アウクシリアとは - コトバンク

ブリタニカ国際大百科事典小項目事典「アウクシリア」の解説

古代ローマの補助軍。共和政末期に，イタリア以外の防衛のため，市民権をもたない属州民から徴発された騎兵と軽装歩兵から成る軍隊。総数は皇帝アウグスツス (在位前 27～後 14) の時代に 13万，2世紀には 25万に達した。給与は正規軍より劣悪であったが，25年間勤めると市民権が与えられた。

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