体が思いっきり緩んでいます。
人生晩年にして やっと 精神の緩み方を知ったのか。
若いころは常に先を考え
シミュレートして準備し 石橋をたたいてかち割るくらいの
慎重さで 物事を判断していたのが
人生は半ばで 真逆の価値観になり
思考というよりも 100％勘のみで判断するようになった
本来は 勘のみで生きる人間だったはずなのに
幼少期の様々な体験で すっかり 生来の自分を失っていたわけで
生真面目だから
なんでも一生懸命に エネルギーを使い
気力を使い果たすまで 動いていたけど
そういう生き方を反省して
なるようになるさ と 開き直れるようになって
人生が すごい勢いで展開するようになった
今は すでに子供も成人し
親も他界し
一人生きていけばいいという
肩の荷のなにもない状態
さらには いつ死んでもいいという
何も怖くない状況に至って
体が緩み続けている
頭も緩んでいるので
間抜けな失敗をたくさん生み出してしまっており
大丈夫か わたし
という状態になっているけど
一日一日が 楽しくて 美しくて
訳もなく にまにましてしまう
何もかも ゆるんゆるんだけど
まあ いいか。
今までの人生では 無いくらいの
刹那的な気分
先のことは一切考えない
一瞬一瞬が とても大事だと感じる
もうすぐ 人生が終わるのかな～
人生が終わる前に
伝えたいことは 伝えられるのかな
それもこれも ま、いっか。
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