神奈川県公立高校入試
令和4年度 神奈川県公立入試日程
共通選抜
募集期間 | 令和4年1月25日(火)・26日(水)・27日(木)・28日(金)・31日(月)・2月1日(火) (※1月25日~27日は郵送のみ受付(必着)) |
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志願変更期間 | 令和4年2月4日(金)・7日(月)・8日(火) |
学力検査等の期日 | 令和4年2月15日(火) |
面接及び 特色検査の期日 |
令和4年2月15日(火)〜17日(木) ※1 |
追検査の期日 | 令和4年2月21日(月) ※2 |
合格者の発表 | 令和4年3月1日(火) |
追加の検査の期日 | 令和4年3月10日(木) |
追加の検査の合格者の発表 | 令和4年3月16日(水) |
※1 連携型中高一貫教育校連携募集は2月16日のみ。インクルーシブ教育実践推進校特別募集は2月16日・17日のうち、当該高等学校長の定めた期日。
※2 連携型中高一貫教育校連携募集(光陵高校を除く)は2月22日。一般募集(共通選抜クリエイティブスクール)・インクルーシブ教育実践推進校特別募集は2月22日・24日のうち、当該高等学校長の定めた期日。
神奈川県公立高校入試制度の概要 ※クリエイティブスクール等を除く
共通選抜
(1)全日制募集人員 | 募集人員の全て |
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志願 | 一つの課程・学科・コース等を志願 (志願変更は1回のみ可) |
共通の検査 | ◆学力検査 (国語・社会・数学・理科・英語)各100点・50分 ◆面接 |
特色検査 | ◆必要に応じて実技または自己表現検査を実施 |
選考 | 【第1次選考】募集人員の90% 調査書の評定と実施した検査の結果をもとに、各校で定めた数値算出方法で選考 【第2次選考】残りの人員 調査書の評定を用いずに各校で定めた数値算出方法で選考 |
募集人員 | 募集定員の8割 (※夜間以外の定時制は募集定員すべて) |
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志願 | 一つの課程・学科・コース等を志願 (志願変更は1回のみ可) |
共通の検査 | ◆学力検査(国語・数学・英語)各100点・50分 ◆面接 |
特色検査 | ◆必要に応じて実技または自己表現検査を実施 |
選考 | 【第1次選考】募集人員の90% 調査書の評定と実施した検査の結果をもとに、各校で定めた数値算出方法で選考 【第2次選考】残りの人員 調査書の評定を用いずに各校で定めた数値算出方法で選考 |
募集人員 | 募集定員の8割 (※夜間以外の定時制は募集定員すべて) |
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志願 | 一つの課程・学科・コース等を志願 (志願変更は1回のみ可) |
検査 | 面接または作文 |
特色検査 | 必要に応じて実技または自己表現検査を実施 |
選考 | 調査書と実施した検査をもとに総合的に選考 |
定通分割選抜
(1)定時制募集人員 | 募集定員から共通選抜の募集人員を差し引いた人員 |
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志願 | 一つの課程・学科・コース等を志願(志願変更は1回のみ可) |
検査 | ◆学力検査(国語・数学・英語)各50点・30分 ◆面接 |
特色検査 | ◆必要に応じて実技または自己表現検査を実施 |
選考 | 調査書の評定と実施した検査の結果をもとに、 各校で定めた数値算出方法で選考 |
募集人員 | 募集定員から共通選抜の募集人員を差し引いた人員 |
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志願 | 一つの課程・学科・コース等を志願(志願変更は1回のみ可) |
検査 | 面接または作文 |
特色検査 | 必要に応じて実技または自己表現検査を実施 |
選考 | 調査書と実施した検査をもとに総合的に選考 |
選抜資料の扱い
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(1)調査書について
調査書は「学習の記録」の各教科を5段階で評価した「評定」だけを資料とし、第2学年と第3学年の9教科の評定を、次の計算式にしたがって点数化します。
選考にあたり、評定を重点化する学校・学科もあります。3教科の範囲で各教科の評定を2倍まで重点化が可能です。
クリエイティブスクールは調査書の評定は資料とせず、教科ごとの「観点別学習状況の評価」を活用します。観点別学習状況の評価については、「調査書の見本」をご覧ください。
なお、選考の数値算出に直接関係するのは各教科の学習の記録の中の評定だけですが、そのほかの記載事項全てが、受験者が提出する「面接シート」とあわせて面接の際の参考資料となります。
