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メロディにて♯vなどのノンスケールトーンを使う際の工夫について

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回答(2件)

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外野からすみません。 「キーCでいうBの音」は順次下行で「A」の音にも進みますよ。 例えば Dm9→G7(13)→C69で 和音構成音なら m7(C)→M3(B)→M6(A)と、 メロディーなら ミ-ド-→レ-シ-→ラ~ というように。 ♯v(G♯)もv(G)に下行しますね。 例えば CM7→Bm7♭5→E7→Am7で 和音構成音なら M7(B)→m7(A)→M3(G#)→m7(G)と、 メロディーなら シ-ラ-→ソ-ファ-→ミ-ソ#-→シ-ド- というように。 で、そのサイトをチラ見した限りでは、 シはハーモニック処理(逸音を経由したり分散和音にしたり)してもドやラに進んでいるので、 導音が2度上下のドやラに進んでも迂回していれば「ダサさを回避」できたことになる ←ということではないでしょうか。 質問の趣旨と異なるなら放念してください。

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私はたまたまMusic Planzの門下生なので良かったですけど、こういうテキストに書いてある通りの筋道で答える必要のある質問は、直接著者の先生(北田陽一郎)か団体に問い合わせた方がいいですよ。本人はtwitterもやってるし喜んで相手になってもらえると思います。 https://twitter.com/k_masera?s=21 私も元々そういうきっかけで門下になったんですが。 お問合せのメールを使うのは事務対応の手間などがあるので、私個人が事務の人をよく知ってる以上、直接の問い合わせをオススメするのは気が引けます。 ともかく本題ですが、質問者さんが仰っている質問内容を少し違う言い方に変えた上で説明させてください。 ここで、ダイアトニックスケールとは異なる音のことを仮に「ノンスケールトーン」と呼ぶことにしますね。 逆に、ダイアトニックスケール上の音を「スケールトーン」と呼ぶことにします。 で、質問者さんがおっしゃっていることをこの用語に基づいて整理すると、 「あるスケールトーンを臨時的な主音とした場合に、その臨時の主音にとっての導音(臨時導音)に対してハーモニック処理を応用できるのか」ということになります。 結論からいうと、 「臨時にメロディのトニックポイントを変えるとメロディのキー感覚の一貫性を損なう」 ので、 「ポピュラリティのある音楽を作る」 という目的の上では全くオススメできません。 あくまで「ノンスケールトーンは半音上下にアプローチする」というのが原則です。 「音楽理論3」でその発展的例外(ディレイドリゾルブ、リーピングアプローチ)については書かれてますが、ちゃんと「キー感覚の変化(=転調)」をケアした上でハーモニック処理を行うなら構いません。 そもそも、なぜこのテキストで「導音のハーモニック処理」が「原則」とでも言わんばかりにオススメされているかというと、「"ダイアトニックスケール上の"導音→主音」の動きというのが、世の中の音楽表現として「チープ」で「ダサい」だからなんですね。 良い悪いは別にして、「モーツァルト感がある」とでもいいましょうか。 「上質なメロを作るコツ」ってのがこのテキストの内容なので、そこに対する姿勢からそういう記述になるわけです。 あくまで導音がスケールトーンであるという前提で、同じくスケールトーンであるiiやvやiiiに跳躍するってのがハーモニック処理の前提です。 じゃあ臨時の導音(≒ノンスケールトーン)もハーモニック処理を応用すりゃいいじゃん!ってところですが、これはかえって「ポピュラリティを低める」ことに繋がるんですよ。 聞き慣れない≒奇異(エキセントリック)になるのです。やってみりゃわかりますが、それが良い方向に働くことはとても珍しいです。 転調を伴わない限り、どんなノンダイアトニックコードで伴奏しようが、メロディのキー感覚ってのはなるべく一貫させておいた方が「ポピュラリティが高い」んです。 臨時に外れた音を使うこと自体は、ブルーノートが紹介されていることからも分かる通り可能なんですが、原則としてそれらの音は半音上下のスケールトーンに向かってアプローチしたほうがいいよ、ということになるわけです。 ただしブルースにおいては特有の事情があってブルーノートからの跳躍は一般的に行われます。そのことについては音楽理論2および3にて説明されているでしょう。 ポピュラリティってのは「ポピュラー音楽らしさ」のことを言うわけですが、あまりにポピュラリティが高すぎてもチープだし、低すぎてもエキセントリックっていうバランス感覚は、ちゃんと世の中の楽曲をメロディ構築の視点から分析しないと見えてこないですね。