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歴史の書き換えが始まった! コミンテルンと昭和史の真相 みんなのレビュー
小堀 桂一郎 (著), 中西 輝政 (著)
紙の本 歴史の書き換えが始まった! コミンテルンと昭和史の真相
役に立った人(18人中、8人)
星 5.0 投稿者:通りすがりの草莽人
歴史の書き換え=東京裁判史観から脱却=誇り有る日本国再建!
大東亜戦争から50年以上の年月が経過し、それまで公開されていなかった
●『ヴェノナ文書』(VENONA)
アメリカ陸軍省内の特殊情報部が、1943年以降、極秘裏に解読してきたソ連情報部暗号の解読内容を、1995年から公開、その文書を指す。
●『マオ 誰も知らなかった毛沢東』
●『GRU帝国』(Imperiya GRU、アレキサンドル・コルパディ、ドミトリー・プロコロフ共著、本邦未訳)
GRUとは旧ソ連赤軍参謀本部情報総局のこと。
といったものが随時公開され続けており、それに伴い新事実が判明し歴史の書き換えがはじまっている。
そして、これらの新資料により明らかになって来たものの一つに、昭和3年6月4日に起こった張作霖爆殺が有る。
今までは関東軍の河本大作の工作により起こされたと言われて来たが、そうでは無くコミンテルン(スターリン)がナウム・エィティンゴンに命令し実行させ日本軍の仕業に見せかけたものであり、盧溝橋事件をはじめとする一連のシナ事変の泥沼化もコミンテルンによる工作だったと判明している。
そして、大東亜戦争を仕掛けたのは日本では無く(コミンテルンに操られた)アメリカであり、当時のルーズベルト大統領が日本軍の真珠湾攻撃を事前に知りつつハワイの米軍基地に知らせなかった事も新たに公開されたアメリカの公文書により明らかになっている。
大東亜戦争後、日本に来たGHQはコミンテルンに操られており、現在の日本国憲法もそのコミンテルンの工作により作られたという事が判明している。
これらの新事実が判明しているのにも関わらず、日本ではGHQが日本弱体化教育をする為に作った日教組を中心に東京裁判史観という明らかに捏造された自虐史観教育が続けられており国益を損ない続け日本を破滅へと進ませている。
★誤った歴史観から脱却しなければ日本の破滅は止められない!
*コミンテルンとは1919年3月にモスクワに創設され、1943年5月まで存続した各国共産主義政党の国際統一組織。
2009/01/30 05:52
紙の本 歴史の書き換えが始まった! コミンテルンと昭和史の真相
役に立った人(11人中、8人)
星 5.0 投稿者:としりん
昭和史の書き換えは必至!
我々が知る昭和史は、将来大幅に書き換えられる可能性が高い。
中西輝政氏によると、謀略や工作に関わる資料・公文書は最低でも50年以上経たなければ公開されないという。
今、第二次大戦前後の公文書の一部が欧米で公開されてきている。その代表的なものの一つが「ヴェノナ文書」(本邦未訳)である。これは、米陸軍省内の特殊情報部が、1943年以降、極秘裏に解読してきたソ連情報部暗号の解読内容である。そこには、第二次大戦前後、アメリカ政権の中枢にいかに深くソ連の工作活動が浸透していたかが明かされているのだ。(P7)
他にも「ミトローヒン文書」や「GRU帝国」など、本邦未訳の文献類がある。それらは、日本が深く関わった満洲事変から大東亜戦争前後の驚愕の内容を含むものである。
そうした、従来の歴史解釈をひっくり返すほどの新史料がなぜ日本では注目されないのか。それは日本の歴史学会の閉鎖性ほか、本書(冊子)で示される理由によるのだろう。
本書巻末には、近衛上奏文の全文が載せられている。これは終戦の年の昭和20年2月に近衛文麿元首相が昭和天皇に拝謁し、早期和平の必要と共産革命の危機を奏上したものである。全文通して読んでみると、相当にスゴイ内容だ。これがあまり注目されてこなかったのが本当に不思議なほどである。
共産革命については、冷戦の崩壊によって可能性はなくなったように思われる。しかし、マルクス主義の亜流が現在もマスコミ、知識界を支配している。中西・小堀両氏が実例を挙げて指摘するとおりである。
さて、本書の主題である昭和史の書き換えについては、遅かれ早かれ実現するだろう。それは、国内事情からすれば、欧米の歴史家の手でなされていくかもしれない。「マオ」の著者ユン・チアン氏やロシアのプロホロフ氏ら、すでにその兆候は表れてきているのではないか。
「過去を正当化するのか!恥知らず!」などという戯言を聞かなくてもよくなる日が待ち遠しいかぎりである。
2007/12/13 10:37
星 5.0 投稿元:
歴史の書き換え=東京裁判史観から脱却=誇り有る日本国再建!
