1. REIWAプロジェクトとは
Regional Edge with Interconnected Wide-Area Networkのこと。
ただ、これだけではわからないと思うので、私なりの解釈を添える。(間違ってても責任は取らない)
1.1 Regional Edgeとは
おそらくみなさんご存知の通り、NTTは日本各地に局舎とよばれるデータセンターみたいなものを所有している。このような、各ユーザに近い拠点にあるデータセンターらしきものをRegional Edgeと呼んでいる。(間違ってても責任は取らない)
1.2 Interconnectedとは
英語苦手だけど多分「相互接続された」みたいな意味だと思う。
1.3 Wide-Area Networkとは
直訳すると広域ネットワーク。具体的な製品で実現しているかどうかは不明だが、映像AIプラットフォームというサービスはManaged SD-WANで実現している。
1.4要するに「REIWAプロジェクト」とは何か
NTTの各拠点に散らばるデータセンターをNWで相互につないだ上で提供されるサービス のことだろう。正式な内容はGoogleで調べた方が早いので、興味ある方は調べてみてください。
2. (ここからが本題)「REIWAプロジェクト」って率直に言ってやる意味あるのか?
私の個人的な見解は、無い(と思っています。)
2.1 その理由1
ある程度通信業界に勤めている人間ならわかると思うのが、日本は国土が狭く(←ここ非常に重要)、かつ有線のNWの品質が高性能すぎるため。ある程度遅延などの測定を行ったことがあるものならわかると思うが、日本国内で多少距離が離れても、遅延はそんなに大きくならない(大きくて2~3ms程度)。はっきり言って、エッジにリソース追加しても、特に日本のような小さな国ではそれほど有効な結果を生み出さない。なんならアメリカのような大国でエッジのサービスを展開してみて、遅延量を測定しても5msほどしか性能は良くならなかったという。日本では遅延性能が良くなったとしても2~3ms程度。はっきり言って、2~3ms程度の遅延のために、何十億円も投資するのは無駄でしかないというのが個人的な意見。
2.2 その理由2
NTTも所詮日本の通信企業に過ぎないので、機器の調達も一国家としてのレベルでしかできない。これじゃ当分GAFAMには勝てねえよ。なんせGAFAMはプラネットレベルで設備調達してくるからな。しかもろくに英語を話せるやつのいないNTTに比べて、GAFAMは英語が流暢な外国人がGAFAMにとって最適な条件で調達できるようにちゃんと交渉している。
はっきり言って、GAFAMにNTTが勝てる訳ない、というかすでにクラウドの分野ではAWSにぼろ負けしている。
3. 結論 REIWAなんて意味ねえし、辞めたほうが良くね。
はっきり言ってREIWAなんてやる意味ないと思う。
「Regional Edge with Interconnected Wide-Area Network」なんて無駄にカッコつけるより、
「Regional Edge (リージョナルエッジ)Iranaikara(要らないから)Watashito (私と) Asobo(遊ぼ)」by
かとし
という意味に変更した方がぬくもりもあって良さそう と思いましたまる
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