私はトラリピで複数通貨を運用することで、月5万円の不労所得を得ています。
この記事では、私のトラリピ設定のうちUSD/JPYについて細かく解説します。
この記事通りマネして全然OKですよ。
ただし、資産運用は自己責任なのであしからず。
USD/JPYのトラリピ管理表
買 | 売 | |
レンジ | 75.497~105.395 | 105.697~135.595 |
トラップ値幅 | 0.302 | 0.302 |
トラップ本数 | 100本 | 100本 |
利益金額 | 811円 | 811円 |
私がトラリピで運用しているUSD/JPYの設定内容は上記の通りです。
「1回の注文でトラップは99本まで」という制限があったのですが、いつの間にか100本まとめて設定できるようになってました。
そのため、各通貨ペアの買いと売りそれぞれ99本のトラップを仕掛けていましたが、保有しているポジションが少なくなった通貨ペアから順次100本のトラップ本数で設定を組みなおすことにしました。
USD/JPYのレンジ
2002年の1月につけた最高値135.220をレンジの上限に、2011年10月につけた最安値75.570をレンジの下限としました。
チャートを過去に遡りすぎない
USD/JPYのチャートを過去に遡ってみると、対円に対してドルが高すぎる時期があります。
この時期は20年以上前であり、直感的に現実離れしているチャートだと思ったので考慮してません。
なぜなら、レンジを広く設定すればレンジを外れるリスクは低下しますが、トラップ間隔が広くなって利確チャンスが減るというデメリットのほうが大きいと考えたためです。
中央値は105.395円
最高値135.22ー最安値75.57=59.65
59.65÷2=29.825
最安値75.57+29.825=105.395→中央値
買いの上限=中央値の105.395として、買いと売りにそれぞれ100本のトラップを仕掛けました。
※売りの下限=中央値の105.395としても構いません。
トラップ値幅は買いと売りの両方確認しながら微調整
最高値135.220と最安値75.570をカバーするためにトラップ値幅を0.302にしました。
トラップ値幅を0.301にすると買いの下限が75.596となってしまい、最安値75.570をカバーできません。
トラップ値幅を0.302にすると、買いの下限が75.497になるので、最安値75.570がカバーできます。
売りのトラップ値幅も0.302にしてみて、最高値135.220がカバーできることを確認します。
最高値135.220をカバーするには売りのトラップ値幅は0.299で十分です。
ただ、買いと売りで値幅が違うのが気持ち悪いのと、若干余裕がある分にはリスク回避になるのでいいかなと思い、買いのトラップ値幅と合わせて0.302にしてます。
買の上限と売りの下限はトラップ値幅分開ける
買いの上限と売りの下限の間はトラップ値幅分間を開けます。
買いの上限:105.395
売りの下限:105.697
105.697-105.395=0.302=トラップ値幅
USD/JPYの利益金額
USD/JPYの利益金額を811円とした根拠については、以下の記事で例を挙げて紹介していますのでご覧ください。
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まとめ
私の設定は軍資金600万円&10通貨ペアの運用を考慮した内容になっています。
軍資金が60万円ならトラップ本数を50本にする。
軍資金が300万円なら運用する通貨ペアを4通貨ペアにする。
このように、トラリピに回せる軍資金次第で設定を変えたり、運用する通貨ペアを減らす必要があります。
この記事を読んで、自分に合った設定を考えてみて下さい。