落し穴(読み)オトシアナ

デジタル大辞泉「落し穴」の解説

おとし‐あな【落(と)し穴】

歩いている人や獣が気がつかずに、そのまま落ち込むように仕掛けた
(比喩的に)人を陥れるための策略。「うまい話には落とし穴がある」
(比喩的に)それと気づかずにおちいりがちな、好ましくない事柄・状態。「新しい技術にはどのような落とし穴が隠れてるかわからない」
[補説]作品名別項。→おとし穴
[類語]穴ぼこ窪みホール縦穴横穴抜け穴節穴気孔オゾンホール

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版「落し穴」の解説

おとしあな【落し穴】

動物を捕獲するわな()の一種人類が考案した種々な罠のうちで,落し穴は最も一般的なものであり,ほとんど世界中で用いられていた。とりわけアフリカでは種々の対象動物に合わせて,大きさ・しかけなど変化に富むものがつくられていたことが民族誌記述によって知られる。落し穴は動物が出られないように十分な深さに掘られたもの以外に,幅の狭い溝形につくって動物がはさみこまれるようにしたもの,にとがった棒を立てたもの,格子を組んで動物の四肢の自由を奪うもの,どんでん返しののついたものなど,さまざまなしかけが考案されていた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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