生後間もない長男を暴行死か 母親(39)に無罪判決
2018年に大和市の自宅で生後間もない長男に暴行を加えて死亡させた罪に問われていた母親の裁判で、横浜地裁は無罪を言い渡しました。
この裁判は2018年8月、大和市の自宅で当時生後1カ月の長男に暴行を加え死亡させたとして、母親が傷害致死の罪に問われていたものです。
12日の裁判で横浜地裁の奥山豪裁判長は、「犯行当時、統合失調症による幻覚妄想状態に支配され、自らの意思を働かせる余地は残されていなかったと考えるのが妥当である」などと指摘。
そのうえで、「心神喪失にあった疑いが残る」として、母親に無罪判決を言い渡しました。