プロジェクトにエンジニアメンバーを固定しないフレキシブルな開発体制が生む質とスピード
株式会社テックビーンズは、フリーのエンジニアとして活躍していたCEOの前川和浩氏が、技術力の高いメンバーを結集して設立したプロの技術者集団である。
WEBシステム開発やWEBサイト開発、スマートファンアプリ開発等をサーバーサイドからフロントエンドまで一括で対応しており、また、ローンチ後のシステムの保守・運用も手掛けている。
しかし、ただ保守・運用といっても、日常的な監視やメンテナンスを単に行うだけではなく、常にプロシージャーの中でもPDCAを回し、アップグレードや改善を行うのが専らとのこと。
開発にメインの主軸を置いたエンジニアリングサービスとなっている。
なお、保守・運用は、他社が開発した既存システムでも実施しており、前任者が手掛けたシステムを紐解き、深く理解することが求められるため、この様な対応姿勢が同社の技術力の高さを物語っている。
COOの岩井和希氏は、同社のエンジニアリングサービスが一般的なSESとは異なっている点を強調する。
通常、1つのプロジェクトに固定されたエンジニアが紐付くため、開発はそのエンジニアのスキルや経験、キャパシティーに依存することになり、フレキシブルな対応が難しい。
しかしながら、同社の場合は1つのプロジェクトの中で、何か特定の技術やスキルが必要になると、それを得意とするエンジニアがその都度担当する。
これにより、開発中のイレギュラーな事案や要望に対しても、柔軟かつスピーディーに対応できる。
また、プロジェクトにエンジニアを固定で紐付ける場合、要件が固まっていないと必要な技術やスキルが分からず、適任者をアサインできない。
そしてそこにコンサルタントを入れて要件定義して見積りを出す等、開発に入るまでにコストや時間がかかってしまうことが往々にしてある。
その点、同社はどんな仕様になったとしても、社内のエンジニアの連携により、ある意味オールマイティーに対応できるため、見積りを出すのもスピーディーで、開発に取り掛かるまでの期間も短縮できる。
「社内の技術的リソースを活用することで、お客様にとって使い勝手のいいサービスになっている」と岩井氏は語る。
同社の柔軟性とスピード感は、スタートアップ企業から支持されており、これまでになかったような新しいWEBサービスをゼロから開発する案件も多い。
2015年設立以来、連続で年間売上高を更新し続けており、2020年8月期は昨年対比1.5倍になる見込みである。
2020年9月には、通信事業をメインとするD-POPSグループにジョインし、経営基盤も安定的に強化。さらなる躍進を目指している。
形式的な申請は不要。当日の都合に合わせて、フレックスもリモートもOK。
同社には、「エンジニアファースト」「ヒューマンファースト」「信じて任せる」という三つの理念がある。
元々技術者集団だったことから、エンジニアが働きやすい会社を目指した。
そこには、CEOの前川氏が会社勤務時代に感じたストレスを解消したい思いがあった。
「会社勤めがつらかった。朝のラッシュに揉まれて9時に出勤。電車が遅れたら、遅延証明書の発行。システム開発以外のことに労力を使いたくなかった」とCEOの前川氏。
そこで、同社は設立時からフルフレックス制を導入している。
形式的な申請も必要なく、チャットツール等で連絡すれば問題ない。
リモートワークも可能。
これらは、かなりフレキシブルに利用できる。
「午後に予定があるから、早く出勤して午前中で仕事を切り上げる」「体調が万全でないから、リモートワークに」等、自分の都合に合わせられる。
業務に差し障りがなければ副業もOK。
社員の中には、休日にエンジニアとは別の仕事で可能性を広げている人もいる。
会社の事業の拡大と共に、エンジニア以外の仲間も増えた。
全ての仲間にとって働きやすい会社であるようにと、「エンジニアファースト」を拡大解釈し、「ヒューマンファースト」を掲げるようになる。
