Chromebox for meetings サービスの企業向け Chrome OS ライセンス契約
この Chromebox for meetings サービスの企業向け Chrome OS ライセンス契約(以下「本契約」)は、Google Asia Pacific Pte. Ltd.(法人登記番号: 200817984R、所在地: 8 Marina View, Asia Square 1 #30-01, Singapore 018960)(以下「Google」)と、本書の条件に同意する方(以下「お客様」)の間で締結されます。本契約は、お客様が下の [同意する] ボタンをクリックした日(以下「発効日」)から有効となります。お客様の代理人が同意を代行する場合、代理人は自身が(i)雇用主またはその他の該当当事者を本契約の規定に拘束する法的な権限を有すること、(ii)本契約を読んで内容を理解していること、および(iii)当事者に代わって本契約に同意することを表明し保証するものとします。お客様を法的に拘束する権限を有していない場合は、以下の [同意する] ボタンをクリックしないでください。お客様による本サービスへのアクセスおよびその使用には、本契約と、お客様が Google または販売代理店から本サービスを購入した際の該当する契約(以下「購入契約」)が適用されます。
1. サービス
1.1. ライセンス: Google は、注文書を受領し承諾した時点で、本契約および購入契約の条件に従い、お客様からの料金全額の支払いを対価として、サポート対象 Chrome OS ハードウェアで本サービスを使用するとともに契約期間中に Google から提供されるアップデートを使用することのできる、サブライセンス不可かつ譲渡不可の非独占的な限定的ライセンスをお客様に許諾し、お客様は当該ライセンス条件を遵守することに同意します。
1.2. 本サービスの注文および有効化: Google が初回の注文書を受領し承諾した後、Google または販売代理店(いずれか該当する方)は、お客様が本サービスを使用できるように管理コンソールでお客様のアカウントを設定します。初回の注文書が発行され受諾された後、本契約に基づき後続の追加注文書を発行することができるものとします。
1.3. 本サービスの変更およびアップデート: Google は随時、本サービスに商業上合理的な変更を加えることができるものとします。本サービスに重大な変更を加える場合、Google はお客様にその旨を通知します。ただし、お客様が事前に Google からの通知の配信登録を行っていることを条件とします。本サービスは、適宜 Google から自動的にアップデートをダウンロードしてインストールすることがあります。これらのアップデートは、本サービスを改善、拡張、改良することを目的としており、バグ修正、拡張機能、新しいソフトウェア モジュール、あるいは完全に新しいバージョンという形で提供される可能性があります。お客様は、本サービスの利用の一環として当該アップデートを受け取ること(および Google が当該アップデートをお客様に提供することを許可すること)に同意するものとします。Google は、本サービス用の追加のアプリケーションや機能を随時提供することがあります。このようなアプリケーションや機能を使用するには、お客様が追加条項に同意することが条件となる場合があります。
1.4. プライバシー ポリシー: 本サービス、および本サービスと管理対象のサポート対象 Chrome OS ハードウェアの間の通信には、Google のプライバシー ポリシーが適用されます。プライバシー ポリシーの変更は、同ポリシーの規定に従って行われます。
1.5. サポート対象 Chrome OS ハードウェア: 本サービスは、お客様が本サービスと組み合わせて使用するものとして登録したサポート対象 Chrome OS ハードウェアと(当該サポート対象 Chrome OS ハードウェアが TSS ガイドラインおよびサポート対象 Chrome OS ハードウェア サポート終了ポリシーに従ってサポート対象である限り)連携して機能します。本サービスの機能の中には、特定のバージョンのサポート対象 Chrome OS ハードウェアとのみ連携して機能するものがあります。また、Google は、サポート対象 Chrome OS ハードウェア サポート終了ポリシーに従ってデバイスのサポート終了日が到来したときは、登録されたデバイスと組み合わせた本サービスの使用に対する TSS の提供を終了することがあります。