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(2)学力検査について
学力検査は、全日制課程ではクリエイティブスクールを除く全ての学校で実施されます。実施科目は原則、国語、社会、数学、理科及び英語の5教科です。
※特色検査を実施する学校・学科では実施科目を3教科にまで減らすことがあります。
※学力検査は1教科50分で実施します。
※学力検査の満点は1教科100点、5教科で500点となります。ただし、2教科までの範囲で、2倍まで特定の教科を重点化することが可能です。
◆重点化の例
英語と国語を2倍する学校を受験する場合、上段の得点を取ったとしても、下段の得点が選抜に使われます。入試得点 英:80、数:80、国:70、理:80、社:70(380点 / 500点満点) 重点化後の得点 英:160、数:80、国:140、理:80、社:70(530点 / 700点満点) 令和4年度入試での重点化該当校はこちらからご確認ください。
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(3)面接について
面接は、「主体的に取り組む態度(学習意欲)」や「生徒一人ひとりの個性や能力、適性」を把握するため、すべての学校で実施されます。面接の実施方法は、下記の通りとなります。
■面接の実施方法実施対象 受験生全員 実施形態 個人面接
(受験生1名:試験官2名以上)実施時間 受験生1名あたり10分程度 参考資料 受験生が記載した面接シート
及び調査書の記載内容をもとに実施※1、※2※1 調査書の提出を要しない受験者については、面接シートの記載内容を参考にする。
※2 クリエイティブスクール、県立相模向陽館高等学校、県立横浜明朋高等学校、通信制の課程の高校は、面接シートの代わりに、各学校が提出を求める受験者本人の記載する用紙を参考にして、面接を実施することができる。
■面接の評価の観点面接の評価の観点には、「共通の観点」と「学校ごとの観点」があります。
<共通の観点>
①中学校での教科等に対する学習意欲
②中学3年間での教科等以外の活動に対する意欲
③入学希望の理由
【質問例】- なぜ本校に入学したいのですか。
- 面接シートには、中学校での学習活動において、〇〇と書かれていますが、どのように意欲的に取り組みましたか。
- 調査書によると〇〇部で活動していたようですが、どのような意欲を持って取り組みましたか。
<学校ごとの観点>
①高校での教科・科目等に対する学習意欲
②高校での教科・科目等以外の活動に対する意欲
③学校・学科等の特色の理解
④将来の展望
⑤面接の態度 など
【質問例】- 入学後、学習面で力を入れたい教科は何ですか。
- 入学後、どの部活に入って、どのように取り組みたいですか。
- 本校のことで知っていることを教えてください。
- 高校卒業後は、どのような進路を考えていますか。
■面接の評価方法評価基準は各高校が作成します。各高校の評価基準は非公表となりますので、参考資料として、神奈川県教育委員会が提示した評価の基準を記載します。いかに「具体性」を持った回答ができるかが、評価を分けるポイントとなりそうです。
観点と評価の基準の例
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(4)特色検査について
特色検査とは、学力検査や面接では測ることができない総合的な能力や特性をみる検査として、各学校がそれぞれの特色に応じて任意に実施する検査です。特色検査には、実技検査と自己表現検査の2種類があります。
①実技検査
実技検査は、特色ある学科・コース・専攻を志願する受験生に対して、学科の特性に応じた能力・適性を把握するために実施されます。美術系の学科ではデッサン、音楽系の学科では声楽や演奏、体育系の学科では選択した種目の試技などがあります。②自己表現検査
自己表現検査は、各学校の特色ある教育活動に応じた多面的な能力・適性を把握するために実施されます。自己表現検査には、文章や資料を読んで解答する記述型の問題、与えられたテーマについて自分の考えを述べるスピーチ型の問題、グループ討論などがあります。
平成30年度までは、自己表現検査の問題はすべての学校で独自に作成されていましたが、平成31年度からは県が作成する「共通問題」と「共通選択問題」が導入され、初年度は横浜翠嵐高校や湘南高校など7校がこの問題で自己表現検査を実施しました。令和2年度入試からは、共通問題・共通選択問題の導入校が、すべての学力向上進学重点校と学力向上進学重点校エントリー校に拡大され、令和4年度では以下の18校での実施となっています。なお、共通問題と共通選択問題については、一部マークシート方式の解答用紙を使用します。~ 共通問題・共通選択問題を使用する高校 ~
学力向上
進学重点校横浜翠嵐・柏陽・湘南・厚木・川和 学力向上