人事部長の堀田卓也氏は、「それぞれの人の思いや、理想とする生活が成り立つ会社を目指している。働き方の前に、良い暮らし方ができるかを考えている」と語る。
なお、「ヒューマンファースト」の“ヒューマン”には、、エンドユーザーも含まれる。使う人にとって便利なのか、思いを実現できているのか、問い続けることを忘れない。
そして、働く人がモチベーション高く仕事に臨めるよう、「信じて任せる」を掲げている。
プロジェクト内で発生した新たな案件は適宜共有され、チャレンジしたい人を集う。
逆に、お客様からの相談を受け、取り組んでみたい案件を社に持ち込むことも可能。
トップダウンとボトムアップが行き交う中、何よりも本人の意志が尊重され、自分の挑戦したいことに取り組めるチャンスが同社にはある。
「IT業界は、新しい言語が生まれては廃れる激しい世界。だからこそ、自分の伸ばしたい技術に自由に取り組めることをエンジニアは求めている。つくりたいものをつくり、クリエイティビティを実現し、自分の市場価値を高められる環境が大切」と堀田氏は語る。
日本在住メンバーから海外在住まで、現在1/3が外国籍メンバー!英語も活かせます。
エンジニアとしてキャリアを積みつつ、生活をシフトチェンジできる環境
CEOの前川氏は、改めて同社の魅力を「エンジニア一人ひとりに大きな裁量権があるため、キャリアを生かして案件をコントロールできる点」と語る。
経験者の方には、その中で自分の目指すマネジメントスキルや技術を獲得してほしい考えだ。
しかも、複数の案件に同時に関われるため、得られる経験も多い。
エンジニアとして加速的なキャリアアップ目指す方にうってつけといえるだろう。
技術面においても、最先端に触れられる会社を目指す。
技術力のある仲間を集め、会社全体のボトムアップを図るほか、エンジニア一人ひとりが伸びていけるよう、チャレンジングな案件をどんどん増やしたいという。
そのため、将来的には自社サービスの開発に着手する予定である。
「自社なので、お客様への影響がなく、エンジニアが自由に取り組み、実験できる。その結果、エンジニア自身の市場価値を高めてもらえれば」と考えている。
COOの岩井氏は、同社の働きやすい環境を、新しい仲間にアピールしたいという。
フルリモートワークOKのため、居住地は一切問わない。
実際、現在在籍しているPMクラスのエンジニアは、北海道在住で、東京の会社に通勤せずに活躍している。
地方に住んでいるからチャンスがない等、自分でフィルターをかける必要はない。
「仕事の上では、自分の望むキャリアを目指せる。しかも、プライベート時間をしっかり確保できる自由度の高さがある。家族を持ち、お子さんとの時間も大切にしたい等、生活もシフトチェンジしたい方に、是非検討してほしい」と語っている。
この働きやすさは、今後さらに進化する予定だ。
人事部長の堀田氏によると、D-POPSグループにジョインしたことで、今後はグループの提供する福利厚生制度も取り込んでいきたいとのこと。
さらに、会社が成長のフェーズなので、新しい仲間も含めて社員の要望や意見をもとに、より良い制度を一緒につくることも考えているという。
「テックビーンズは、会社としての安定性と、フリーランスのような自由度、両方のいいとこ取りができる会社だと思う。面接では、エンジニアとして自分自身の未来をつくっていきたい人と、積極的に話したい」と堀田氏。
自分らしく暮らし、好きなように働く、まさに「エンジニアファーストでありヒューマンファースト」その実現をテックビーズは目指している。
働き方も自由度が高く、フルフレックス、フルリモートで、副業もOK。形式的な申請手続きや報告も必要なく、仕事もプライベートも自由に自己実現できる環境となっている。
株式会社 テックビーンズの社員の声
20代後半
2018年12月入社
30代後半
2021年04月入社
20代後半
2019年10月入社
(もちろんなぜその手段がベス...続きを読む