2022年もよろしくお願いします

昨年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
今年も精一杯がんばっていきますので、よろしくお願いいたします。

年賀状は2年前からやめておりますため、SNSでのご挨拶にかえさせていただきます<(_ _)>

***重要なお知らせ***

昨年12月21日に、このブログのレンタルサーバーのデータベースアップグレードを行いましたところ、2021年3月~12月までのブログが全部、消えてしまいました・・・・
いつも通りにブログを書いたりしていただけで、何もいじってはおりません。
頭が真っ白になりました。

読んでくださっている方はご存知の通り、私はブログを自分の行動記録と物忘れ防止のために、丁寧に、長く((;”∀”))書いています。
今年もかなりの投稿をしましたが、それが全部失われてしまいました。それも、なぜか3月以降のものが全部。

レンタルサーバーに問い合わせて言われた通りのことをやりましたが、復旧しませんでした。プロの方に頼んで調べてもらっても、データベースにその期間のデータが残っていないのでどうしようもできないと言われました。

何日も検索しては自分で試しましたが、復旧しませんでした。諦めるしかないとの結論に達しました。

こんなことなら、アップデートしなければよかったです・・・。

幸いなことに、フェイスブックインスタグラムのほうには、とても簡単に同じ内容を投稿していたので、それを見ながら、ブログを書き直すことができます。

心が折れてしまい、すっかり気力を失ってしまっておりますので、いつそれができるかわかりませんが、少しずつ進めていきます。

これからも今まで通り、おつきあいいただけますと幸いです。

お茶を満喫するミュージアム①

先月、久しぶりに会うお友だちと島田市を訪ねました。
お友だちはお茶が大好きなので、まずは「ふじのくに茶の都ミュージアム(旧・お茶の郷博物館)」へ。

私は何度も行っていますが、いつも一人で行くため、企画展だけ見てサッと帰ってしまいます(^^;
今回はお友だちが一緒なので(お友だちはこのミュージアムは初)ゆっくり、じっくり展示を見て、せっかくなので体験もしてきました。

このミュージアムは、抹茶挽き体験、ブレンド体験など、いろいろな体験メニューがあります。
100~200円ととても安いので、行かれる方はぜひ体験してみてください~。

選んだのは「世界のお茶体験(モロッコのお茶)」です。
私はモロッコには行ったことがなく、モロッコで飲まれているお茶についてはよく知らなかったので、興味深く、おもしろかったです。

 

モロッコをはじめとするイスラム教圏ではお酒を禁止する宗派もあり、お茶が身近な飲み物だそうです。
もともとモロッコではハーブティーが飲まれていましたが、18世紀頃からイギリスから緑茶が輸入されるようになり、合わさってミントティーが誕生したとか。

緑茶に生のミントと砂糖を入れて、お湯を注いで抽出。お茶に砂糖を入れるのは私自身は好きではありませんが、熱い国では甘いお茶が好まれるようですね。

アッツァイという、決まった喫茶形式があり、家の長がお客様のために目の前で淹れるのだそうです。

もうひとつ体験したのは茶道体験。いつもやりたいなと思いながら一人じゃなあ、と思っていたので、今回初めて茶室でお抹茶いただきました。

このミュージアムには、小堀遠州という大名茶人が手がけた茶室と日本庭園が復元されていて、これが、お金をかけた見事な復元でして、大きな目玉になっています。

庭園は、1634年に遠州が手掛けた「後水之尾院の仙洞御所の東庭」を復元しています。池の周りを歩き、舟を浮かべて舟遊びなどをした池泉回遊式・舟遊式の庭園。

 

現在残されている遠州の絵図面などをもとに、京都の石清水八幡宮の滝本坊と、伏見奉行屋敷の一部を復元した茶室「縦目楼(しょうもくろう)」には、 書院や数寄屋、茶屋といった茶室が4室あります。

池の上に張り出すようにして造られた「空中茶室」は、「向峯居」とよばれています。下の写真は、向峯居から日本庭園をのぞんだもの。

遠州は、珠光(じゅこう)、武野紹鴎(たけのじょうおう)、千利休、古田織部と受け継がれた「わび茶」を基盤としつつ、王朝の雅や和歌の世界を融和させ、独自の「綺麗さび」という茶の湯を確立しました。

↑ お茶をいただいた鎖の間「臨水亭(りんすいてい)」。

 

(つづく)

みかんの花のワークショップ♪

お友だちに誘ってもらって、三ケ日みかんの花のワークショップに参加してきました。

三ケ日(みっかび)みかんは静岡県内の特産品として有名ですが、ゴールデンウィークのあたりにみかんの花が最盛期になるそうです。
桜の開花が早いと、みかんの花の開花も早いそうで、今年はちょうどゴールデンウィークにあたり、4日に行ってきました。