1.6. なお、ハードウェアの購入、交換、更新、またはサポートは本契約の対象外です。Google はお客様に対し、本契約に基づきハードウェア、ハードウェア交換、ハードウェア アップデート、またはハードウェア サポートを提供する義務を負うものではありません。上記に関わらず、サポート対象 Chrome OS ハードウェアには、本サービスと連携したサポート対象 Chrome OS ハードウェアの動作を改善、拡張、改良することを目的としたアップデート(バグ修正、拡張機能、新しいソフトウェア モジュール、あるいは完全に新しいバージョンという形で提供される可能性があります)が必要となることがあります。Google は本契約のもとでそのようなアップデートを提供するものではなく、サポート対象 Chrome OS ハードウェアを該当するサポート対象 Chrome OS ハードウェアの利用規約および TSS ガイドラインの利用条件に従って適切に更新することについては、お客様が責任を負うものとします。サポート対象 Chrome OS ハードウェアが更新されていないと、TSS ガイドラインに定めるサポート対象 Chrome OS ハードウェアとみなされなくなることや、本サービスと連携して機能しなくなることがあります。
1.7. Chrome OS ハードウェアのサポート終了: 時間の経過とともに、当初サポート対象 Chrome OS ハードウェアであったハードウェアがサポート対象ではなくなることがあり、その時点で本サービスも当該サポート対象 Chrome OS ハードウェアと連携して機能しなくなることがあります。そのようなサポート対象 Chrome OS ハードウェアについては、事前に当該サポート対象 Chrome OS ハードウェアのサポート終了予定日を Google からお客様に通知します。
1.8. 権利の留保: 本契約中に明示的に定める場合を除き、本契約によっていずれの当事者も、黙示的か否かを問わず、他方当事者のコンテンツまたは何らかの知的財産権についての権利を許諾されるものではありません。本サービスを通じてアクセスするコンテンツの知的財産権は、該当するコンテンツ所有者に帰属する財産であり、適用される法律で保護されていることがあります。本契約当事者間においては、本サービスの知的財産権はすべて Google(またはそのライセンサーもしくはサプライヤー)に帰属します。
2. お客様の義務
2.1. お客様によるサービスの管理: お客様は、本サービスを管理する管理者アカウントにアクセスする権限を有する管理者を 1 名または複数名、管理コンソールで指定することができます。お客様は、(a)パスワードと管理者アカウントの機密を保持する、(b)管理者アカウントへのアクセス権限を有する人を指定する、(c)管理者アカウントに関連して行われるすべての操作が本契約に準拠するようにする、また(d)管理コンソールの不正使用または不正アクセスに気づいた場合は速やかに Google に通知する責任を負います。
2.2. エンドユーザーの同意: お客様の管理者は、状況に応じて、本サービスにおいてエンドユーザーが利用できるデータおよびサポート対象 Chrome OS ハードウェアの場所に関するデータにアクセスし、これを監視、使用、または開示することができます。お客様は、(a)お客様が当該データにアクセスし、これを監視、使用、および開示すること、およびそのような権限を Google がお客様に付与すること、ならびに(b)Google が本サービスを提供することができるようにするために必要なエンドユーザーからの同意をすべて取得し維持するものとします。
2.3. 第三者の要求: お客様は、第三者の要求に対応する責任を負います。Google は、法律および本「第三者の要求」の条項によって認められる範囲内で、(a)第三者の要求を受領したことを速やかにお客様に通知し、(b)第三者の要求への対抗策に関するお客様からの合理的な要求に応じ、また(c)関連する情報を Google のみが保持しており、当該情報に Google が合理的にアクセスできる場合、お客様が第三者の要求に対応するために必要な情報をお客様に提供するものとします。お客様は、まず第三者の要求に対応するために必要な情報を自身で取得するように努め、当該情報を合理的に取得できない場合にのみ Google に問い合わせるものとします。
2.4. 1998 年児童オンラインプライバシー保護法: 該当する場合、お客様は、お客様からお客様のエンドユーザーに対する本サービス、本ソフトウェア、およびサポート対象 Chrome OS ハードウェアの提供に適用されるすべての法律および規則の遵守について単独で責任を負うことに同意します。そのような法律には米国の 1974 年家庭教育の権利とプライバシーに関する法(FERPA)、児童インターネット保護法(CIPA)、1998 年児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)などがあり、お客様またはお客様のエンドユーザーによる本サービス、本ソフトウェア、またはサポート対象 Chrome OS ハードウェアの提供および使用に関連して使用される個人情報(学生の情報を含む)の収集または開示について保護者の同意を得ることを含みます(ただしこれに限定されません)。