進学重点校
エントリー校希望ヶ丘・横須賀・平塚江南・光陵・茅ヶ崎北陵・小田原・相模原・多摩・横浜平沼・横浜緑ヶ丘・鎌倉・大和・横浜国際 令和4年度入試で特色検査を実施する学校や検査の概要については、ペンギン入試レポート6月臨時号をご確認ください。
選抜資料の比率と選考について
選抜は、第1次選考と第2次選考に分けて行われます。
第1次選考では、調査書の評定、学力検査の得点、面接の得点、特色検査の得点(実施校のみ)から求める「数値S1」により募集人員の90%までを選考します。残りの10%は、第2次選考として、調査書の評定を用いず、学力検査の得点、面接の得点、特色検査の得点(実施校のみ)で算出される「数値S2」により選考します。
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(1)第1次選考についてA調査書の評定合計
A=【2年生の9教科の評定合計】+【3年生の9教科の評定合計】×2(135点満点)
※3教科の範囲で評定を1~2倍し、重点化することができる。
B学力検査の得点
B=【100点/教科】×5教科(500点満点)
※2教科の範囲で評定を1~2倍し、重点化することができる。
C面接の得点
C=面接の得点
D特色検査の得点(実施校のみ)
D=特色検査の得点 -
(2)数値S1の算出
上記A、B、C、Dを100点満点に換算した数値をそれぞれa、b、c、dとする。
各高校で定めた調査書の評定の比率をf、学力検査の比率をg、面接の比率をh、特色検査の比率をiとする。
f、g、hはそれぞれ2以上の整数。f+g+h=10となるよう、各校で設定。iは各校で定めた1以上の整数。
数値S1は特色検査を実施しない場合は1000点満点、特色検査を実施した場合は1100点~1500点満点となります。
例1:特色検査を実施しない場合の数値S1による選抜
太郎くん、花子さんの合否の可能性は…??
例2:特色検査を実施した場合の数値S1による選抜
上で紹介したX高校が特色検査を実施し、特色検査の比率iが5である場合の、花子さんと太郎くんのS1値は以下の通りとなります。先ほどは太郎くんの方がS1値が高く、合格の可能性が高かったのですが、特色検査を実施した場合、特色検査の得点が高かった花子さんが太郎くんのS1値を大幅に上回ります。つまり、特色検査を実施しない場合との逆転が起きるのです。
特色検査の比率iが1である場合の花子さんと太郎くんのS1値は以下の通りとなります。
これらの例から分かるのは、同じ内申点、学力検査得点であっても、受験する高校のf:g:hの比率により、S1値は大きく変わるということです。また、特色検査実施校を受験する場合には、その比率も重要となります。したがって、志望校がどのような比率で選抜を行うかをよく知っておくことが大切です。
参考に、比率ごとの学力検査の関係を表す表を掲載します。調査書の評定1点分に相当する学力検査の得点が示されています。この表を見ると、例えば、評定・学力検査・面接の比率が「2:6:2」の高校を受験する場合、内申点の合計が自分より5点高い受験生と同じS1値を取るには、学力検査において1.23点×5点=6.15点高く得点する必要があります。
比率による調査書の評定と学力検査の関係(※評定・学力検査を重点化しない場合)
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(3)第2次選考について第2次選考では、調査書の評定を用いずに算出する数値S2で選考が行われます。
■数値S2の算出方法
前述のB(学力検査)、C(面接)、D(実施の場合、特色検査)を100点満点に換算した数値をそれぞれb、c、dとする。
各高校で定めた学力検査の比率をg、面接の比率をhとする。
g、hは2以上の整数で、g+h=10となるよう各校で設定。iは各校で定めた5以下の整数とする。
今後の変更予定について
神奈川県公立高校で統廃合・学科の改編や入試の変更が予定されている学校は下記のとおりです。
■ 令和4年度
横須賀工業 | 「建設科」を新設 |
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海洋科学 | 現在の「単位制海洋学科」から「船舶運航科」「水産食品科」「無線技術科」「資源環境科」に改編 |
■ 令和5年度
瀬谷・瀬谷西 | 2校を統合し、新校開校 現瀬谷高校の敷地・施設を活用 |
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逗葉・逗子 | 2校を統合し、新校開校 現逗葉高校の敷地・施設を活用 |
城山・相模原総合 | 2校を統合し、新校開校 現城山高校の敷地・施設を活用 |
■ 令和6年度
厚木東・厚木商業 | 2校を統合し、新校開校 現厚木東高校の敷地・施設を活用 |
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