ワークショップはアロマの半田先生と、みかん農家の外山さんご夫妻で、毎年開催されているそうです。
昨年はコロナで中止になったので、今年はよけいに楽しみにされていた方がたくさんいらっしゃいました。私は今回が初めての参加。

内容は、自分たちで三ケ日みかんの花を摘み、水蒸気蒸留をして「芳香蒸留水」を作るものです。

三ケ日みかんの収穫体験は以前、させていただいたことがありますが、みかんの花は初めて。
みかん畑に入る前から、風に乗って、もう、みかんの花の香りが漂ってきます。

 

これが青島みかん(温州みかん)の花。かわいい~清楚~。

きれいな花を摘むなんて、赤毛のアンならかわいそうというところかもしれませんが。
でも、これらの花が全部みかんになったら、栄養が分散してとっても小さくなってしまいます。
大きく甘いみかんにするためには、間引き(摘花、摘蕾)が必要なのですよね。

1時間半ほど、無心に花摘みに没頭。
茶摘みが大好きな私、花摘みもやはりはまりました(;^ω^)
むんむんするみかんの花の香りの中で、ぷちぷちと、何も考えずに摘む作業は精神的にもいいのではないかと私の場合は思います。

チンキにするための花と、芳香蒸留水を作るための花を、たくさん摘みました。

チンキにするのは花びらだけのほうが、花粉も出なくてよいですよと言われていましたが、途中で面倒くさくなって、花全部入れてしまいます。
瓶いっぱいに花を入れ、ひたひたにウォッカを入れて、チンキは完成。熟成するまで、冷暗所で保存です。

 

摘んだ花を容器いっぱいに入れて、蒸留器にかけます。
火を焚いてハーブを下から蒸すことで蒸気が出て、その蒸気を冷やして液体にしたのが芳香蒸留です。蒸留作業はすべて外山さんがやってくださって、私は見て写真撮っただけ(^^;

芳香蒸留水は、「フローラルウォーター」「フラワーウォーター」「アクアローム」「ハイドロゾル」とも呼ばれています。紀元前から、薬用やスキンケアに使われていたそうです。

透明な水のように見えますが、この中にはみかんの花の水溶性の芳香成分が含まれていて、香りがすごい!!!
リラックス効果があり、ストレスやイライラも緩和してくれるそうです。
それに、肌の新陳代謝を高め、潤いを与え、キメを整えて肌の若返りの美容効果もあるとのことです。化粧水として使えます♪

バラと並んで世界でも最強の美容系・回復系ハーブがネロリ〔ビターオレンジ(和名:ダイダイ)の花から抽出される精油〕ですが、このネロリは、みかんと同じミカン科ミカン属なので、青島みかんの花の蒸留水にはネロリとほぼ同じ効果が期待できます。

蒸留水ができるまで2時間ほどかかるとのことで、その間に、お昼ごはんと、香水づくり。

お昼は手づくりのキーマカレー。ごはんがオレンジ色しているのは、外山さんの100%みかんジュースで炊いたからだそうです。みかんの香りがふわっとして、見た目にも鮮やか~(≧▽≦)
カレーもおいしくいただきました。

摘みたてのみかんの花と、みかんの葉を使ったハーブティーも出してくださいました。こちらも香りがよく、青味のある味がフレッシュハーブらしくて、私は好み♪♪

香水づくりは、ウォッカに、自分の好きな精油を入れて出来上がり。

出来上がった蒸留水をおのおの持参した容器に入れたら、ワークショップは終了です。

蒸留水、チンキ、香水と、お持ち帰りがたくさんあってうれしいことばかり。
余った花がたくさんあったので、こちらもみんなで分けてお持ち帰りしました。お風呂に入れて、贅沢な香りを楽しみながらのバスタイム。
まだまだ香りは残っているので2日くらい使えるかな?香りの強さには驚きしかありません。

実は私、アロマのアドバイザーの資格があるものの、まーったく活用できていないので、今回ワークショップに参加させていただき、もっとどんどん活用していかなくちゃ、と思いました!
開催してくださった半田先生、外山さんご夫妻、誘ってくださったお友だち、ご一緒の時間を過ごしてくださったみなさま、ありがとうございました!

