イタズラ好きな猫ちゃんも、お手上げだ! 障子紙を「布」に替えてみた結果→めっちゃ良い
猫は大好きなのだが、いつも障子をズタボロにされて困ってしまう――。そんな悩みを抱えていた1人のツイッターユーザーが、昨年末に挑戦した「障子の張り替え」の結果が、2022年1月5日に投稿され、話題となっている。
障子戸の木枠の中は、色とりどりで、柄も様々。実はこれ、紙ではなく、「ぜんぶ布にした仕様」(Econecoさんのツイートより)。カラフルな布を張り合わせた、素敵なデザインのインテリアになっていて、どこか大正ロマン風の雰囲気も感じられる。
布であれば、イタズラ好きな猫ちゃんも手の出しようがあるまい。「Econeco」(@ECONECOxxx)さんが投稿したツイートには、10万7000件の「いいね」が付けられ、こんな声が寄せられている。
「すごい~!! 可愛いしピンク系で統一されててキレイですね!」
「人気アトラクションみたいで、めっちゃキレイです」
「発想に天才的なセンスを感じます」
「布で張り替え」とは、いつ、どんなきっかけで思いついたのだろう? Jタウンネット記者は投稿者の「Econeco」さんに聞いてみた。
障子1枚仕上げるのに6時間かかりました
投稿者「Econeco」さんはイラストレーター。アートや作家コラボ作品、ハンドメイド作品のアトリエショップを経営している。今回の「布で張り替え」のきっかけについて、こう語った。
「障子は猫がボロボロにするから (よじ登るから木枠まで折れてる) 、猫対策にプラスチック制の紙や、プラダンボールにしたり、試行錯誤してきたのだけど、全部ダメで、もしや布なら、と思いつきました。
張り替え作業は、布を切るのも含め、障子1枚仕上げるのに6時間かかりました、やり始めてすぐ、大変さに気づき後悔しましたが、時すでに遅しで、やりきりました」(「Econeco」さん)

「Econeco」さんが猫を飼い始めたのは、4年前。保護猫を引き取ったそうだ。
「猫はいつだって遊びに勇敢ですよね、うちもプラスチック障子にもしましたが、ダメでした」と述懐する。

制作にあたって苦心した点を聞くと、こう答えた。
「布を切るのも、地味に大変でした、グルーガンで貼るときはピンと布が貼るように必死でした。あと、布用のハサミは必須です
グルーガンで貼りましたが布なのでピンと貼りながら接着するのが大変でした。たまに火傷しそうになりました。柄の並びは全体的にバランスを見ながら、でも全く計画性はなく、貼って行きました」(「Econeco」さん)
グルーガンとは、ピストルのような形をした、接着用の道具。グルーとは樹脂のことで、熱によって溶けて冷えると固まるらしい。

「裏はグルーガンで適当に付けたから 結構きたないですが、やり方が気になる方がいらっしゃるみたいなので ......」と、「Econeco」さんは裏面の写真も披露してくれた。「雑な裏側はコチラ (また踏まれた......)」というコメントが添えられている。
「Econeco」さんの考案した「布で障子張替え」、猫を愛する人には参考になったかもしれない。今からでも遅くはない、「イタズラ対策」に試してみてはいかがだろう。