──これまでの活動で、苦労したことなどはありますか?
ひとつは、イギリスに住んでいると、日本の洋服やグッズを手に入れにくいという点ですね(笑)。何か欲しいものがあれば、毎回輸入しなければならないのでお金もかかりますが、私は好きでやっているので、あまり苦ではありません。
WEB上で活動していると、誹謗中傷を受けることがあり、それを読んで落ち込むことはあります。Youtubeのコメント欄に数え切れないほどのネガティブなコメントをもらう、なんてことも……。
WEB上で活動していると、誹謗中傷を受けることがあり、それを読んで落ち込むことはあります。Youtubeのコメント欄に数え切れないほどのネガティブなコメントをもらう、なんてことも……。
──そんなことがあると、活動をやめたくなる人もいると思います。どのように乗り越えてきたのでしょうか。
はじめの頃は、そういったコメントに対して一つひとつ返信をしていたんです。
「相手と仲良くなってしまえば、悪口を言われることはないだろう」って。
でも、そんなことに時間を割くのではなくて、ポジティブなコメントを残してくれる人に返信をしたほうがずっと良い、ということに気づいたんです。それからは、応援してくれる人だけを見ることにしました。
なぜなら、ネガティブなコメントをする人に返信をしてもあまり変化はないけれど、ポジティブなコメントをくれた人に私が返信をすると、彼らはもっと私の動画を好きになってくれるからです。
私は「自分が好きなことをやるためには、それなりの対価を払う必要がある」と考えています。誰もが私がやっていることを好きなわけではないのだから、ネガティブな反応があって当たり前。
そういうふうに割り切って、今ある現状を受け止めることが大切じゃないかと思います。
「相手と仲良くなってしまえば、悪口を言われることはないだろう」って。
でも、そんなことに時間を割くのではなくて、ポジティブなコメントを残してくれる人に返信をしたほうがずっと良い、ということに気づいたんです。それからは、応援してくれる人だけを見ることにしました。
なぜなら、ネガティブなコメントをする人に返信をしてもあまり変化はないけれど、ポジティブなコメントをくれた人に私が返信をすると、彼らはもっと私の動画を好きになってくれるからです。
私は「自分が好きなことをやるためには、それなりの対価を払う必要がある」と考えています。誰もが私がやっていることを好きなわけではないのだから、ネガティブな反応があって当たり前。
そういうふうに割り切って、今ある現状を受け止めることが大切じゃないかと思います。
ティーンエイジャーが「自分のものだ」と思える文化を作りたい
──ベッキーさんがこれからやりたいこと、将来の夢はありますか?
難しい質問ですね……。
インターネットの流行り廃りはとても早いスパンで流れていくので、自分の将来を予測するのはなかなか難しいことだと思うんです。
ただ、私自身は「イギリスのティーンエイジャーにより良いコンテンツを届ける」ことを、変わらず続けたいと思っています。
インターネットの流行り廃りはとても早いスパンで流れていくので、自分の将来を予測するのはなかなか難しいことだと思うんです。
ただ、私自身は「イギリスのティーンエイジャーにより良いコンテンツを届ける」ことを、変わらず続けたいと思っています。
イギリスには、日本と比べるとティーンエイジャー向けのコンテンツやファッションがとても少ないと感じます。子供向けや大人向けに作られたものはたくさんあるのに、その間の年齢層に向けられたものが少ない。私自身がティーンエイジャーだった頃、そういった不満を感じたことが何度もありました。
そんな中、日本のファッションに出会った時に「これは私のものだ!」と思ったんです。そして、ティーンエイジャー向けのコンテンツが非常に豊富なこの国を見て「イギリスにこの文化を広めたい」と思いました。
だからこそ、この年代の子たちが「私たちのもの」だって思えるようなコンテンツやファッションを発信したり、作っていきたいんです。
そんな中、日本のファッションに出会った時に「これは私のものだ!」と思ったんです。そして、ティーンエイジャー向けのコンテンツが非常に豊富なこの国を見て「イギリスにこの文化を広めたい」と思いました。
だからこそ、この年代の子たちが「私たちのもの」だって思えるようなコンテンツやファッションを発信したり、作っていきたいんです。
「何か作ってみたい」と思うなら、今すぐやってみよう
──「何かを作りたい!」「クリエイターになりたい!」という人に対して、メッセージをお願いします。
私はいつも「何かやってみたい、作ってみたい」と思っている人に、「今すぐやってみようよ!」とアドバイスをします。動画を作りたいけど編集ソフトが無いから、と言って先延ばしにすることは簡単です。でも、ソフトなんか無くてもスマホがあれば動画は作れますよね。
大事なのは、今ないものを考えることではなくて、今できることから始めること。最初はクオリティーなんて気にしなくていいから、とりあえず一歩踏み出してみる勇気が大切だと思います。
「作ってみたいけど、どんなものを作れば良いかわからない」という場合には、これまでの自分自身の経験を振り返ってみると良いのではないでしょうか。
私の場合は、自分がティーンエイジャーだった頃に感じた「私のために作られたコンテンツが欲しい!」という想いから、ティーンエイジャー向けの動画制作を始めました。
そんな風に、自分自身が経験したことの中から「これが世の中に必要なんじゃないか」と思うことを、ぜひ探してみてください。そうすればきっと、自分ならではのユニークな作品が作れると思います!
大事なのは、今ないものを考えることではなくて、今できることから始めること。最初はクオリティーなんて気にしなくていいから、とりあえず一歩踏み出してみる勇気が大切だと思います。
「作ってみたいけど、どんなものを作れば良いかわからない」という場合には、これまでの自分自身の経験を振り返ってみると良いのではないでしょうか。
私の場合は、自分がティーンエイジャーだった頃に感じた「私のために作られたコンテンツが欲しい!」という想いから、ティーンエイジャー向けの動画制作を始めました。
そんな風に、自分自身が経験したことの中から「これが世の中に必要なんじゃないか」と思うことを、ぜひ探してみてください。そうすればきっと、自分ならではのユニークな作品が作れると思います!
ベッキー・クルーエル
1995年6月5日生まれ。イギリスで活動するポップダンサー・歌手。
2009年にYouTube・ニコニコ動画にアップロードした「男女」のダンス動画が話題となり、日本国内で人気を得た。
日本のYouTubeでの登録者数は歌手部門で3位、全体で17位。動画の再生回数合計は1千5百万回に達し、チャンネル登録者は5万6千人を超える。(※公式サイトより引用)
2009年にYouTube・ニコニコ動画にアップロードした「男女」のダンス動画が話題となり、日本国内で人気を得た。
日本のYouTubeでの登録者数は歌手部門で3位、全体で17位。動画の再生回数合計は1千5百万回に達し、チャンネル登録者は5万6千人を超える。(※公式サイトより引用)