□猫 くしゃみ連発でグショグショ
映画館や会議中などの公な静かな場所で気をつけたいのが、自分が出してしまう騒音のこと。スマホや携帯の電源を切るといったことは意識して対策出来ますが、自分ではどうにもならないのが「くしゃみ」ですね。
「せき」はまだ立てる音を小さくすることは可能ですが、「くしゃみ」は出してしまえば大きな音になりますし、我慢すると更にくしゃみがしたくなる悪循環に…。
我慢するとムズムズしてしまう、辛いくしゃみの原因とすぐに止める方法などをまとめてみました。
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くしゃみが出る原因は?
フィルターがくしゃみの原因?
人は主に鼻から空気を吸い込み、体内に酸素を取り込みます。
この時に鼻は空気を吸い込みつつ、ゴミや雑菌を取り除くフィルターの役割を果たしますが、鼻で取り除いた雑菌やゴミが、鼻の粘膜にくっついてしまうことがあります。
それに対して、体は反射的に刺激物を取り除こうと行動をおこしてしまいます。
この「反射的に出る」のがくしゃみであり、意識していてもくしゃみが出てしまう原因ともなるのです。
花粉症?
くしゃみの原因は、粘膜に刺激物が付着する事ですが、具体的にはどんな時に出やすいのでしょうか?
一番多いのがアレルギー物質が粘膜にある場合で、代表的なものとしては花粉症があげられます。花粉自体が刺激物になりやすいのに、花粉アレルギーがある場合は過剰な刺激を受けてしまうんですね。
ハウスダスト?
花粉症以外では、ハウスダストもくしゃみの原因となります。
埃っぽいところや掃除をサボった部屋に入ると、目や鼻がムズムズしてくしゃみが止まらない。あるいは家に居るとくしゃみが増える人は、ハウスダストのアレルギーの可能性が。
ハウスダストは毎日の掃除である程度減らせますので、面倒だと思わずに掃除を行いましょう。
風邪?
風邪はウイルスが鼻や口から侵入することで、感染します。その為、初期症状として、水際でウイルスの侵入を食い止めようと、セキやくしゃみが出てしまうのです。
くしゃみをすることで、自分の体からはウイルスを追い出せますが、周囲には迷惑になってしまいます。この時のセキやくしゃみは我慢してはいけませんが、エチケットとしてマスクは必ず装着しましょう。
くしゃみを止める方法は
出せるならクシャミをしたほうが体のためには良いのですが、我慢しなければならない場面もあります。
そんな時に役に立つ、くしゃみを抑えたり和らげる方法をいくつか紹介します。
カトちゃんペ!
簡単で思った以上に効果があるのが、「カトちゃんペ」です。
「え?」と思うでしょうが、加藤茶さんの持ちネタの「カトちゃんペ」です。
くしゃみが出そうな時に鼻の下を少し強めに押さえると、鼻に向けられていた意識が一瞬それます。その事でくしゃみをしようとする無意識の反応がとまってしまい、クシャミを防げるのです。
指1本で抑えるよりは指2本、出来れば指3本ぐらいで抑えるのが効果的。心の中で「カトちゃんペ」とつぶやけば、クシャミを止めるのも楽しくなりますよ。
小鼻にツボあり
カトちゃんペはちょっと…と思うのならば、鼻周辺のツボを刺激してくしゃみを止めてしまいましょう。
小鼻のわきの凹んだ辺りには、「迎香(げいこう)」というツボがあります。両手の人差し指でゆっくりと5回ほど押すと、くしゃみや鼻づまりなどの鼻の不快感が収まります。
鼻のテカリが気になる場合は、あぶらとり紙やティッシュなどを添えて押すと一石二鳥ですよ!
鼻から大きく息を吸って!
両手がふさがっている場合は、鼻で思い切り息を吸い込みましょう。
イメージとしては鼻で深呼吸をする感じです。
・極限まで吸い込んだら、ゆっくりと鼻から息を吐き出します。
・限界まで息を吐き出します。
これを3回ほど繰り返してみて下さい。鼻への刺激物がなくなるので、くしゃみが止まるようになりますよ。
出せるなら出す、原因があるなら治す
鼻がむずむずするくしゃみは、出来れば我慢せずに出してしまったほうがすっきりします。
とは言え、静かにしないといけない場所では、なるべく抑えて迷惑にならないようにしたいものです。そんな時は、今回ご紹介した対処法をしてみて下さい。
ただ、その場しのぎの一時的な対処になりますので、くしゃみの原因がわかっているのであれば、病院で適切な治療を受けるべきですね。
また、マスクで防衛する、こまめな掃除などで、くしゃみの原因を取り除くようにしましょう!
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