今回は、ちょい高ウイスキーとしてデュワーズ12年を飲みます。

アバフェルディをキーとした12年ブレンデッド

_DSC4089_01デュワーズは南ハイランド出身のジョン・デュワーが1846年に創業し、その後は二人の息子、ジョン・アレクサンダーとトミーに引き継がれました。
ジョン・アレクサンダーはウイスキー作りを、トミーは販売を中心に手がけていきました。

トミーは親交のあったアメリカの鉄鋼王、アンドリュー・カーネギーを通じ、当時のアメリカ大統領、ベンジャミン・ハリソンに樽ごとウイスキーをプレゼントしたことでアメリカ中にデュワーズの名が知れ渡り、今日に於いてもアメリカで有名なスコッチウイスキーブランドとして知られています。

デュワーズ12年は、その名の通り12年熟成したモルト、グレーンを使ったブレンデッドウイスキーです。

キーモルトとなるのはアバフェルディ蒸溜所のモルトで、南ハイランド地方にあるこの地はジョン・デュワーの故郷であり、蒸溜所を建設したのは息子のジョン・アレクサンダーによるものでした。

このアバフェルディを中心に40種類以上の原酒をブレンドして作られています。

ラムレーズンの香りがとても明確

ストレート

ヨードの香りを伴うスモーキーな香りと共にラムレーズンの甘い香りが続き、リンゴ、シナモン、カカオと続きます。

味わいは、アルコールからの辛みはそこそこあるものの、その後は軽い酸味と共に甘さが広がります。

ロック

軽いスモーキーさをもちつつも、ブランデーを飲んでいるような雰囲気を感じるほど強いブドウの香りが広がり、カラメル、リンゴ、シナモンと続きます。

味わいは、軽いほろ苦さがあるものの、後から甘味が主体になります。

水割り

ラムレーズンの香りが先に広がった後、バニラ、シナモンの香りが続きます。スモーキーさはなりを潜めます。

味わいは、酸味が主体になり、苦みはそれほど感じられず、後味に甘味を得られます。

ハイボール

なしの香りが先に訪れ、ラムレーズンへと続き、奥からカカオとカラメルの香りがやってきます。
味わいは、酸味をもちつつも軽い渋味を得られます。

まとめ

一般的なホワイトラベルに比べると、シェリー樽原酒と思われるラムレーズンの香りが強く、甘味も比較的目立つので、ウイスキーに慣れていない人でも比較的とっつきやすい印象です。

どのような飲み方でも、物足りなさや不快感は少なく、結構オールマイティな印象を受けます。
価格も2000円台で比較的手に入りやすいのもメリットと言えます。

  • メーカー:バカルディ・ジャパン
  • 容量:700mL
  • アルコール度数:40度
  • 香り:ラムレーズンの香りが主体で、軽くスモーキーさを伴いつつ、リンゴ、シナモン、カカオと続く。
  • 味わい:甘味が強めで、酸味、ほろ苦さもある程度感じられる。
  • ストレート B: 一定の渋味が感じられ、香りが比較的豊か。
  • ロック A: ブランデーのような強烈なブドウの香りが広がる。
  • 水割り A: 苦みはかなり薄れ、飲みやすさが増す。
  • ハイボール B: 甘味が抑えられ、サッパリ感が強まる。