2.5. 支払い: 購入契約に別段の定めがない限り、お客様は本サービスの対価を販売代理店に支払うものとします。したがって、すべての支払い条件は、お客様と販売代理店の間で決定されるものとします。
3. 制限事項
3.1. 通則: 第 3.2 条が適用される場合を除き、お客様は、法律で義務付けられた場合でない限り、また Google が書面で同意した場合でない限り、次のいずれの行為も自ら行わず、他者にも許可しないものとします。(a)本サービスまたはそのコンポーネントの翻案、改変、修正、逆コンパイル、翻訳、逆アセンブル、またはリバース エンジニアリングを行うこと。(b)本サービスを複製すること、もしくは本サービスの派生物を作成すること、本サービスのソースコードを抽出しようとすること、またはその他の形で本サービスを人間が認識できる形式に変換しようとすること。(c)本サービスを危険業務に使用すること。(d)本サービスまたはそのコンポーネントを移転、サブライセンス許諾、配布、販売、貸与、またはタイムシェアリングもしくはサービス ビューローの目的に使用すること。(e)本サービス上または本サービス内のブランドまたはその他の権利表示を削除または改変すること。
3.2. サードパーティ コンポーネント: 本サービスのコンポーネントに本契約と矛盾する規定を含むオープンソース ライセンスが適用される場合、当該コンポーネントには該当するオープンソース ライセンスのみが適用されるものとします。本サービスのコンポーネントに当該コンポーネントの該当ソースコードの提供を義務付けるオープンソース ライセンスが適用される場合、Google は本契約をもって当該ライセンス条件に準拠したソースコードを提供します。Google は本契約をもってサードパーティ コンポーネント通知を提示します。
4. ブランド
4.1. ブランドの表示: Google は、本サービスの指定領域内で、お客様が許可したお客様のブランドを表示することができるものとします(お客様が本サービスに自分のブランドをアップロードすることで当該表示を許可したことになります)。お客様は、管理コンソールを使用してブランドの使用形態を指定できます。また Google は、本サービスの提供元が Google であることを示すため、本サービスに Google ブランドを表示することもできるものとします。いずれの当事者も、他方当事者の書面による事前の同意なく、本契約で許可された範囲を超えて他方当事者のブランドを表示または使用することはできないものとします。
4.2. ブランドの制限事項: 各当事者のブランドの使用は、当該ブランドの知的財産権を保有する当事者の利益に帰するものとします。当事者は、本契約に基づいて他方当事者がブランドを使用する権利を、書面で他方当事者に通知し、合理的な期間を設けた上で、取り消すことができるものとします。
5. 技術サポート サービス
5.1. お客様による技術サポート サービス: お客様は、お客様またはエンドユーザーの本サービスの使用に関連するエンドユーザーまたは第三者からの質問や苦情に対して、自身の費用負担で対応するものとします。お客様は、サポートの問題を Google にエスカレーションする前に解決すべく商業上合理的な努力を行うものとします。
5.2. Google による技術サポート サービス: お客様が上記に従って問題を解決できない場合、お客様は、TSS ガイドラインに従って問題を Google にエスカレーションすることができるものとします。お客様が料金を支払うこと、および上記第 1.5 条(サポート対象 Chrome OS ハードウェア)を条件として、Google は TSS ガイドラインに従ってお客様に TSS を提供するものとします。
5.3. TSS ガイドラインの変更: Google は、TSS ガイドラインに随時、商業的に合理的な変更を加えることができるものとします。TSS ガイドラインに重大な変更を加える場合、Google は通知用メールアドレスにメールを送信するか管理コンソールにアラートを表示してお客様に通知するものとします。
6. 免責事項: 適用される法律で認められる最大限の範囲内で、いずれの当事者もそのライセンサーも、明示的保証、黙示的保証、法定保証、またはその他の保証のいずれであるかを問わず、商品性、特定用途への適合性、および権利侵害がないことの保証を含め(ただしこれらに限定されない)、本契約中で明示的に定める以外のいかなる種類の保証も行うものではありません。そのような保証はすべて、適用される法律で認められる範囲内で明示的に除外されます。Google は、(I)本サービスの動作にエラーや停止がないことについて、また(II)本サービスによって、または本サービスを通じてアクセスできるコンテンツまたは情報について保証するものではありません。お客様は、本サービスが電話サービスではないこと、および本サービスで公衆回線網を通じた音声通話(緊急通話を含む)の受発信を行うことはできないことを了承します。
7. 契約期間と解約
