元夫の弁護人に、連絡がとれなくなりました。

離婚して、他人になってしまっているので

事情はわかりません。でもきっと弁護士費用が

払えていないはずなので、もしかして

辞められちゃったのかなあとか思います。

 

今まで弁護人を通じて、子どもの写真を

送っていました。もうそれも叶わないのかと思うと

不憫だなあと思います。

 

証拠隠滅の恐れなんてないのに、一昨年7月23日

から拘留が続いている元夫。保釈金なんて

用意できないので、請求したこともないです。

私は元夫の債務を背負っていますし、元夫の実家

も経済的な余裕はないでしょう。

本人もわかっていると、弁護人から聞いてはいました。

 

嘱託殺人の容疑で逮捕されてから、追起訴が

合計四回。弁護士さんとしては「聞いてないよ」

でしょうね。共犯とされた山本氏のお母さんまで

逮捕されている。誰が弁護士費用を払うんでしょう。

 

ぐっちゃぐっちゃなんだろうなと推察。

 

逮捕直後、私は

「国選弁護人をつかうべき。あなたは元厚労省

医系技官なんだし、医者としての知識もある。

弁護人に頼らず、自分で裁判を組み立てて

闘うことができるはず。私が、裁判を戦うのに

必要な資料や判例は差し入れしてあげる」

と言ってみたこともあったけど、当時の元夫は

弁護人に依存しきっていました。逮捕拘留の

精神的ショックが大きいのだろうから当然だ

ろうとは思いつつ、「私は必要ないのね」とひき

下がり、離婚手続きを進めたことを思い出します。

 

加害者家族支援団体の方に

「裁判と向き合うという乗り越え方もある」

と言われたけど、京都は遠いし、そもそも

元夫に依頼されていないので。元妻にだけ

は、意地でも、頼りたくないんだろうから。

妻子を巻き込まないことが、最後の矜持

なんだろう。

 

長女がぽつり言いました。

「私はパパのことが大っ嫌いで絶対許さない

けど、出てきてほしいよ。ママにおっかぶせた

借金は、パパが自分で返すべきだよ」

 

債務の重さはそのまま、元夫への失望の

重さ。

 

昨年末、共犯とされる山本氏の医師免許が

はく奪されたとの報道。

 

 

 

山本氏は受験資格取得過程については

黙秘を貫いたと。当時医師国家試験を医系技官

として担当していた元夫への聴取がなかった

ことにされていることに、苦笑いが込み上げます。

 

証拠隠滅の恐れも、海外逃亡の恐れもない元夫の

長期拘留の理由は、まさにそれだろうにね。

 

いいさ~

これ以上は踏み込まない。

私は債務を返し、子どもを育てていく。

先日近所の方の評判として

「あの物件、お医者さんが逮捕されたところだけど

所有者変わらずに営業続けていてすごいね」

なんだと聞かされた。

ちょっとうれしかった。

 

石巻の選挙違反告訴告発について

「被告発人の逮捕はしない方針。

送検はする」

ときき、後援会の皆さんは

「派手な逮捕劇してくれれば、辞職を促せて

繰り上げ当選できたかもしれないのにね」

と悔しさをにじませつつも晴れやかです。

「一年半後に向けて、街頭に立て!」

と意気揚々であります。

 

逮捕権行使には慎重な社会であってほしい。

善良なる市民が安心して暮らせる社会のため

にもね。加害者家族としての願いです。