カルマについて、最も深い知識は、以前に心理占星術の人から学んだ。
①単なるシステムで、カルマ自体に良いも悪いも無い。
②概ね三年周期で善業と悪業が表面化する時期が有り、悪業が表面化するのを強制衝動期という。
③潜在意識の深い部分(無意識の部分)に、エネルギーとしてのデータが存在し、環境に応じて周囲に投影される。
過去世で誰かの親を殺したとする。現世の自分に親が居れば相手に自分の親を殺されるという結果が起こるが、自分に親が居ない場合は、強いつながりの肉親、その他を失うという風に。
④無意識から来るエネルギーは顕在意識(自我の精神力)では太刀打ち出来ない。
⑤不倫について言えば、概ね10年~15年で悪業として自分に返る。
⑥カルマには個人の魂のカルマと先祖から来る家系のカルマが存在する。先祖のカルマは自分も背負う。自分が精算しなければならぬ。
⑦自分の行為によるカルマは、各チャクラにエネルギーとして蓄積される。
⑧「器が大きい」人は、チャクラの容量が大きい人である。従って、人格はあまり関係ないが、大きい人は簡単に感情に翻弄はされないようだ。
このデータが、強制衝動期に周囲に投影されるか、自分自身に現象化される。(自分に起こる場合は、事故、病気、試験に落ちる、その他)
⑨チャクラの容量が大きければ、悪い事をしても、簡単には発覚しない。
器が大きければ悪いデータも、器の中に収まり、外に出ない。
故に悪業を重ねても、死ぬ間際まで平気な人も居るが、その表面化しなかったデータは、子孫に受け継がれ、彼らが報いを受けるのである。
器が大きい人は大概人の上に立つ。周囲から持ち上げられてほとんどは自我が肥大化する。そして、悪い事をしても、発覚しないから、調子に乗ってエスカレートし、最後に発覚(脱税何十億で捕まったとかね。)する時は、大事件になる事が多い。
チャクラは魂に存在するから、来世に持ち越す物も有る。
⑩希に、自分の中に有る悪いデータを昇華して成功する時もある。
⑪人間存在としてのカルマが有る。魂が純粋で綺麗過ぎると早死する。
人間としてのカルマが少なく、僅かな人生でカルマを落としてより高い世界に転生するからだ。従って、長生きするのが良い人とは限らない。
白血病で亡くなる人は、こういう綺麗な魂を持っている人が多いという。
その人たちの壮絶でそれでも前向きに生きようといる姿は、まともな感性を持っていれば、胸が押しつぶされるような悲しさと感動を与え、残された人に「愛」を与える役目も果たしている。
残された人に、大きな影響を与えるのだ。
それと、運命は普通は変えられないと断言する。
貴方が、負傷する運命だとする。それを事前に知ったとして、出来る事といえば、負傷の仕方、過程を変える程度だ。
右に行けばヤクザに絡まれ、ぼこぼこにされると、占いで知った貴方は、左に行くことを選ぶだろう。
だが、左の道には、工事中の側溝が有り、バリケードがしてなくて、暗がりで気づけず、貴方は穴にハマッて大怪我をするのだ。
これはカルマによるデータなので、その場所、環境によって、痛みを味わう過程が変わるだけだ。それが運命、あるいはブループリントというものなのだ。
考え方を変えれば、ヤクザにやられるよりは、工事している土建業者の方が、訴訟を起こしやすいし、色々と楽だろう。常人に出来る運命変換はせいぜいその程度である。
次のブログで⑩の項目の補足をする。