歌舞伎町のど真ん中にあるホテルの非常階段から人が転落した。
最初に気づいたのは、大きな物音を聞いた近くの交番の警察官だった。
警視庁は、ホテルに宿泊していた40代の母親が男の子を突き落したとみて、殺人の容疑で逮捕状を請求している。
亡くなった9歳の男の子は、23階の非常階段から突き落とされたとみられている。
男の子が転落したホテルの非常階段は、転落防止用のネットが張られているが、23階付近を見てみると、そのネットが破けているのが確認できる。
現場では、破られた転落防止用のネットを入念に調べる捜査員の姿があった。
40代の母親は、28日午後5時半ごろ、このホテルに9歳の男の子と7歳の女の子、子ども2人を連れてチェックインしたという。
そして、午前7時すぎ、歌舞伎町交番の警察官が、目の前にあるホテルの方から、大きな“パン”という音が聞こえたため、現場に駆けつけると、ホテルの前の路上に9歳の男の子が倒れていて、その場で死亡が確認されたという。
その後、警察官が上を見上げると、非常階段付近に人影を確認。
急いで現場に向かうと、22階から23階の踊り場で母親のものとみられる女性用のブーツが置かれていたという。
そして、23階の通路で、錯乱状態の母親を発見した。
警視庁は、母親が男の子を突き落したとみて捜査している。
調べに対し、母親は「柵の上に腰かけさせた。自分も死のうと思っていた」と話している。
警視庁は、容疑が固まり次第、母親を逮捕する方針。