新型コロナウイルス抗体保有率調査の結果について
概要
広島県では,県内の新型コロナウイルス感染症の市中感染の実態等を把握し,感染拡大防止のための対策の検討に資するため,昨年度,抗体保有率調査を広島大学に委託して実施しました。このたび,全体的な評価がまとまりましたので,概要を報告します。
この調査の対象となられた県民の皆様には,御協力いただき,心より感謝申し上げます。
県内の抗体保有率は,第1回0.03%,第2回は0.08%,第3回は0.30%と,徐々に増加しているものの,令和3年2月時点では依然として大半の人が抗体を保有していなかったことが明らかとなりました。
調査を実施した広島大学大学院医系科学研究科田中純子教授からは,「今後,ワクチン接種が進むことにより,抗体保有率も高くなることが予想されるが,引き続き感染防止対策の徹底が必要である。」とのコメントを頂いております。
県民の皆様には,ワクチン接種と感染防止対策に引き続き御協力をお願いいたします。
調査結果等
(1)調査概要
○ 対 象 市 町 : 5市町(広島市,福山市,三次市,東広島市及び北広島町)
○ 対 象 者 数 : 7,500名(住民基本台帳からの無作為抽出による)
○ 調査実施機関 : 広島大学大学院医系科学研究科 疫学・疾病制御学 田中純子教授
○ 測定試薬製造元 : ロシュ(1種類),アボット(1種類),オーソ(2種類) 計4試薬
(2)調査結果
令和2年度新型コロナウイルス抗体保有率調査の結果について (PDFファイル)(133KB)
R3.7.15田中教授記者会見資料(新型コロナウイルス感染に関する広島県での疫学調査からみえること) (PDFファイル)(5.6MB)
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