ジオテクノス(株)

■今の仕事について
土壌汚染対策、埋設廃棄物対策の現場で、施工管理をしています。土壌汚染は、東京都豊洲市場などでも知られるように有害物質を含む土壌に関するもの、埋設廃棄物というのは有害物質などが埋められたものです。仕事全体としては土壌汚染対策が約8割程度を占めています。

■入社後の仕事について
入社後、最初に携わった仕事も、土壌汚染対策の現場でした。汚染された土壌の掘削と、DIM工法というDOWAが持つ原位置での土壌汚染対策工法の施工現場です。その当時の業務は、まず1日の作業内容を把握できるようになることでした。
私の大学での専門は環境工学で、保護樹林や保護木を対象とした植物生態学の研究をしていました。その当時、屋外のフィールドで行動していたことや、測量、CADなどの知識は入社後大きく役立っています。
反面、工事のことはほとんど知りませんでした。そのため、まず用語が理解できず最初は苦労しました。そのため、1年目には現場の作業員さんとよく話をするように、先輩から教えられました。初めは、作業員さんの見た目や年齢に萎縮していましたが、話していくうちに色々な知識も教わるようになり、非常に良い経験となりました。その結果もあって、2年ほどで用語はおおよそ身につけられたと思います。

■キャリア・スキルについて
当社の業務を通して、磨かれるスキルの一つは、コミュニケーション能力です。多くの関係者と仕事を進めていくため、日々養われます。もう一つのスキルは、業務管理能力です。工事の仕事の中には、さまざまな業務があり、自らその作業計画をたて、実際にスケジュール管理を行いながら現場管理を進めて行くことによって、タスク管理や作業の優先度づけなどを身につけていきます。

■これまでの仕事で嬉しかったこと、大変だったこと
担当している仕事の中で、嬉しかったことの一つは、自分で一から計画・施工した工事を無事納品できた時です。入社5年目に、初めて1人で任された現場でしたが、納品できた時はとても大きな達成感がありました。同時に、大変なことも、1人現場にはあります。安全管理・工程管理上必要とされる書類が多く、顧客対応も全て行わなければならないため、とにかく時間が足りません。先輩から指導を受け、現場作業の数をこなして、やり方を覚えていきます。

＜環境事業部／環境工事部／金子 朋朗／2012年入社＞