溶接機を買ったことで製作環境が変わりました。溶接によって、コレが楽に作れるようになったのです。
デカい角パイプとL字アングルを組み合わせてレールを作り、それをなんともいえない形のフレームに取り付ける工法です。
こいつの問題点は「どうやってレールとフレームを結合するか?」という点にありました。一年前に描いた図だとボルトで留めるようになってますが、あまり良い方法には思えませんでした。
しかし今は溶接が使えます。
ってわけで習作として作りました。
愛称 未定(Curareからデザインが変わっているので)
全長 101cm
口径 23mm
フレーム長 85cm
加速距離 65cm
ゴム #40平ゴム6本使用
重量 4Kg
プリテンション0%
鉄製L字アングルを鉄角パイプ製のタガ(と言っていいのか?)に溶接し、タガとフレームを溶接しています。
まだ弾受けがうまく出来てませんが、それ以外は完成です。
こいつは透明なゴム製のホースを弾受けに接続してショットシェルとし、ガン玉・小石・ネジ・釘等の散弾を撃てるように設計したものなのですが、ゴムホースを弾受けに接続するのは失敗です。
発射の衝撃でシェルの弾受けを通す部分が裂けるのです。
次は木綿の布でシェルを作ってみたのですが、今度は発射の際にレール内部で丸まってしまい、弾が上手く飛びません。シェルは布のようにペラペラではダメで、ある程度形状を保つ必要があるようです。
お裁縫が汚ったねぇのは布側の問題です。
ゴムホースのシェルは画像ありませんが、透明なゴムホース製で同じ形です。
後は塩ビパイプ・アルミパイプ等でシェルを作るか、ゴムホース内にナイロン糸を通してある物か化繊の分厚い布を使ってみます。塩ビやアルミでショットシェルを作るのは重量の問題があるので、できればゴムホースか布で対応したいですね……
ショットガンが駄目そうなら口径23mmの対物スリングライフルになり、15号丸型オモリ(58g)を弾にします。
58gの弾を撃ち出すには明らかにゴムが足りないので、ゴム8本とか10本の後掛けにして40mps程度を目指します。
ヨークをM8ボルトで作っているので、耐久性には余裕がありますよ。
やっぱりこれがModel20ってことで、どうですかね?
「こんなん作る時間あったんならマトリョーシカ作るか実験しろや」って言われちゃうかもですが、こいつはそんなに時間掛かってないのですよ。金属部分は実家帰って2日、グリップとシェルはチマチマと1週間です。
マトリョーシカは確実に金属部分に2週間ほど掛かるだろうから後回し。実験は休日に雨ばかりでダメだったのです。Model20が二転三転してしまって申し訳ないです。