会社です。当時開港して間もない神戸でフランス製の洋鉄地金を調達販売したのがルーツで、1872年には他に先駆けて洋釘の輸入を開始して国内に広げました。現在では釘をはじめとする線材製品を主体に、鉄鋼加工建材、カラー鋼板、化成品など幅広い製品を扱っており、線材製品においては高いシェアを誇っています。卸業というB to B主体の会社ですから社名はあまり知られていませんが、私たちの製品は建築、土木、製造業、農林水産など幅広い産業分野の基礎を支えています。
一番の強みは、長い歴史の中で培ってきた商品や得意先企業に対する『目利き』です。仕入先も販売先もプロというビジネスの中で、お客様のニーズを読み取り、最適な商品を提案・調達することが私たちの使命。広い知識が必要となる仕事ですが、要となるのがコミュニケーション能力です。相手の話を聞いて理解し、自分の考えを正確に伝えることが、信頼関係を構築する第一歩となるでしょう。最初は何も分からなくて当たり前です。仕事に真摯に向き合うことで、誰からも信頼される「一隅を照らす人」になってほしいと思っています。
（代表取締役社長　梅本利明さん）