ファクトリーメイドのナイフの
1stロットと2ndロットの違い。
ハンドル部ボディの表面処理が
明らかに異なる。
上1st、下2nd。
1stは実銃のような表面仕上げだが、
1stは実銃のような表面仕上げだが、
2ndは単なる黒ペンキのような仕上
げ。
使うシチュエーションを勘案し、
使うシチュエーションを勘案し、
1stのこの個体はサムスタッド
ピンを除去している。
ワンハンドオープンではブレード
を指で挟んでボディ下に振って
ブレードを手の中に納めるよう
にしてクイックオープンさせる。
表面仕上げ処理は明らかに1st
のほうが良い。
センターピンの締め込みは2ndで
センターピンの締め込みは2ndで
は改良されていて、逆からの嵌め
込みになった。
これは裏のフックを外さずとも
メジ締め込み調整が可能なため、
2ndのほうが優れている。
ところが、1stを裏返しでピンを
嵌めても隙間ができて嵌まらない。
2ndは専用設計のようだ。
これは明確に2ndは構造が「改良」
された物である事を示す。
ブレードは全く同じ。
クリップフックは造形が異なる。
これも2ndでは別設計となっている
のだが、この部分は1stのほうが
実利的に造形とプレス型抜きが良
い。1stのほうが滑らかなカーブを
描いているし、先端の折れの部分
も緩やかでポケット等への脱着が
スムーズになる。
ロットによって細かいところが
ロットによって細かいところが
マイナーチェンジされている
ブローニングの277フォールディ
ングナイフ。
まるで実銃のコルト・ピースメー
カーのようにロットごとに変更点
が存在する。
コルトではなくブローニングだが(笑
このブローニング277は非常に出来
の良い小型ナイフで、私はこれまで
8丁購入している。
今手元にあるのは3丁。常用2丁。
1丁は保存用。
5丁は友人や親戚に進呈した。
買い求め方はピースメーカーのそれ
に似ている。
同一機種なのに、なぜか何点も
求める。
なんてのか、子どものメンコだね。
今の子たちはメンコの存在さえ
知らないかも知れないが。
酒ブタの王冠集めだ、とか言った
らもっと知らないか(笑
あの酒ブタ王冠で学校の机の上で
ビリヤードのように並べて指で弾
いて当ててゴールに落として取り
合いをするゲームを考案して、横浜
の小学校で流行らせた。
爆発的な大流行。
学校で禁止になった。
学年のみならず、多くの生徒が
それに夢中になり、賭博性も高い
為に学校では宜しくない、という
事になったからだ。
アウトドアでのボールゲームの
「ガン箱」というのも考えて、
めちゃくちゃ流行ったが、これは
外で場所を取るのでコンパクトさ
には欠けていた。ワンバンのドッヂ
ボールみたいなもん。
あと、一斗缶のフタを広げて円周
の出歯の先を三角に鉄ハサミで全部
カットして作った手裏剣も考案して
学校で流行らせた。
殺傷力あり。生体実験はしていな
いが、外で立木に刺さる威力が
かなりのものだった。
危険過ぎるとの事で、これも学校
では禁止になった。
しかし、これは私ではなく、クラス
の別な奴が教壇を的にして教室で
投げ刺しまくっていたのが教師に
バレたからだ。
かなり飛び、確実に刺さる。
まあ、危険っちゃあ危険。
教壇刺しを止めなかったとして、
学級委員だった私も職員室に呼び
出されて担任と教頭に絞られた。
止めないどころか、考案者がその
学級委員だっつーの。
でも、製作考案者の持ち込み者が
誰かなどはチクる奴はいなかった。
クラス全員共同共謀正犯の共犯だ(笑
全員がレジスタンスたちの支援者
だった。汚いスパイはいない。
支配の規則よりも、そうした階級的
自律的規律を重んじる事の重要さを
全員が理解していた。これは、地道
な日々の全員オルグによる。パッと
は成し得ない。
毎年各学年で最低2期は学級委員だ
った。
こちとらおぼったまのいい子ちゃん
ではない学級委員だが、私のクラス
は実によく統率されていた。生徒会
でも学年を超えてうちのクラスで
まとめた主張が常に生徒会を牽引
した。これはもう4年の時から。
6年とかのヘボくさい日和った提案
事などは4年生のクラス→学年決定
→全校生徒会への動議事案で爆砕
だった。
1学年11クラスあったマンモス小学
校時代。
4年時には私が書いた脚本が全校の
学芸会の演劇の本として採用され、
上演された。
反戦と支配・被支配の人間社会が
テーマの舞台劇だった。
最後のラストシーンは、核兵器の
発射ボタンを世界の支配者たちが
押して、地球が白くなって人類滅亡
で人間そのものが消滅する。
幕が降りてからは1学年11クラス
もあるマンモス校の全校生徒たち
は水を打ったようにシーンとなって
いたが、間を置いて大拍手の渦だっ
た。拍手が鳴り止まない。
私が脚本、演出を執った。
私自身も、お上にはヘコヘコしな
がら弱い江戸の町人をいじめる嫌
な野郎のオカッピキ役で出演した。
丁髷のカツラ被って十手を持って
着物に尻からげでももひき履いて。
物語は、古い時代からタイムリープ
しながら、常に権力者によって民衆
が苦しめられて来た歴史性を明らか
にしつつ、最後は地球の全人類消滅
で地球と人類最期の幕、という物語
だった。4年生の時に執筆。
小学生男子が全員肥後守を持ち歩い
ていた時代のヨコハマでの事。
もう半世紀以上前の話だ。
学校帰りには、そこらの広っぱや
雑木林の中に「基地」を作っていた。
男子はみんなやっていた。
20世紀少年たちは。