7.1 契約期間
7.1.1 当初期間: 本契約は、第 7.2 条(解約)に従って解約されない限り、当初期間の開始から終了まで効力を有するものとします。
7.1.2 更新期間: 本契約は、初回の注文書が Google に受諾された後、後続の注文書が発行され受諾されるごとに、自動的に更新されるものとします。当該更新後の期間は、その時点で有効な契約期間の満了の 30 日前までにお客様または Google から他方当事者に対し更新しない旨の通知がない限り、最後に受諾された注文書の最後の SKU の満了日に満了するものとします。
7.2 解約
7.2.1 契約違反による解約: いずれの当事者も、次のいずれかの場合には、本契約の履行を一時停止するか、本契約を解約することができるものとします。(a)他方当事者が本契約の重大な違反を犯し、書面での通知を受領してから 30 日以内に当該違反を是正しなかった場合。(b)他方当事者が業務を停止した場合、または支払い不能手続きの対象となり、当該手続きが 90 日以内に取り消されない場合。(c)他方当事者が本契約の重大な違反を 3 回以上犯した場合(違反が是正されたかどうかを問わない)。
7.2.2 解約の効力: 解約は、解約通知に別段の指定がない限り、直ちに効力を発します。本契約が失効すると、その時点で有効な注文書もすべて失効します。本契約が期間満了または解約によって失効すると、一方当事者から他方当事者に許諾された権利は(本条に定める場合を除き)直ちに消滅します。
7.2.3 本契約の解約に裁判所命令が必要とされる場合には、本契約上の解約条項を有効にするため、状況に応じて、適用される法律(インドネシア民法第 1266 条など)の規定、手順、および運用を放棄することに両当事者は合意します。
7.2.4 存続条項: 第 1.3 条、第 1.8 条、第 2.2 条、第 3 条、第 6 条、第 7.2.2 条、第 7.2.3 条、第 7.2.4 条、第 8 条、第 9 条、第 10 条、第 12 条、および第 13 条は、本契約の期間満了または解約後も存続するものとします。
8. 機密保持義務: 機密情報の受領当事者は、機密情報を知る必要があり、かつその機密を保持することに書面で同意した(または専門アドバイザーの場合は他の形で機密保持義務を負っている)関連会社、従業員、代理人、または専門アドバイザー以外に機密情報を開示しないものとします。受領当事者は、そのような個人および団体が本契約上の権利を行使し義務を履行するためにのみ機密情報を使用し、かつその機密を保持するようにするものとします。受領当事者は、法律で義務付けられている場合、開示当事者に合理的な通知(法律で認められる場合)を行った上で機密情報を開示することもできるものとします。
9. 補償
9.1 Google による補償: 第 9.2 条が適用される場合を除き、Google は、本サービスが第三者の特許権、著作権、営業秘密、または商標権を侵害または不正使用しているとする当該第三者による申し立てから生じた、実証された損害、責任、損失、経費、および費用(Google の同意を得た上での和解の費用および合理的な弁護士報酬を含む)すべてについて、お客様に補償し、お客様を防御し、お客様に損害を被らせないものとします。
9.2 例外: 第 9.1 条に定める義務は、第三者の申し立てが次のいずれかに起因している、またはその結果として生じた場合には適用されません。(a)お客様が本サービスをサードパーティ製品と組み合わせたこと、または組み合わせて使用したこと(本サービスをそのように組み合わせずに、または単独で使用していれば当該申し立てを回避できた場合)。(b)Google 以外の者による本サービスの変更(変更されていない本サービスを使用していれば当該申し立てを回避できた場合)(c)権利侵害にあたるとされた活動をその通知を受けた後、または当該権利侵害を回避できる変更の提供を受けた後もお客様が継続したこと。(d)お客様が本サービスを本契約またはドキュメントに従わない形で使用したこと。(e)お客様が Google が提供する本サービスの最新リリース以外を使用したこと(最新リリースまたは最新改訂版を使用していれば当該申し立てを回避できた場合)。
9.3 お客様による補償: 適用される法律によって禁じられていない限り、かつ主権免責を放棄することなく、お客様は、(a)第 9.2 条に定めるお客様の行為に基づく権利侵害または不正使用について Google に対してなされた第三者の申し立て、または(b)お客様による第 12.5 条(輸出規制の遵守)への違反から生じた、実証された損害、責任、損失、経費、および費用(お客様の同意を得た上での和解の費用および合理的な弁護士報酬を含む)すべてについて、Google に補償し、Google を防御し、Google に損害を被らせないものとします。
9.4 権利侵害が発生した場合
