素人のワイン選びは9割のウンチクを捨てよ
「8人の美女」から好みの子を探すだけでいい
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「オススメ、いただけますか?」
ソムリエとしてたくさんのお客様と日々向き合ってきた私が、いちばんよく聞かれ、かついちばん困るのがこの質問です。だって、いきなり何も知らない人から「誰かいい人紹介してくれ!」って言われているようなものですから。まずは、どんな異性があなたの「好み」なのか。普通、話はそこからですよね。
「自分にとっておいしい」を見つける超簡単な方法
好みの異性が十人十色なように、ワインや日本酒にだって、人それぞれに「好み」があります。自分の好みを知らないままに「オススメ」と書いてあるお酒を頼んでいては、いつまでたっても「自分にとって」おいしいお酒に出会うことはできません。
ここでは、「自分にとっておいしいワイン」を選ぶために必要な、たったひとつの「軸」をご紹介しましょう。ルールは、至ってシンプルです。
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ムシしていいのはどの項目?
「産地」「収穫年(ヴィンテージ)」「輸入元」……。ワインのラベルには、このような情報がぎっちりと書かれています。 さて、これらの要素のなかで、ワインを選ぶときに、あまり詳しくないうちは無視してもいい要素があります。 実は、「品種」以外、すべてです。
「2000年のヴィンテージで……」「フランスのロワール地方産で……」「輸入元はどこどこで……」なんていっさい気にしなくても、おいしいワインに出会うことはできるんです。