日本がバブル景気に沸く1987年、大将軍は富山駅前で誕生しました。
和食出身の料理人と目利きの仕入れ人が手を組み、豪華絢爛な空間で和牛焼肉をふるまう…
創業時の世相も後押しした大将軍の贅へのこだわりは、時代の変化にも応じながら、
より普遍的な信念として熟成を重ねています。
大将軍は、A5ランクの和牛の雌牛を一頭買いで仕入れています。
ロース、ヒレ、サーロインなど全ての部位の味わいに一貫性を生み、
さらに端材までをサイドメニューに活かし切ることで、ひとつの物語を感じていただくためのこだわりです。
結果としてお客様のご予算にも還元できる一頭買いという方法は、
目の届く範囲に複数店舗を構える大将軍だからこそ実現可能な調達方法となっています。
きめ細かい旨味が特徴の素材を活かす要となるのは、熟練の料理長です。
創業メンバーの最若手として、初代直伝の繊細な技術と目利きを最前線で磨き、
最古参となった現在は、仕入れから提供まで全工程での責任を担います。
また、肉を知り尽くした料理長自らが日々仕入れに出向くため、取引業者との信頼関係も厚く、
最高の食材を調達するための条件も完璧に整えられているのです。
大将軍では、歴史を強みとしつつも、常に流行にアンテナを張り、
取り入れるべきものを取り入れ、独自のノウハウを磨いてきました。
近年は、食材の高騰と安心安全への関心の高まりの両方に応えるべく、セントラルキッチンの設置・拡充など、
大胆な効率化を図っています。これらの取り組みは、ガーリックライスやユッケジャンうどんなど、
常連客がノスタルジーに浸れる定番メニューを変えず、むしろ美味しく磨き上げるためにも不可欠なプロセスで、
日々冷静な判断を共有しながら、納得の大将軍クオリティを更新し続けています。
品質や衛生面、感染対策への取り組みは、飲食店を営む上での最重要項目です。
もともと大将軍では、個室空間を設けるなど心地よい環境づくりに力を注いできましたが、
近年はサービス面での安心・安全にも積極的に取り組んでいます。
例えば、和牛の繊細な部位を扱う際は、知識・経験を積んだプロスタッフが焼き上がりまでを担当します。
生肉を焼くための銀トングと焼き上がりで使う金トングを使い分けるなど、徹底した安心・安全をお届けしています。
昭和、平成の2つの時代を渡り、令和の新時代を迎えた大将軍は、
洗練のお客様ファーストを感じていただくべく、
スタッフの縦割り配置を一掃し、チーム全体でおもてなしする体制を整えました。
東京の一等地の高級焼き肉店でしか味わえないような極上のひとときを、
大切な人へのお祝いや自分へのご褒美に…
大将軍だからこそ約束できる感動に溢れた富山の日常を、現代から未来へと繋げていきます。