ちなみに、温州みかんで思い出しました。
先日、ファーマーズマーケットで見つけて買った、温州みかんのパイ。

JA浜松が作った、期間限定のスイーツみたいです。三立製菓が作っているので、おいしかったですよ。

そして、三ケ日にある「カフェレストランプレール」さんで行う「不思議の国のアリスのお茶会」のほうは、1名様の残席がございますよ(*^▽^*)

2021年5月28日(金)
時間:14:30~16:00 残席1
場所:カフェレストランPrele(プレール)
浜松市北区三ケ日町大崎16-212階
駐車場有(複数名でのご参加の方は乗り合わせでお願いします)
参加費:2,500円(ケーキセット、資料、お土産込み)

お申込みは私まで。

藤が満開!フラワーパーク②

前回の続きで、浜松フラワーパークを訪ねた話です。

藤棚は、ハナショウブ園のほうまでずっと続いています。ノダナガフジの次は、シロフジの藤棚。

そしてこちらは、わ~すごい!ぶどうみたいな藤、重そう(笑)
これは八重黒龍(ヤエコクリュウ/八重咲き)だそうです。

浜松フラワーパークには、原種のツツジ園があります。これも原種だと思いますが、満開手前といったところ。

 

広い園内、飽きさせないように、ポイントポイントに、お花畑がつくってあります。白とブルーの淡い花畑が私の好み♪

 

こちら、温室の横にあるモザイカルチャー。
テーマは「森の仲間たち」。クマの高さは7m。おおきいです!となりのシカも迫力ありますよー。奥にはタヌキ。手前のブランコに座って記念撮影できるようになっています。

モザイカルチャーとは、寄せ集めを意味する「モザイク」と、文化の「カルチャー」からなる造語だそうで、フランスの造園技術から発生したようです。

金属のフレームに花や緑を植え込み、大型の立体作品に仕上げる園芸アートのことで、実は浜松は、以前、日本で初めてモザイカルチャーの世界大会「浜名湖立体花博(浜松モザイカルチャー世界博2009)」を開催したんです。

この浜松フラワーパークも会場になり、私ももちろん行きました。目標を上回る86万人の来場者を達成したとのこと。
その成果を一過性のものにしないため、「日本のモザイカルチャー発祥の地・浜松」として、その後もずっと、モザイカルチャーを発信しているそうで、このフラワーパークのモザイカルチャーも、模様替えをします。
私、このモザイカルチャー、好きなんですよね。なので、必ずチェックします。

こちらのモザイカルチャーは、2016年に公募により決定した、浜松フラワーパークのマスコットキャラクター「ふらまる」。

2時間以上歩いて疲れたので、最後にカフェレストランで「こなみソフト」をいただきました。
ここの名物は「まじめな野菜カレー」なんですが、昼食はもう家ですませてから来たので。
塚本こなみさんの名前がついたソフトです! こなみ農園こだわりのキンカンを使った特製キンカンソースがかかっているとのことで。
キンカン?と思ったけど、甘ったるくない大人のソースで気に入りました。

また、違う花の季節に来たいと思います。

藤が満開!フラワーパーク①

今年は暖かいためか、桜の開花も早く、前倒しになっているようで、
藤の花も、ツツジも、例年より早く開花しているようです。

あまりに天気がよかった先日、浜松フラワーパークへ行ってきました。
最後に行ったのは7~8年前になりますか・・・・その時はアジサイと菖蒲の花の時期でした。

今回は藤の花が目当て。
あしかがフラワーパークを藤で再生させた塚本こなみさんが、浜松フラワーパークの理事になってから丸8年。
浜松フラワーパークも以前とは違って本当にお客さん目線で見せ方も考えられ、
行こうという気持ちになります。
大赤字になっていた浜松フラワーパーク、それにはやっぱり理由があるわけです。

塚本さんは、以前取材させていただいたことがある樹木医さんです。
あしかがフラワーパークを再生させるきっかけは、根元径が100cm以上もある巨大な藤の移植を依頼されたことでした。

ですから、塚本さんが理事になった浜松フラワーパークも、藤はポイントなのです。
とか言いながら、今年やっと藤を見に行ったわけですが(^^;

平日ながらすごい人でした。広いし、屋外だし、コロナの心配も少ないと思われるんでしょう。ずっと家に籠っているのもストレスですしね・・・

 

そういえば、塚本さんが、フラワーパークといいながら、エントランスを入っても花壇がなく、フラワーパークに来た!という気持ちにならないのは問題だと思ったそうで、今は、エントランスを入るとたくさんの花が出迎えてくれ、テンションをあげてくれるんです。

 

フラワーパークの顔(?)でもある、大噴水。1時間に2回、音楽とともに噴水が舞い上がるショーがあります。

フラワーパークは広いので、まずは目的の藤棚と、吉谷桂子さんが手がけるスマイルガーデンへ。

まだまだ、長さは短いですが、でも美しいですね。夜はライトアップもされているので、ポールにつけられたライトが、けっこう写真に撮るとじゃまだったりする・・・( ̄▽ ̄;)

 

風に揺られて気持ちよさそうです。

奇跡!人のいない藤棚が撮れました!(笑) ノダナガフジの藤棚です。

 

 

右の小道が、スマイルガーデン。紫の藤をつける藤棚とスマイルガーデンの間に、シロフジが植えられ、アクセントになっていますね。

スマイルガーデンには、イングリッシュガーデンの定番の植物がいろいろ植えられています。紫、オレンジ、黄色と、色合いをまとめて植えられているので、場面が変わるごとに色の世界が変わって飽きません。

