トラリピ設定 両建て


ゆったり投資でセミリタイアを目指すLeo(レオ)
@leo_investment)です。私はトラリピで930万円を運用して、10万円程度の不労所得を得られています。
運用残高はこちら

今日は禁じ手とされている、両建て戦略について機能するのかどうかを検証してみたいと思います。

USD/JPY,NZD/USDで両建てを検証中!
LEOの最新トラリピ設定はこちら


マネースクエア



両建てとハーフ&ハーフを組み合わせる

 
トラリピ戦略の一つとしてマネースクエアの公式サイトや数多くのトラリピブロガーたちが「ハーフ&ハーフ」でレンジの上側では売りを、下側では買いを設定することで資金効率を抑えながら利益を狙っていくことができると紹介しています。

LEO(レオ)も以前、ハーフ&ハーフ資金を抑えて利回りを上げる秘策と題して記事にしました。

しかし、ハーフアンドハーフを運用していくなかで頭に1つの疑問が浮かんで来ました。



IMG_6195

はたして本当に両建ては機能しないのか?



と。

有名ブロガーの方たちも、

・両建ては資金効率が悪くなるし、スワップポイントで負けるからするべきではない。

・ハーフ&ハーフがベストな戦略だ

と結論づけています。

例えば
豪ドルで4000万以上を運用しているねくさんは



⬇︎

IMG_6949
〜〜

と述べていますし。

トラリピのハーフアンドハーフ戦略で2年間で500万円以上稼いできた鈴さんは質問にこう回答しています。
         ⇩⇩⇩

       ⇩⇩⇩
両建て質問


両建て回答

〜〜

しかし果たして本当にそうでしょうか?

LEO(レオ)は

IMG_6195

一定の条件を考慮すれば両建ては有効である



と考えます。

ハーフ&ハーフと両建てを組み合わせた戦略イメージ図がこちらです。


両建て

長期チャートを見て、レンジ相場になっている通貨ペアの中値より上側は売りを、下側では買いを仕掛けるのが、ハーフ&ハーフ戦略でした。

ここに、過去15年チャートの中値からコアレンジと思われる上下数円分だけ(数ドル分だけ)それぞれレンジを広げます。

上図の網掛けの部分です。

この広げた部分が結果として両建てになるという戦略です。

この両建て運用する上でのポイントとして、

1.らくトラ運用試算表で資金が耐えられるか検証する。



らくトラ運用試算表で、両建ての必要資金とハーフ&ハーフでの必要資金を確認していきます。

両建て時の売り 3,676,080円


両建て ドル円 売り 



両建て時の買い 3,565,920円

両建て ドル円


 
ハーフ&ハーフ時の売り 2,163,000円

両建て ハーフハンドハーフ 売り


ハーフ&ハーフ時の買い 2,037,000円


両建て ハーフ&ハーフ 買い



両建て時の売り 3,676,080円
両建て時の買い 3,565,920円

ハーフ&ハーフ時の売り 2,163,000円
ハーフ&ハーフ時の買い 2,037,000円

マネースクエアは同じ通貨ペアで売りと買いで両方の設定をしているときは必要証拠金が大きい方がけが必要になる両建てMAX方式を採用しているため、
両建て時の売り 3,676,080円
ハーフ&ハーフ時の売り 2,163,000円
となるので自分の資金量と見合っているかを確認します。

2.両建てレンジを抜けた時に対象のトラリピを止める。

コアレンジは買いでも売りでも利益を求めて、コアレンジから外れたところで
片方の設定を終了します。
そのため長期チャートで中値付近にいる通過ペアのみを両建ての対象とします。


両建て




これがLEOの両建て戦略です。


なぜ両建てをするのかと聞かれたらそれは


IMG_6195

利益を平準化したいから



です。
ハーフ&ハーフ戦略をとって過去15年チャートの上半分(高値側)では売りを、下半分(安値側)では買いを設定したときに、それぞれ上昇した時、下降した時のどちらかしか利益を生めません。

それを上がっても下がっても利益がでるような設定をすれば利益が平準化できると考えます。

もちろんリスクについて事前に「らくトラ運用試算表」で見積る必要があります。
そこで無理がありそうだったら本数を減らせばいいのです。

そして、何か月後、何年後かに資金が増えてきたら本数を追加していく戦略です。

皆さんもぜひ、トライしてみてくださいね。




参考

IMG_6950




IMG_6195

チャートを研究して自分なりの戦略を確立するんだ!もちろん最初はレオの設定をそのままコピーして使ってもOKだぞう。


1.AUD/USD


高値1.1USD 安値0.6USD 中間値0.85USD 現在0.72USD近辺 



AUDUSD



2.USD/JPY


高値125円 安値75円 中間値100円 現在110円近辺 



USDJPYキャプチャ


3.EUR/JPY 


高値169円 安値94円 中間値131円 現在125円近辺 



EURJPY


4.EUR/USD


高値1.60USD 安値1.08USD 中間値1.34USD 現在1.13USD近辺 



EURUSD


5.NZD/USD


高値0.88USD 安値0.48USD 中間値0.68USD 現在0.68USD近辺 



NZDUSD


6.CAD/JPY


高値125円 安値68円 中間値96円 現在83円近辺 



CADJPY


7.AUD/JPY


高値107円 安値55円 中間値81円 現在79円近辺 



AUDJPY



8.GBP/JPY


高値251円 安値116円 中間値183円 現在144円近辺 

GBPJPY





スワップポイントかプラスかマイナスかも大事なポイントなので合わせて確認します。
マイナススワップが大きい場合、保有期間2ヶ月くらいでトータル利益がマイナスになってしまうことかあります。
例えば米ドルは一日74円のマイナスなので、1000通貨では一日7.4円のマイナスです。
600円の値動きを狙う場合、600÷7.4で81日(2ヶ月と20日間)を超えるとマイナスになります。

①決済トレールで利益金額を増やす、②マイナスが大きい設定はしないなどの対応が必要です。

ただ売りはブルベアのベアつまり、熊が上から襲いかかってくるように、一気に加工する性質があるため、①「決済トレール」をつけて利益幅を増やす対応でクリアできるとLeoは考えます。
IMG_6951

IMG_6785