プロジェクトについてザッと話すとこんな感じです。
それではいろいろ語っていきますので、どうか最後までお付き合いください。
最近、同じ情報ばかり見ていませんか?
今の私たちは江戸時代の1年分あるいは平安時代の一生分とも言われる情報をたったの1日で摂取しています。
このコロナ禍で、あらゆるものがオンラインへと舞台に移されたことで、より多くの情報を以前よりも受け取れるようになりました。
しかし、それらの情報はAIによってパーソナライズ化(※注2)されたものであり、非常に偏りがあります。
※注1:パーソナライズ化
顧客の属性・行動データ履歴といったデータを基に顧客ニーズを把握し、適切な商品・サービスなどを提供する手法。特にインターネットにおいては検索データや購入データに基づき、情報がカスタマイズされることを指す。
このまま、パーソナライズ化された情報社会で良いのだろうか?
そんな疑問を抱き、令和市立図書館プロジェクトをスタートさせました。
はじめに・ご挨拶
zero story新令和市プロジェクト令和市立図書館担当の北と申します。
昨年は令和市民大学の学長として「ありのままに見えている世界を共有する」をコンセプトに、コミュニティと情報の分断を乗り越えて、他の誰かの体験知に触れられる期間限定の市民大学を開講していました。
こちらの令和市民大学は2021年7月24日の令和市崩壊を機に「キタキタの遊び研究所」と名前を変え、引き続き活動を継続しています。(ご支援、ありがとうございました!)
今回は再び令和市の舞台が2022年1月10日復活すると聞いたので、その復活に合わせて新たに「令和市立図書館」のプロジェクトを新規チームで立ち上げようと考えました。
令和市立図書館とはどのようなことをやるのか?
令和市立図書館では、スモールコミュニティ(※注1)および個人個人の世界を発信する書籍を展示し、誰でも無料でアクセスできる場を提供します。
※注1:スモールコミュニティ
一人一人が自分のための居場所として作っている(あるいは自然にできている)小規模なコミュニティ。
展示する本については【スモールコミュニティ出版令和市文庫】として、オンライン・オフラインを問わないさまざまなコミュニティの誕生・発展(衰退)のストーリーを記したものを小冊子として新規に作成したものを多く取り扱う予定です。
また、バーチャル自治体・令和市の景色を体験することができるブースを設置し、メタバースの中に入り込めるような体験もつくる予定です。
プロジェクト開催の動機
今回の令和市立図書館の開館にあたって、大きなテーマがあります。
それは普段生きている世界と違う世界の物語を提供することです。
近年、メタバースという言葉が市場レベルに浸透し、人々に受け入れられつつありますが、一般的にはまだまだzoomのようなオンラインツールの一つとして見られているだけで止まっているのが現状です。
本来のメタバースは直訳すると仮想空間。
つまり現実世界とは全く違う世界であることを示しているのですが、巷でよく言われるメタバースは現実社会に強く結びついています。
↓参考:Social in the metaverse| Meta
https://www.youtube.com/watch?v=afdnbXXbBTg
しかし、実際に親しまれているメタバースはRobloxやMinecraftのような「自分たちで作れる」をベースにした遊び場です。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2112/10/news126.html
そんな誰でも気軽に自分だけの世界を作れるメタバースの時代だからこそ、それ以前から実際に自分の世界を現実世界に実現させた人々の記録は社会に良い影響を与えるのではないか。
誰でもはじめられて、身軽に、ゆるく繋がれること
それらの揃うスモールコミュニティの実践の記録は私たち一人一人がより良い自分のための社会を作っていく上で大きな助けになるのではないかと考え、その記録を特集する令和市立図書館を設立することを決めました。
令和市について(これまでの活動)
ここまで当たり前のようにバーチャル自治体・令和市の話をしてきたのですが、そもそもバーチャル自治体・令和市とは何か?についてお話しします。
バーチャル自治体は2021年1月10日誕生しました。
この日に決まっていたのは「バーチャル自治体をつくること」と「それは7月24日で崩壊すること」だけでした。(このときのメンバーは4人)
その後、集まった人たちが各々「こういうのがあったらいいよね」とさまざまな施設(オープンチャット)を増やしていきました。
オープンチャットの総参加人数は約150名。実際はもっと多いかもしれません。
令和市に参加したデザイナーの森倉ヒロキ氏(デジタルの日のロゴ作成の中間発表に残るなど)によって令和市の市章つくりのワークショップが開催されました。
令和市民大学では、地方自治体関係者や小中学生および高校生などを講師に、最初の1ヶ月間だけで計10回の講義が開催されました。
また、令和市営地下鉄など令和市オフ会の中でゲリラ的に作り上げられた施設もありました。
合宿も開催されました。
そんな令和市の終わりが近づく7月。各施設の施設長は存続か移転か終了かを自らの意思で決め、それぞれのやり方で令和市を崩壊させました。
令和市民大学=特定のワードを呟くとBANされるウイルスが発生
令和市公民館ー17日に爆破
その直前である7月10日にはシェア街との姉妹都市調停を結びました
これが今私たちが知っている今までの令和市です。
これから始まるのは崩壊したかつての令和市とは全く違う令和市。