藤と同じ時期に満開だった、コデマリ。『赤毛のアン』にも出てくる植物です。

まだまだ写真があるので、続きます。

茶畑のテラスでティータイム♪

前回の、静岡の里山散策の続きです。目的の「グリーンエイトカフェ」さん。
エイトは、無限の意味の∞の記号です。

お茶工場の一角をリノベーションしてカフェにされています。静岡の地元のテレビ局は3社あるのですが、どの局でも取材を受けてテレビ放映されています。
静岡県はお茶処なので、お茶×カフェというテーマだと必ずこのグリーンエイトさんが登場していますね。

 

イートインも、テイクアウトも、どちらもできます。
グリーンエイトさんはもちろん緑茶も作っておられますが、紅茶を主力商品にしているのが、他のお茶カフェとは違うところ。”和紅茶”のグリーンエイト、で、どんどん打って出ているんですね。
パッケージも黒を基調にしておしゃれにデザイン。

ストレート紅茶は、苦さのレベルで9種類に分けているのでわかりやすいですよ。一番人気は、苦さのレベルがゼロの、つゆひかりという品種で作った紅茶だそうです。

カフェでのイートインで、私は期間限定の和紅茶のパンケーキセットを注文。ドリンクは種類豊富な中から選べますが、フレーバーも何もついてないオーソドックスな紅茶を選びました。
(魅力的なフレーバーティーもたくさんあり迷いましたが)

この歳になりますと、たくさん食べられなくなりまして(;’∀’)
このセットだけでおなかがいっぱいになってしまうのは確実。でも、私はこのグリーンエイトさんのもう一つの目玉である茶畑テラスを利用したかったので、悩みました。
茶畑は、ドリンクやスイーツとセットなのです。イートインでパンケーキセットを頼むと、茶畑テラス利用でまたドリンクを頼まないといけません。おなかがだぼだぼになってしまいます・・・
と、お店の方が! 和紅茶のパンケーキはカフェの中で食べて、ドリンクは茶畑に持っていくのはどうですか?と。カフェの中で食べる時に、ドリンクがないと寂しいと思うので、ちょこっとお茶をお付けしますよ、との嬉しいご提案をくださいました。こういう心遣いがうれしいです。

パンケーキの中に和紅茶が使われているのはもちろん、添えられているソフトクリームも、自社の紅茶を使った和紅茶のソフトクリームだそうです。
今回は食べられませんでしたが、和紅茶プリンを乗せたパフェもあって、その和紅茶プリンも、自社の和紅茶を使ってオリジナルで作っているそうです。
どこまでもこだわっているところにも、プライドが感じられますね。

店内でパンケーキを食べたあと、いざ、話題になっている茶畑のテラスへGO♪
お店から10分ほど歩いていったところにある自社の茶畑の中に、広いテラスがあって、そこでテイクアウトしたお茶やスイーツをいただくことができるのです。

周りに家もなく、お店の方も着いてこないので、茶畑を独占できる!!
みなさん、寝転んだり、写真を撮ったり、歌を歌ったりと、好きなように過ごしているそうですよ。

地図を見ながら、てくてく歩くこと10分。
茶畑の中に、テラスが見えました~(≧▽≦) 白い傘が見えますか?

上を通っているのは、第二東名高速道路。これができたおかげで、静岡県内の山間部へのアクセスが格段によくなりました。

このお茶の品種はやぶきただそうです。
テラスは土足禁止。くつをぬいであがります。気持ちがいいです。

 

テイクアウトした紅茶(氷も、紅茶で作った氷なので、解けても味が薄くなりません)と茶畑の写真、素敵でしょ。解放感も満点!!!

通常は30分で入れ替えだそうですが、私のあと、テラスを予約している方がいらっしゃらなかったので、好きなだけお過ごしください~と言われました。でも、私、一人なので( ̄▽ ̄;) 30分でお店に戻りました(笑)

自分の茶畑がない限り、こんなふうに、茶畑の中でゆっくり過ごすということはないので、とてもいい企画ですよね、人気があるのもわかります。
ご興味ある方はぜひ行ってみてくださいね。茶畑は事前に予約されたほうが確実です。

山間部まで行くのは遠い・・・という声を受けて、グリーンエイトさん、静岡駅に、テイクアウト和紅茶専門のお店を今年オープンされました!
コロナ禍であっても、どんどん打って出る姿勢、若い社長さんのチャレンジ精神が伝わってきます。
お店の名前は「ニガクナイコウチャ」。紅茶=苦い、を払しょくしたい、苦くない自社の人気和紅茶をドーンを打ち出しているのですね。