大東亜戦争から50年以上の年月が経過し、それまで公開されていなかった
●『ヴェノナ文書』(VENONA)
アメリカ陸軍省内の特殊情報部が、1943年以降、極秘裏に解読してきたソ連情報部暗号の解読内容を、1995年から公開、その文書を指す。
●『マオ 誰も知らなかった毛沢東』
●『GRU帝国』(Imperiya GRU、アレキサンドル・コルパディ、ドミトリー・プロコロフ共著、本邦未訳)
GRUとは旧ソ連赤軍参謀本部情報総局のこと。
といったものが随時公開され続けており、それに伴い新事実が判明し歴史の書き換えがはじまっている。
そして、これらの新資料により明らかになって来たものの一つに、昭和3年6月4日に起こった張作霖爆殺が有る。
今までは関東軍の河本大作の工作により起こされたと言われて来たが、そうでは無くコミンテルン(スターリン)がナウム・エィティンゴンに命令し実行させ日本軍の仕業に見せかけたものであり、盧溝橋事件をはじめとする一連のシナ事変の泥沼化もコミンテルンによる工作だったと判明している。
そして、大東亜戦争を仕掛けたのは日本では無く(コミンテルンに操られた)アメリカであり、当時のルーズベルト大統領が日本軍の真珠湾攻撃を事前に知りつつハワイの米軍基地に知らせなかった事も新たに公開されたアメリカの公文書により明らかになっている。
大東亜戦争後、日本に来たGHQはコミンテルンに操られており、現在の日本国憲法もそのコミンテルンの工作により作られたという事が判明している。
これらの新事実が判明しているのにも関わらず、日本ではGHQが日本弱体化教育をする為に作った日教組を中心に東京裁判史観という明らかに捏造された自虐史観教育が続けられており国益を損ない続け日本を破滅へと進ませている。
★誤った歴史観から脱却しなければ日本の破滅は止められない!
*コミンテルンとは1919年3月にモスクワに創設され、1943年5月まで存続した各国共産主義政党の国際統一組織。
2009/03/05 04:34
星 5.0 投稿元:
張作霖爆破事件が関東軍によるものではなくスターリンの指示の元に行われたものだという点に期待して手にとった一書だったが、戦前戦中におけるコミンテルンによる日本国家中枢を蝕む実態を看破した私の期待を上回る最高峰の内容でした。一般書の範疇とは云えない頁数ですが、圧倒的な内容です。
冷戦時の日本において多くの政治家や官僚がハニートラップに引っかかり日本の暗号システムも含めた大量の極秘情報をクレムリンに流していた日本人外交官「ミーシャ」『ミトローヒン文書』
張作霖爆破事件がスターリンの命を受けたナウム・エイティンゴンが計画し、日本軍の仕業に見せかけた。中国共産党の秘密党員であった張治中がスターリンの指令により蒋介石の方針に反して日中を全面戦争に引きずりこむ為に第二次上海事変を引き起こす『GRU文書』
張作霖爆破事件について河本大作の名で証言しているのは義弟の平野零児。平野は戦前、治安維持法で何度も警察に捕まっている。張作霖爆破事件が関東軍によるものというのは当時の流言。当時、張作霖が蒋介石の北伐に追われて満州に逃げ帰る。関東軍はそれを武装解除するかどうかというような状況だった。「田中隆吉現象」
ナウム・エイティンゴンはトロツキーをメキシコで暗殺する下手人。
田中上奏文は日本の国際的信用を失墜させ日本を世界から孤立させる目的で1928年にソ連のOGPUが偽造し全世界に流布したもの。
シベリア出兵の際に対日工作は活発になる。関東大震災の際に各国の救援団が入ってくるが、それらを隠れ蓑にしてコミンテルンの対日工作は入ってくる。当時の新聞、雑誌19を直線間接にコントロール。「東大新人会」
コミンテルンの指令に従って不拡大方針を覆し事変を意図的に泥沼化させ、蒋介石との和平交渉を裏工作で挫折させていく。モスクワだけでなく中国共産党の影響が日本の中枢に入ってくる。
ハーバード・ノーマン
日本生まれのカナダ人、イギリス留学時にコミンテルンに入党。ラティモアの強い推薦でマッカーサーの信頼を得て東京にやってくる。アメリカ共産党の秘密党員である都留重人と接触し、鈴木安蔵というマルクス主義憲法学者を探し出す。都留重人の義理の兄は木戸幸一。鈴木に「憲法研究会」を作らせる。鈴木らの草案を元にケーディズたちが現在の憲法最終草案を作る。君主国で「国民主権」をうたうものは日本だけ。「国民の総意」を口実に、いつでも天皇制度を廃止にできる。GHQ憲法ではなくコミンテルン憲法。都留重人は治安維持法で捕まった後にハーバード大学に留学した。その際にノーマンと知り合い、ハリーホワイトとも長く交際。
日中国交回復
近衛内閣時に書記長で社会党左派の指導者である風見章、あるいは西園寺公一。近衛内閣「昭和研究会」人脈。
南進論
近衛内閣における企画院における主張。企画院が何度も南方の石油の見積もりを行っているが、それが如何に歪んだ調査報告だったか占領してからわかった。インドネシアの石油は重質油で硫黄が多く、航空燃料には適していなかった。推定の埋蔵量も三倍に水増しして報��。
ノモンハン事件
90年代に明らかになったのは日本側の死傷者は一万七千に対して、ソ連側は二万六千。これは日本と戦ったモンゴル軍を含まない。個々の報告を見てもソ連軍は殆ど全てにおいて敗北。最後に日本軍の10倍の兵力20万を投入し日本軍を圧倒。
2010/06/15 20:04
読書メーターのレビュー
2
投稿元:
近年漸く公開/解析された英米露の機密文書よりGHQコミンテルン工作員を解説。エドガースノー、アグネススメドレー、ハーバートノーマン,尾崎秀実、野坂参三、都留重人、ベアテシロタ‥。ノーマンはマルクス主義憲法法学者(鈴木安蔵)に憲法研究会を設立させ、特に1条の君主制なのに国民主権をうたう箇所を重要視し、国民総意を口実に天皇制廃止を可能にするコミンテルン憲法の側面の存在や、9条作成に関与したシロタ、公開文書を秘匿する利権者の存在、マッカーシズムの正当性、近衛文麿の近衛上奏文(資料)等とても参考になりました。
2016/05/03
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