元日に公開された秋篠宮家の映像。秋篠宮(56)は書籍を広げ、昨年結婚した長女・眞子さん(30)と旅行した思い出の地、マダガスカルの植物について語られたという。秋篠宮家にとって苦難の年だった2021年。だが、22年も、秋篠宮には「3つの壁」が立ちふさがっているのだ。
1つ目の壁は、今年2月下旬に予定されている、眞子さんの夫・小室圭さん(30)の司法試験だ。
「小室さんが昨年7月の試験で不合格だったのは、秋篠宮さまにとっても“想定外”。そもそも昨年中に眞子さんが結婚できたのは、小室さんがNY州の弁護士になれば、一時金はなくとも生活基盤は安定するという期待があったためでした」(宮内庁担当記者)
ところが、試験結果は不合格。二人の“生活基盤”に早くも黄信号が点った。秋篠宮家関係者が明かす。
「秋篠宮さまは、小室さんが不合格だったことに、大いに不満をお持ちです」
小室さんが再トライする2月試験は、一度目の7月試験よりも合格率が低いことで知られる。
「ここ10年間の7月試験の合格率は60〜80%台ですが、2月試験は30〜50%台。とくに18年2月は、再受験組の合格率がわずか25%でした」(現地ジャーナリスト)
再受験者の4人に一人しか生き残れない過酷な試験。さらには、
「NYの法律事務所では、2度目の試験に落ちれば、解雇される可能性が高い」(同前)
2つ目の壁が、昨年12月に27歳になられた次女・佳子さまの結婚問題だ。
「佳子さまは12月31日にお祓いの行事である大祓の儀に参列され、1月7日には昭和天皇陵へ参拝される。いずれも前回は眞子さんが担ったものです」(前出・記者)
お出ましの機会が増える佳子さまだが、眞子さんが25歳のときに婚約内定したのを考えれば、いつ続かれてもおかしくない。じつは学生時代には、恋愛に積極的な姿勢を見せておられたという。佳子さまの知人が秘話を明かす。
「好意を寄せていた男の子を宮邸に招いてアプローチなさったこともありました。その恋は結局、成就しませんでしたが……」
秋篠宮もかねてより「結婚は娘たちの意思をできるだけ尊重したい」と語っていたが、状況は一変。
「秋篠宮さまは、眞子さんのような“類例のない結婚”を、佳子さまには絶対にさせないと決意なさっている。お相手への調査も辞さない覚悟でおられます」(前出・秋篠宮家関係者)
今度こそ、「多くの人が納得し喜んでくれる」結婚を後押しできるか。
そして3つ目の壁が、中学3年生の長男・悠仁さま(15)の進学問題だ。
悠仁さまが通うお茶の水女子大附属中は、高校が女子校のため内部進学ができない。進路の行方が注目を集める中、小誌は前号で、悠仁さまが筑波大学附属高校(筑附)を志望されていると報じた。ただ、この選択が、波紋を呼ぶ可能性があるという。
「じつは悠仁さまの中学進学時にも、ご夫妻は筑附進学を検討された。お茶の水大と筑波大は『提携校進学制度』を期間限定で導入しており、特別入試でお茶小から筑附中に進学できるためです」(宮内庁関係者)
だが中学進学先が検討されていた18年、小室さんが米フォーダム大に入学。
「同大が公式ホームページで『眞子さまのフィアンセ』と紹介したことや、小室さんが手厚い奨学金を得たことが“皇室を利用して特別扱いを受けている”という国民の疑念を招いた。そんなときに悠仁さまが筑附中に進学されれば、小室さんと同様“特別扱い”と批判されるのは自明でした。それで、ご夫妻は筑附進学を避けられたのです」(同前)
それから3年余。眞子さん結婚劇の余波が収まらぬ中、秋篠宮家は再び悠仁さまの進学シーズンを迎えた。
「筑附進学が国民の疑念を生みかねないのは、3年前と変わらない。“次代の天皇”の進学の経緯に注目が集まるのは間違いありません」(前出・記者)
秋篠宮家、課題山積の2022年が幕を開けた。
source : 週刊文春 2022年1月13日号