こちらが静岡駅のお店。ホテルに戻って、夕方こちらのお店にも行きました。
ドリンクだけでなく、和紅茶ソフトやパフェもあります。
2席ですが、ちょっとした椅子もあるので、ささっとその場で食べていくことも可能です。

 

黒いパッケージだけでなく、かわいいイラストがついたティーバッグもいろいろ売っていて、これがちょっとしたプレゼントにぴったり、と、売れているそうですよ。
お茶が売れない時代だと言われて久しいですが、さまざまな工夫でがんばっておられるお茶農家さんもたくさんいらっしゃいます。お茶処・静岡、ふんばって、がんばってほしいです、応援しまーす(^^)/

静岡の里山のカフェ

静岡プチ観光のつづきです。

三保の松原を散策したあとは、清水区の山間部、両河内(りょうごうち)と呼ばれるところへ向かいました。
お茶の取材で、山間部に行く機会は多かったものの、両河内へ行くのは今回が初めてです。
現在、両河内という地名は合併により消えてしまいましたが、地元の方々は今も、美しい里山であるこのあたりを両河内と呼んでいます。

起伏にとんだ地形、澄んだ川が流れ、お茶には最適といわれる寒暖差が激しく朝霧がたつ条件も、お茶栽培に適しており、知る人ぞ知る銘茶の産地だそうです。

その両河内で和紅茶を作られているグリーンエイトさんが、カフェを作られたことは前から知っていて、静岡の地元のテレビ局でもしょっちゅう、取り上げられているので、行きたくてたまらなかったのですが、今回、やっと実現です!

その前に(笑)
グリーンエイトさんに行く途中にある「望月竹次郎商店」さんに、ちょっと寄り道しました。
ナビもあり、わかりにくい場所にあるわけではないのですが、迷いました( ̄▽ ̄;)
昭和シェルのスタンドのすぐ横だったんですね。スタンドは現在は営業していないので、スタンドのところに車を停めてもいいですよ、と言われました。奥の駐車場へ向かう道路がものすごく狭いので、これから行かれる方は、スタンドのところに停められるといいと思います。

昭和の駄菓子屋さん、たばこ屋さんを思わせる懐かしい雰囲気。実際、子どもたちのために店内では駄菓子が売っていました。
次から次へと、近所の人たちがやってきて、地元の人々の憩いの場になっているのがよくわかります。

 

自家製のマフィンなどの手づくりおやつの他、ここの名物は夏はかき氷!
そして冬は壷(本当に大きい壷で焼いている)焼きのサツマイモです。

行った時には、もう壷焼きサツマイモは終わっていて(´;ω;`)残念でしたが、砂糖はほとんど使っていないというスイートポテトパイを楽しました(これがランチ代わり(^^;)。

飲み物はもちろん、コーヒーではなく紅茶。地元のグリーンエイトさんの紅茶を扱っています。

グリーンエイトさんの紅茶に加え、なんと、ニューヨークのHarney&Sonsの紅茶が何種類もあるではありませんか!!!
ハーニー&サンズの紅茶は、高級ホテルで使用されていてイギリスでも評価が高いブランド紅茶です。
都会のティーショップでもなかなか扱っているお店がない、ましてや静岡の山の中で、ハーニー&サンズの紅茶に出会うとは。

嬉しくなって、ハーニー&サンズの「アフリカンオータム」を注文。これはルイボスティーをベースに、オレンジやクランベリーを混ぜたハーブティーです。
正確には紅茶じゃないけど・・・紅茶はこれからグリーンエイトさんに行って飲むから、ね。

どうしてこの紅茶を扱っているのですか、と聞いたら、アメリカの住むお友だちからおいしいよと教えてもらったのだとか。ハーニー&サンズの紅茶をご存知なんですか、うれしいです、とオーナーさん。私もうれしいです(*^▽^*)

パイもおいしかったし、雰囲気ものんびり、まったりしていて、長居したくなりますね。
ここからグリーンエイトさんまで、どんどん山をあがっていきます。

 

興津川(おきつがわ)です。アユ釣りの名所でもある清流。川底が見えるほど澄んでいます!!私は川のある場所が大好きなので、一人で盛り上がりました(≧▽≦)

グリーンエイトさんの目印になっている、とっくりの形をした建造物が見えてきました。これはグリーンエイトさんのものではなく、和田島浄水場の配水搭なんだそうです。コンクリート製、高さ45m。
この配水塔の真横にあるグリーンエイトさん↑
カフェは緑の屋根の工場の中です♪

(つづく)

名勝・三保の松原

静岡英和女学院旧宣教師館ミス・カニンハムさんで、イースターのお茶会を開催させていただいたことは先の日記に書きました。

私が住む浜松から静岡市までは、新幹線で2駅、けっこう遠いのです。なので、静岡に行く時は観光気分でもあり(笑) 今回も一泊して、行ってみたかったところをめぐってきました。