9.4.1 修理、交換、または修正: 本サービスが第三者の知的財産権を侵害していると Google が合理的に判断した場合、Google は(a)Google の費用負担で、お客様が本サービスの使用を継続するための権利を取得するか、(b)実質的に同等の機能を有する権利侵害にあたらない交換品を提供するか、(c)本サービスを権利侵害にあたらないように修正するものとします。
9.4.2 一時停止または終了: 上記のいずれも商業的に合理的でないと Google が判断した場合、Google は本サービスの該当部分のお客様による使用を一時停止または終了させることができるものとします。第三者から知的財産権侵害の申し立てを受けた結果として Google が本サービスの対象部分を終了した場合、Google はお客様から Google に実際に支払われた前払い料金のうち、本サービスの当該部分を終了した後の期間に対する本サービスの該当部分に相当する未消化の金額を払い戻すものとします。
9.4.3 その他: 補償を求める側の当事者は、申し立てについて他方当事者に速やかに通知し、申し立てに対する抗弁において他方当事者と協力するものとします。補償当事者は、次のことを条件として、抗弁において完全な支配権および権限を有します。(a)補償を求める側の当事者が責任を認める、または何らかの支払いを行うことが求められる和解に応じるには、当該当事者の事前の書面による同意が必要となるものとします(ただし当該同意は合理的な理由なく差し控えたり遅延させたりしないものとします)。(b)他方当事者は、自身の弁護士とともに自身の費用負担で抗弁に応じることができるものとします。上記の補償は、一方当事者が第三者の知的財産権を侵害したことについて、他方当事者が本契約に基づいて行使できる唯一の救済措置です。
10. 責任の制限
10.1 間接責任に関する制限: 法律で認められる範囲内で、いずれの当事者もそのライセンサーも、本契約に基づき、逸失利益、間接損害、特別損害、付随的損害、結果的損害、懲罰的損害、損失、または費用について、当該損害が発生する可能性があることを知らされていた、または知り得ていた場合でも、また直接の損害、損失、または費用の賠償では十分な救済とならない場合でも、責任を負わないものとします。
10.2 賠償金額の制限: 法律で認められる範囲内で、いずれの当事者にもそのライセンサーにも、本契約に基づき、責任の原因となった事象発生までの 12 か月間に本契約に基づき Google に支払われた金額を超える責任を問うことはできないものとします。
10.3 制限の例外: 上記の責任の制限は、適用される法律で認められる最大限の範囲内で適用されますが、第 8 条に基づく機密保持義務の違反、第 9.1 条および第 9.3 条に基づく補償義務の違反、ならびに他方当事者による第三者の知的財産権の侵害には適用されません。
11. 広報活動: お客様は、Google が Google の顧客一覧にお客様の名称およびブランドを表示できることに同意します。またお客様は、Google が本契約の対象である Google の製品やサービスの顧客としてお客様の名称を口頭で紹介できることにも同意します。
12. その他
12.1 通知: 解約または違反の通知はすべて、書面で他方当事者の法務部門宛てに送付するものとします。Google の法務部門宛てに送付する通知の送信先は legal-notices@google.com とします。他の通知はすべて、英語で記述し、書面で他方当事者の主担当者宛てに送付するものとします。通知は、受領されたことが書面もしくは自動で作成された受領確認または電子ログ(いずれか該当するもの)によって実証された時点で送達されたとみなされるものとします。
12.2 譲渡: いずれの当事者も、本契約のいずれの部分も、(a)譲受人が本契約の条件に拘束されることに書面で同意した上で、(b)譲受人が本契約上の義務を履行しなかった場合には譲渡当事者が引き続き当該義務について責任を負うことを条件として、かつ(c)譲渡当事者が他方当事者に譲渡について通知した上で関連会社に譲渡する場合を除き、他方当事者の書面による同意なく譲渡することはできないものとします。上記に従わずに譲渡しようとした場合、当該譲渡は無効となります。
12.3 支配権の変動: Google およびその関連会社の内部の整理または再編による場合を除き、一方当事者に(株式の売買、合併、その他の企業取引などによる)支配権の変動があった場合、(a)当該当事者は当該変動後 30 日以内に他方当事者に書面で通知するものとし、(b)他方当事者は当該変動から書面通知受領の 30 日後までの間いつでも直ちに本契約を解約することができるものとします。
12.4 不可抗力: いずれの当事者も、自身の合理的な支配の及ばない事由に起因する不履行または履行遅延については責任を負わないものとします。
12.5 輸出規制の遵守: お客様は、輸出管理法令を遵守し、当該法令によって義務付けられている監督官庁からの事前の許可をすべて取得するものとします。
