[35540] 【オリトレポケss】厄災はここに。人はまた終わりを繰り返す【単発】    （最後のレスにジャンプ）

「ククク…世界よ！我の元に沈むのだ！！」

白髪ツインテールの少女は世界を滅ぼした、正式には世界に定められた役目…生命のリセットを行った。

これは第4の終焉であり第5の始まりでもある。
終焉は原初となり世界の均衡を保つ為に生きる。

世界を滅ぼす方法はいくつも在る。

第一の終焉
全ての破滅

第二の終焉
天空の崩壊

第三の終焉
大海の枯渇

第四の終焉
大地の終焉


世界は破滅し繰り返す。穢れた聖杯の願いは永遠に叶う。世界を見る破滅の女神は時を操り全てを掌握する。


そんなお伽話を読んだことがある。嘘か真かは誰にもわからない。言えることはただ一つ。この世界で生き抜くしかない事だ。

赤髪の青年はベットから起き上がると自身のモンスターボールを眺めていた。

「終焉は本当に来んのかな…相棒」　

勿論モンスターボールからの反応はない。
青年はまたベットに身を投じた。

「やる気でないな…」

ベットで寝ていることも飽きたので久しぶりに外に出てみる。多分3日振りだろう。

「やっと出てきたのね！心配してたんだから！」

金髪ロングの少女が青年に寄ってくる。青年よりは少し年下と言う感じの少女は黒いコートを羽織っていた。

「これ！カイトのでしょ！」

黒いコートを青年に手渡す。不思議そうな顔をする青年

「わざわざ届けに来たのか？」

「当たり前じゃない！借りたの何日前よ！」

「覚えてない」

「嘘でしょ…貴方は大体引きこもりすぎなのよ！」

赤髪の青年…カイトは苦笑いを零しながら説教されていた。

「なぁケイカ。お前はこの世界に終わりがあると思うか？」

金髪の少女…もといケイカにあるお伽話の話をして見る。彼女の見解も聞きたかったのだ。

「うーん…いずれ終わるんじゃない？」

「へぇ。なんでそう思うんだい？」

「だって人もポケモンもいつかは死ぬでしょ？それと同じでこの世界もいずれ死ぬんだと私は思ってるわ」　

「そっか…確かにね」

やりますねぇ

ヒイラギカイト　使用ポケモン　？？？

ただの引き篭もり。赤髪。

ケイカ　使用ポケモン　ペンドラー、他

カイトの幼馴染。実はカイトより2歳年下。髪型は金髪ロング。オッドアイなんてことは無く、翠眼
名字は何処かの人みたいは付いていない。