一つは、日本三大松原(三保の松原、虹の松原、気比の松原)にも数えられる、国の名勝・三保の松原。
あまりに有名すぎる場所です( ̄▽ ̄;)
でも、今まで一度も行ったことがありませんでした。近くまでは何度も行っているんですけどね(;^_^A
いつでも行けると思うと行かないものですね。
ほかの松原2つも、まだ行ったことがありません・・・いつか行きたいです。

三保の松原は、2013年に富士山世界文化遺産に認定。正式名は、世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」

約7kmの海岸に、約3万本の黒松が生い茂り、松林の緑、打ち寄せる白波、海の青さと富士山が織りなす美しく、神々しい風景は、歌川広重の浮世絵や、数々の絵画・和歌にも表現されてきました。

訪ねた日は、ニュースで黄砂がひどいと報道されていて、晴れてはいるけれどなんだかどんよりとした感じでした。

ルートの最初に出てくるのが、羽衣の松です。
天女伝説(天女が舞い降りて松に羽衣をかけたとされる)で知られる羽衣の松。
私が知っているのは、羽衣を見つけた男が、羽衣を天女に返さず、天に還れなくなった天女は男と結婚するが、その後、羽衣を見つけて天へ戻っていくというお話。
いろいろな説があるようですが、この三保の羽衣薪能では、男は自分を恥じてすぐに羽衣を返し、天女は舞いを踊りながら空に消えて行く、というストーリーだそうです。

 

伝説が本当だったと思えるほど、堂々とした立派な羽衣の松。
この松は三代目だそうです。初代「羽衣の松」は宝永4年(1707年)の宝永大噴火とそれに伴う地震で海に沈んだとか。

羽衣の松から、砂浜へ出て海へ。
本当なら、砂浜の向こうに富士山がそのお姿をきれいに見せているのですが、黄砂のためなのか、ま~~~ったく見えず( ;∀;)

遊歩道をてくてく歩いて、富士山がよりよく見えるスポット(↑)まで行ってみましたが、やっぱり、輪郭さえも見えず・・・がっかり。

すぐそばにできた文化創造センター「みほしるべ」の中に、フォトスポットがあり、見える時はこんなふうに、富士山が見えるのです↓

ちびまる子ちゃんの作者さくらももこさんが描いた絵が、看板になっています。羽衣をまとった、ピンクの天女がかわいい。

松原のあるここは半島でして、安倍川上流部や有度山(うどさん)の南壁から波によって運ばれた土砂が堆積し形成された砂嘴(さし=洲浜)になっているのですね。波に洗われて栄養の少ない洲浜に茂るのが黒松だそうです。

これが、昨年3月にできた、文化創造センター「みほしるべ」の外観。
富士山と三保松原、羽衣伝説、三保松原と芸術作品などの深い関わりについての展示がされています。
よく知らなかった松原の成り立ち、いかに富士山と松原が関係が深かったか、描かれてきた松原の作品などを見て、三保の松原への理解が深まりました。

冬季の土日祝日には足湯が稼働します。平日に行ったので残念ながら足湯は楽しめませんでした(。-∀-)

先日始まったばかりのサービスとして、静岡県内初のGPS連動型音声ガイド「おともたび三保松原編」があります。「みほしるべ」の、ショップのところにあるQRコードをスマホなどで読み取り、地図に示された場所に近づくと、地元の方の声で、地元ならではの案内音声が流れ始めるというしくみ。
テレビで見て知っていたのですが、QRコードがどこにあるのかわからず(あとからテレビでショップのところにあると知った( ̄▽ ̄;))、滞在時間もあまり長く取っていなかったので、利用しないで終わってしまったのが残念。館内のスタッフの方がもっと積極的に宣伝したほうがいいのではないかと思いました。

手前にちょうど停まっていた「お茶のまち静岡市」と書かれた、お茶色のタクシー。静岡だな~~~と感じますね。お茶農家とタクシーがコラボして、茶どころ静岡ならではのツアーをタクシードライバーが案内する試みもされているようですよ。

みほしるべの横に、まっすぐ伸びる約500mの松並木。「神の道」と呼ばれています。羽衣の松に来臨した神が、御穂神社に向かう時に通られるのだそうです。写真の奥に、御穂神社があります。
道の両側の松は、樹齢200~400年だそうで、歴史の奥深さを感じます。
以前はこのボードウォークがなく、人が歩けば歩くほど松の根を傷めると問題になっていました。やっとこの歩道が整備されて、松たちもほっとしているのではないでしょうか。

みほしるべのミュージアムショップは小さいながら充実していました。いろいろ買いたいものがありましたが、ぐっとこらえて・・・。数個に絞りましたよ。
レストランがありませんが、飲み物は売っていて、和紅茶、ありました!
天女のポストカードがついているミルクラスクをお土産に購入↑
パッケージのイラストも気に入りました(パッケージ、大事ですよね)。

このあと、静岡の山間部へ向かいます。
(つづく)

おすすめの雑貨屋さん@浜松

5月28日(金)の午後、不思議の国のアリスのお茶会を開催させていただく、
浜松市北区にあるカフェレストランプレールさん。
現在まだ2席、お席がございますので、ぜひ、お申込みくださいね。
プレールさんがある建物は、南仏を思わせる素敵な建物。お庭も、四季折々の花が咲き乱れる、さわやかな空間です。
お庭を手入れされているのは、一階にある雑貨屋「ミモザ村」さん。

ハイセンスな雑貨がたくさん並んでいるんです!