12.6 権利の非放棄: いずれの当事者も、本契約に基づく権利を行使しなかった(または行使が遅延した)ことをもって権利を放棄したとはみなされないものとします。
12.7 代理権の不在: 本契約は、当事者間に代理関係、パートナーシップ、または出資提携を成立させるものではありません。
12.8 第三受益者の不在: 本契約に明示的に定めがない限り、いかなる第三者も本契約の第三受益者となるものではありません。
12.9 可分性: 本契約の規定(またはその一部)が無効、違法、または執行不能である場合でも、本契約の残りの部分は以後も効力を有するものとします。
12.10 再委託: Google は、他方当事者の事前の書面による同意なく、本契約の自身の義務の全部または一部を再委託する権利を留保します。ただし再委託する当事者は、再委託したすべての義務について以後も全面的に責任を負い、本契約当事者間においては、再委託先の作為および不作為について、自身の作為および不作為である場合と同様に、全面的に責任を負います。
12.11 準拠法: 本契約は、法の選択に関する規則を除き、カリフォルニア州法に準拠します。本契約に起因または関連する紛争について、両当事者はサンタクララ郡内に所在する裁判所の対人管轄権に服すること、および当該裁判所を専属管轄裁判所とすることに合意します。
12.12 契約の変更: 本契約の変更は、本契約を変更する旨を明記した書面に両当事者が署名して行うものとします。
12.13 条件の不整合: 本契約、購入契約、または注文書の条件の間に不整合がある場合、注文書、購入契約、本契約の順で優先するものとします。
12.14 多言語間の不整合: 本契約が他の言語に翻訳され、英語版と他言語版の間に不整合がある場合、英語版が優先するものとします。
12.15 正副本: 両当事者は、Google が初回の注文書または後続の注文書を受諾することをもって、本契約を締結することができるものとします。当該注文書は、ファクシミリ、PDF、またはその他の電子形式を含めた正副本を作成することができ、その場合、正副本を合わせて 1 つの文書とみなされるものとします。
12.16 完全合意: 本契約、購入契約、注文書、およびこれらの文書で言及された、または本契約に添付されたすべての文書は、当事者間で合意されたすべての条件を記述したものであり、本主題に関連する当事者間の他のすべての合意事項に優先するものです。本契約を締結するにあたり、いずれの当事者も、本契約に明示的に定められたもの以外の声明、表明、または保証(過失によってなされたか否かを問わない)に依拠しておらず、いずれの当事者もそのような声明、表明、または保証に基づき何らかの権利または救済を得ることはないものとします。
13. 用語の定義
管理コンソール」とは、本サービスの設定と管理に使用するものとして Google からお客様に提供するオンライン ツールをいいます。
「管理者」とは、お客様を代表してエンドユーザーに対する本サービスを管理する人物としてお客様が指定した技術者をいいます。
「関連会社」とは、(a)各当事者の親会社、および(b)各当事者が直接もしくは間接的に支配する、または直接もしくは間接的に各当事者と同一の個人または団体の支配下にある法人をいいます。
「ブランド」とは、各当事者それぞれが随時保持する商号、商標、サービスマーク、ロゴ、ドメイン名、およびその他識別性を有するブランド表示(Google については Google 関連会社のブランドを含む)をいいます。
「機密情報」とは、本契約に基づき一方当事者(または関連会社)が他方当事者に開示する情報であって、機密である旨指定されたもの、または状況から判断して機密の情報と通常みなされるものをいいます。受領当事者が既に知っていた情報、受領当事者の責に帰すべき理由によらずに公知となった情報、受領当事者が単独で開発した情報、および受領当事者が第三者から適法に提供を受けた情報は機密情報に含まれません。
「支配権」とは、当事者の議決権または株式の過半数を支配していることをいいます。
「ドキュメント」とは、https://support.google.com/videoconferencing または Google が随時指定する別の URL で閲覧できる本サービスの説明書であって、随時更新されるものをいいます。
「エンドユーザー」とは、お客様が本サービスの使用を許可する個人をいいます。
「輸出管理法令」とは、輸出および再輸出に関する適用されるすべての法律および規則をいい、これには米国商務省が管理する輸出管理規則(「EAR」)、米国財務省対外資産管理局が管理する貿易制裁および経済制裁、ならびに米国務省が管理する国際武器取引規則(「ITAR」)が含まれます。
「料金」とは、本サービスの対価として Google または販売代理店からお客様に請求する金額をいいます。
「危険業務」とは、核関連施設、航空管制、生命維持装置の運用など、本サービスの使用または障害が人身の死亡、傷害、または環境破壊につながる可能性がある用途をいいます。
