ウイスキーのブログを書くほどの趣味になっている私にとって、スコットランドの独立には興味がありました。
個人的には保守派の政治思想を持っていますが、スコットランドには独立してもらいたかった思いがあります。
イギリスという国を知らない人にはピンとこないかもしれませんが、実は4つの国が併合されてできていて、正確には「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」 という国名になります。
サッカーにおいても、イギリスとしては出場せず、各国で代表を出すほどです。
スコットランドが成立したのは10世紀のことで、ゲール、ケルト系のピクト人やゲール人をルーツとしたスコット人の住む国でした。
一方でイングランドは、デンマーク周辺にいたアングロサクソン人の国となり、後に北欧系のノルマン人、その後はフランス系の王朝が支配するようになりました。つまり、人種レベルでも双方の国は異なっているのです。
そのため、両国では長らく争いが続いていました。
1603年にスコットランド王だったジェームズ6世がイングランド王を兼任するようになり(イングランド王ジェームズ1世)、100年後にはイングランドに併合されて連合王国となりました。
しかし、スコットランドの人々にとっては望んでいない併合であり、イングランド主体の政治体制が続いたことで、イングランドへの不満は残り、独立への思いへと進んでいきました。
1999年には自治政府が誕生しましたが、人々は満足しませんでした。
2014年に独立を問う住民投票を行いましたが、賛成は45%ほどで、惜しくも独立には至りませんでした。しかし半数近くの人々が不満を持っていることを世界中に公表することとなりました。
経済や軍事的な理由で独立することによる大きなハンデを抱える課題もありますが、ウイスキー、ゴルフ、豊かな自然などの観光スポットなどの売りがあるスコットランドが独立国になることによって、それらの価値も高まるのではないかと思います。
日本でも一部の人間が分断、独立を望む動きがありますが、イングランドとスコットランドの歴史と比べてみると、浅はかで感情論でも通らないように思えます。
個人的には保守派の政治思想を持っていますが、スコットランドには独立してもらいたかった思いがあります。
イギリスという国を知らない人にはピンとこないかもしれませんが、実は4つの国が併合されてできていて、正確には「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」 という国名になります。
サッカーにおいても、イギリスとしては出場せず、各国で代表を出すほどです。
スコットランドが成立したのは10世紀のことで、ゲール、ケルト系のピクト人やゲール人をルーツとしたスコット人の住む国でした。
一方でイングランドは、デンマーク周辺にいたアングロサクソン人の国となり、後に北欧系のノルマン人、その後はフランス系の王朝が支配するようになりました。つまり、人種レベルでも双方の国は異なっているのです。
そのため、両国では長らく争いが続いていました。
1603年にスコットランド王だったジェームズ6世がイングランド王を兼任するようになり(イングランド王ジェームズ1世)、100年後にはイングランドに併合されて連合王国となりました。
しかし、スコットランドの人々にとっては望んでいない併合であり、イングランド主体の政治体制が続いたことで、イングランドへの不満は残り、独立への思いへと進んでいきました。
1999年には自治政府が誕生しましたが、人々は満足しませんでした。
2014年に独立を問う住民投票を行いましたが、賛成は45%ほどで、惜しくも独立には至りませんでした。しかし半数近くの人々が不満を持っていることを世界中に公表することとなりました。
経済や軍事的な理由で独立することによる大きなハンデを抱える課題もありますが、ウイスキー、ゴルフ、豊かな自然などの観光スポットなどの売りがあるスコットランドが独立国になることによって、それらの価値も高まるのではないかと思います。
日本でも一部の人間が分断、独立を望む動きがありますが、イングランドとスコットランドの歴史と比べてみると、浅はかで感情論でも通らないように思えます。