日本のものから、イギリスやフランス・・・・などなど。
私はイギリス好きなので、イギリスのバーレイ社の食器や、イギリスのクッキー、紅茶、ウィリアム・モリス柄のものなどに、目が釘付け♪

おすすめは・・・たぶん、浜松ではここでしか売っていないと思う、マーマレード。以前の日記でも紹介しました、ダルメインのマーマレード。
ダルメインは、NHKのドキュメンタリー番組「イギリスで一番美しい庭 ダルメイン」でもおなじみの、イギリスの貴族の館。

お庭も素敵なのですが、ダルメインは代々受け継がれるレシピで作るマーマレードのおいしさでも有名です。
毎年、世界マーマレード大会を開催しており、日本からの出品が可能です。みなさんもご自分のマーマレードを大会に出品することができますので、詳しくはこちらをご覧ください。ちょうど今、募集が始まっています。
私はマーマレードはあまり好きではないのですが( ̄▽ ̄;)
どんな味なのか知りたくて、購入し、食べみました~。

ミモザ村さんでは3種類扱っていて、購入したのは一番オーソドックスな「ジョージズ」。

 

食べてみたら、これがおいしい!
甘すぎず、しっかりセルビアオレンジの皮の苦みがあり、大人の味。今まで食べたマーマレードとは違うなあと思いました。
そして、もうひとつ、ミモザ村さんで購入した、イギリスのビスケットがこちら。

箱に描かれているティーカップのイラストがかわいらしくて!!!
手焼き、と書いてあり、職人が作るアルチザン・ビスケットをうたっています。ちょっと形や、焼印がずれてたりするところは、手焼きの味わいですね。
余計な添加物が入っていないのもいいし、味もおいしかったです。
紅茶のためのビスケット、と書いてあり、ラズベリー&ダークチョコレートのビスケットの箱には、アッサムの紅茶があいますよ、と。ストロベリー&クリームのほうは、ダージリンが合うと書いてあります。
自分たちが自信を持って作ったビスケットに合う紅茶まで明記してあるなんて、なかなかないですよね。
ご興味のある方は、ぜひ、ミモザ村さんへGO♪♪
(品切れだったらごめんなさい~)
5月28日(金)の、不思議の国のアリスのお茶会では、アリスと深いつながりのあるマーマレードをお出しさせていただきますよ(#^^#)
あと2名様、お席がございますので、私までお申込みくださいね。

2021年5月28日(金)
時間:14:30~16:00(残席2)
場所:カフェレストランPrele(プレール)
浜松市北区三ケ日町大崎16-212階
駐車場有(複数名でのご参加の方は乗り合わせでお願いします)
参加費:2,500円(ケーキセット、資料、お土産込み)

申し込み:奥田実紀までメールでお願いいたします。インスタグラム、フェイスブック、ブログからの申し込みもできます。
返信を必ずさせていただきますが、発信元は、ヤフーのフリーメールです。パソコンからのメールを受信拒否されている方には返信が届かない場合が多々あります。数日たっても返事がない場合は、受信拒否設定を直してから再度送信ください。

『雲を紡ぐ』

直木賞候補作になった『雲を紡ぐ』(文藝春秋)が、やっと順番が回ってきて、読むことができました。(出版からすでに一年が経過・・・・(笑))

この本を読もうと思ったのは、盛岡のホームスパン(羊毛を手で紡ぎ、手織りすること)が題材になっているから。

羊毛の織物といえば、そうです、私の大好きなタータンです(*^▽^*)
今は機械化され、手で紡いだり織られることはほとんどありませんが、機械化される前は当然、手紡ぎ、手織りでした。

イギリスのホームスパンが日本に伝わったのは明治時代だそうで、大正時代に日本政府のめん羊飼育奨励により、岩手でもホームスパンが始まります。
戦後、ホームスパンが衰退する中、岩手では継続され、現在、岩手は全国生産額の約8割を占めるほど、ホームスパンが活発です。

私自身は手織りはしませんが、手織りの織物は大好きです。もちろん、それはタータンが大きく関係しているのですが(^^;