一部の遺産を引き継ぎつつ、新しい令和市を作り上げる予定です。
ちなみに、新令和市のスタートに先行して旧令和市市民によって、崩壊後の令和市を舞台としたノベルゲームがリリースされました。
さらに新令和市用のアプリもリリースされています。
資金の使い道
公園使用料
交通費および滞在費(奈良県より出発)
展示物作成費
アプリの運営費
リターンについて
今回のクラウドファンディングでは個人向けと法人向けの2種類のプランをご用意しています。
ただし、個人の方が法人向けプランの選択をしたり、法人の方が個人のプランを選択することも可能です。
個人向けプラン
2000円 図書館に遊びにおいでよチケット
令和市民図書館は誰でも気軽に遊びにいくことが可能ですが、なんとなく背中を押してもらいたい人や純粋に令和市民図書館を応援したい人にオススメなプランです。
5000円 令和市文庫よりランダムに1冊(令和市立図書館のしおり付き)
しおりは製作中
スモールコミュニティ出版より作成された令和市文庫の中からランダムに1冊お届けいたします。
ランダムといいつつ、基本的には令和市関連の書籍をお届けしますが、令和市立図書館のプレイベントにて何か欲しい本がありましたら備考欄に書いていただければご対応させていただきます。
5000円 令和市立図書館インターン参加権
令和市立図書館のインターンでは企画の立て方、出版物の作成、取材などさまざまな体験が楽しめます。
中高生や大学生など自分から何かことを起こしてみたい人にオススメなプランです。
なお、第一期の令和市インターン生は現在も旧令和市派生施設にて絶賛活躍中のようです。
10000円 令和市文庫で本をつくろう!電子書籍出版サポートプラン(デジタルのみ)
あなたのコミュニティのこれまでの活動や誕生のきっかけなどを電子書籍化し、令和市文庫で取り扱います!電子書籍は令和市立図書館オンラインショップにて無料販売させていただきますが、ご自身のサイトやkindleなどで販売していただくことも可能です。
※執筆はしません。
※電子書籍の作り方の指導および令和市文庫での掲載を承ります。
※もともと存在している書籍を令和市立図書館オンラインショップで取り扱う場合には審査をする場合があります。
20000円 あなたの本が令和市立図書館に並ぶ!小冊子作成プラン!
あなたのコミュニティのこれまでの活動や誕生のきっかけなどを小冊子化し、令和市立図書館のイベントにて並べさせていただきます!電子書籍版は令和市立図書館オンラインショップにて無料販売させていただきますが、ご自身のサイトやkindleなどで販売していただくことも可能です。
※執筆はしません。
※電子書籍の作り方の指導および令和市文庫での掲載および展示用書籍の製本化を承ります。
※もともと存在している書籍を令和市立図書館オンラインショップや令和市立図書館に置く場合には審査をする場合があります。
30000円 あなたの街へ出張!令和市立図書館
令和市立図書館をあなたの街に呼ぶことができます。もちろん、近所の人を誘うのもOK!
※交通費別
法人向けプラン
全てのプランにおいて令和市アプリ内のスポンサータブにてご紹介させていただくことが可能です。
普通、自治体は特定の企業への優遇をしないものですが、私たち令和市は「n人分の関与するn人分の令和市が存在する」をベースにしているため、企業の考える令和市が存在しても良いと解釈し、広告掲載を引き受けることにします。
5000円 令和市立図書館にオンライン掲載!
令和市立図書館のオンラインショップのバナーにて御社をスポンサー欄に記載させていただきます。
30000円 あなたの街へ出張!令和市立図書館
令和市立図書館を日本国内のお好きな場所に派遣させることができます。
また、追加特典として令和市立図書館のオンラインショップのバナーにて御社をスポンサー欄に記載させていただきます。
※交通費別
50000円 令和市営地下鉄新駅創設権(法人向け)
令和市内にあなたの新駅を創設することができる権利です!
あなたのバーチャルラボを令和市内に建設しませんか??
※令和市アプリの路線選択の部分に御社の路線名および駅名が表示されます。
※令和市アプリ内のスポンサータブに御社のリンクを載せることが可能です。
100000円 あなたのメタバース街を作ります!(要相談)
令和市内にあなたの街(新駅)をRoblox上に建設します!
どのような街にしていくかはとある企業でRoblox講座の講師として活躍している北と一緒にRobloxの動かし方を学びながら作っていきましょう。
実施スケジュール
現在決定している大まかなスケジュールは
1月:クラウドファンディングおよび掲載先の選定+テスト開催
2月:製本作業・リターン発送
3月〜4月:実施
です。
開催都市に関しては今の段階では
東京
大阪
名古屋
を予定しており、状況によってその他の都市を追加する場合があります。
最後に
インターネットで何かを始める!と言われたら何をすればいいのかわからないのが常ですが、「何もない自治体で何をするか?」と言われたらポンポンいろんなアイデアが生まれてくるのが令和市の良いところだなと思います。
ただ、もう1年も立ってしまったので去年とは全く違う令和市になる予感がしています。
今回の目標はオフラインのメタバースをつくること。
バーチャルな自治体ではありますが、リアル世界に一歩踏み出す姿を応援していただければと思います。
どうぞよろしくお願いします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。