「当初期間」とは、注文書に記載された SKU で指定された期間であって、サービス開始日から始まるものをいいます。
「知的財産権」とは、特許法、著作権法、半導体チップ保護法、著作者人格権法、営業秘密法、商標法、不正競争防止法、パブリシティ権法、プライバシー権法、および他のあらゆる専有的権利に基づき世界各国において現在または将来存在する権利、ならびに現時点または今後世界各国において効力を有する当該権利のあらゆる出願、更新、延長、および回復をいいます。
「通知用メールアドレス」とは、Google からのメール通知の送信先としてお客様が指定したメールアドレスをいいます。お客様は、このメールアドレスを管理コンソールから変更できます。
「注文書」とは、お客様が本サービスに登録した旨を記し、注文した本サービスの SKU、料金、および数量(ただしこれらに限定されない)を記載した書面またはオンラインの注文文書であって、お客様から、またはお客様に代わって販売代理店から Google に発行されるものをいいます。各注文書には、本契約の条件および購入契約の条件が適用されます。
「プライバシー ポリシー」とは、http://www.google.com/policies/privacy/ または Google が随時指定する別の URL で閲覧できる Google のプライバシー ポリシーをいいます。
「更新期間」とは、第 7.1.2 条(更新期間)の定めに従い当初期間の後に続く期間(更新された場合)を個別に、または総称していいます。
「販売代理店」とは、本サービスまたはサポート対象 Chrome OS ハードウェアをお客様に提供する権利を付与された該当する Google の販売店または小売店のうち指定された店をいいます。
「サービス開始日」とは、Google が初回の注文書を受諾した後に、Google がお客様に本サービスの提供を開始する日をいいます。なお、注文書または購入契約に別段の定めがない限り、また第 7.2 条(解約)が適用される場合を除き、お客様は第 1.5 条(サポート対象 Chrome OS ハードウェア)が適用される場合を除き注文書に記載されたライセンス期間が終了するまで本サービスを使用するライセンスを許諾された状態となります。
「本サービス」とは、Google からお客様に提供する TSS および Chromebox for meetings サービスであって、http://support.google.com/videoconferencing もしくは Google が随時指定する別の URL に説明があるものをいいます。
「本ソフトウェア」とは、サポート対象 Chrome OS ハードウェアにインストールされた Chrome OS ソフトウェアおよび Google+ ハングアウト アプリをいいます。
「サポート対象 Chrome OS ハードウェア」とは、TSS ガイドラインに記載されたオープンソース版ではない Chrome OS 搭載コンピュータ ハードウェア デバイスであって、Google がサポートしお客様に直接または販売代理店を通じて提供するものをいいます。
「サポート対象 Chrome OS ハードウェア サポート終了ポリシー」とは、http://www.google.com/intl/ja/chrome/devices/eol.html または Google が随時指定する別の URL で閲覧できる Google のデバイス サポート終了ポリシーをいいます。
「契約期間」とは、当初期間と各更新期間を個別に、または総称していいます。
「サードパーティ コンポーネント通知」とは、http://www.google.com/chromebook/business-education-tos-additional.html、または Google が随時指定する別の URL で閲覧できる通知(Google が随時行う更新後の内容を含む)をいいます。
「サードパーティ製品」とは、Google ブランド以外で提供される製品、ソフトウェア、またはサービスをいいます。
「第三者の要求」とは、エンドユーザーによる本サービスの使用に関連する記録の提示を求める第三者からの要求をいいます。第三者の要求には、法律に則った捜査令状、裁判所命令、情報開示命令、その他の有効な法的命令、またはエンドユーザーからの開示同意書などがあります。
「TSS」とは、Google が本サービスについて提供する注文書で指定された技術サポート サービスをいいます。
「TSS ガイドライン」とは、その時点で有効な本サービスに関する Google の技術サポート サービス ガイドラインをいいます。TSS ガイドラインは
http://support.google.com/enterprise/doc/gsa/terms/chrome_os_for_business_tssg.html または Google が随時指定する別の URL で閲覧できます。