2019年に、岩手県立美術館で『タータン ~伝統と革新のデザイン~』が開催され、この展示会に関わらせていただいた私は、記念講演会をさせていただいたのです。

その講演会には、岩手のホームスパンに携わられる方々が、足を運んでくださいました。本当にありがたく、うれしくて、緊張しました( ̄▽ ̄;)
織りのプロの方々を前に、タータンのお話をさせていただいたのですから・・・・Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

2年前のことなのに、新型コロナウイルスの感染拡大で、かなり昔のことのように感じられます・・・

講演会の時には、手紡ぎを愛する方々のための雑誌「SPINNUTS(スピナッツ)」代表の本出さんにお声かけいただき、ホームスパンの職人さんの取材に同行させていただきました。
本当に貴重な体験で、ホームスパンの魅力を肌で感じた時間でした。

 

その岩手のホームスパンが、ばらばらになりかけた家族をつなぐ、というお話が『雲を紡ぐ』です。

「美しい染めや織りが好きです。気に入った布を眺めたり、使ったりしていると心が弾みます」と言う作者の伊吹有喜さん。

「時代の流れに古びていくのではなく、熟成し、育っていく布。その様子が人の生き方や、家族が織りなす関係に重なり、この『雲を紡ぐ』を書きました」

ともお話されています。続きは以下のサイトでどうぞお読みください。
https://books.bunshun.jp/articles/-/5272

動画でもそのへんをお話されています→https://www.youtube.com/watch?v=dJiMgXbp6Qs

ね、読みたくなったのではありませんか?

いじめにより登校拒否になった主人公の美緒。長い間疎遠だった、盛岡の祖父のところへ家出してしまう。祖父はホームスパンの職人で、美緒はそれを手伝ううちに、織物の美しさ、あたたかさを実感していく・・・

 

お話の中には、盛岡のカフェや、有名なパン屋さんなどが実名で登場します! ああ!私は時間がなくて、そうしたカフェめぐりもほとんどできませんでした。
「ふかくさ」や「クラムボン」や「機屋」・・・。
登場人物のいきつけのカフェの描写を読んでいると、行きたい、盛岡行きたい!熱が再燃。
宮沢賢治ゆかりの場所もめぐりたいし、早くコロナ、収まってくれ~~~と祈るばかりです。
この時に宮沢賢治関連で行けたのは「林風舎」と「光原社」のみですので・・。

そして、美緒の祖父は、民藝運動にも関わってきたという設定で、描写の中にも民藝に影響された家具などの描写が。私は民藝にも興味があるので、こちらもツボ。

そしてそして、イギリス好きにはたまらないツボもたくさん。
美緒の母は、イギリスの児童文学が好きでイギリスに留学した経験があり、祖父の家のベリーの生垣を見て、「のばらの村のものがたり」みたいだ、と言います。
すると祖父はそのお話を知っていて、絵本に出てくる”ウィーバー”は、まさに私の家業だよ、と言うのです。そしてイギリスの生垣を模してあの生垣を作ったんだ、と言うのです!

この祖父はたたものじゃないのです。盛岡の銘菓クルミゆべしを食べた母親が、ターキッシュ・デライトみたいだと感動すると、祖父は『ナルニア国ものがたり』だな、と応じて、話が盛り上がる(ギスギスした関係の二人が!)。
イギリスの文学にお詳しいんですね、と尋ねると、詳しくはないが、私たちは英国生まれの毛織物を作ってきたのでね、と答える祖父。かっこいいですよね!

物語にはウィリアム・モリスの布も出てきて、そこからアーツ&クラフツ運動の話にも。
イギリス好きなら、ニヤニヤしてしまいますよ~。

2019年に買ってきた、盛岡のタウン誌「てくり」や、てくり別冊「岩手のホームスパン」の本を出してきて、またじっくり読みました。

カフェめぐりもそうですが、ホームスパンのお店めぐりも、今度はゆっくり時間を取ってしたいとしみじみ思いました。

そうそう、物語の中に、宮沢賢治の「水仙月の四日」というお話が出てきます。私はこのお話のことはまったく覚えておらず、これまた本棚から宮沢賢治の本を出してきて、「水仙月の四日」を読みました。

記憶に残っていないほどなので、印象が薄かったのだと思いますが、このお話の赤い毛布をかぶった子どもと、赤いショールにくるまれて過ごしていた美緒とを重ねているところが、伊吹さん、うまいです。

そんなこんなで、宮沢賢治やら、イギリスの児童文学やら、民藝やら、はまるツボがたくさんあって、すっかり物語にはまってしまいました。

ご興味のある方はぜひ読んでみてください。岩手に行きたくなりますよ!
ホームスパンを見てみたいと思うはずですよ!

それから「SPINNUTS」104号 日本と英国の毛織物特集ページで、私、タータンとツイードについて寄稿させていただいています。こちらも、ご興味がありましたら、読んでみてくださいね。