息子のミリタリーブログ

スリングライフルとかの自作飛び道具を作るブログです。数年前に有閑大学生から社畜にジョブチェンジして最近ルアーフィッシングにどハマリしたので性能低下中 ツイッター→https://twitter.com/model22ra1

レッドタロン近代化改修 その10

ゴムのテーパー率をいろいろ弄ってみました。





グラフ


86mpsの動画


気温が25℃で安定しているときに実験やりたかったのですが、いろいろ忙しくてすっかり遅れてしまいました。
で、遅れているうちに気温上がって25℃のときのデータが使えなくなり、30℃で記録取り直しです。取り直しているうちにまた気温低い日が来て、データ量が多かった25℃で取り直し。 非常に疲れました。


これを見ると通常のスリングショットに比べてテーパーの恩恵が小さいなぁと思ってしまいますね。
ゴムの量は二倍なのに。
やっぱりレールからの摩擦によるものでしょうね。
それでも、弾受け側14mmのテーパーで、86mpsとかなりいい感じの記録が出たので良しとします。
これなら気温35℃でかなり100mpsに近づきそうですね。





おまけ
実験が遅れた理由その1





首に突き付けているように見えちゃいますが、ちゃんと肉に刺してますのであしからず。





新作が作れなかったりいろいろ忙しいかったりのフラストレーションを発散するため肉だ酒だとワイワイやってたらいつの間にか2か月間でこういうイベントを大小合わせて5回ほど開催しておりました。さらにやんごとない理由により電車での長距離移動だとか服飾関係だとかの出費がかさみ、歯は痛くなりで時間も資金も開発に回せない状況が続いていたのです。合間を縫ってちょくちょくやってはいましたが、やりたい実験はまだまだ山積み…… 新作のマトリョーシカも作りたくてウズウズしております。
まあやんごとない方は無事終わったので、これからはもう少し実験早くできるはずです。
メシテロ? 知らんな




その2

ブラッククイーンの表面仕上げが気に食わなかったので塗装やり直しました。
厚塗りしたウレタン塗料を剥がしてラッカースプレー吹くという文章にすれば短い作業ですが、塗膜が思ったより厚かったのと、削りカスがべた付いてサンドペーパーがすぐに使えなくなるのと、いろいろ忙しかったのとで2週間かかりました。


なんとか狙い通りのシンセティック風ストックになりました。写真じゃわかりづらいかな?
ペンキの下品なテカテカ感が消えて、しっとりとした光沢になりました。





その3
動画製作にボイスロイドを導入したい欲が高まって、いろいろ見ているうちに1日が終わってたりしました。
動画だと長文が読み難すぎてたまらんので、せめて声でもついてればって感じです。音声あった方が解説とかやり易そうだし、良い動画が作れそうで非常に魅力的です。しかし動画編集ソフトとかを一新する必要があるので悩んでいます。
悩みながら動画見てたら一日終わってます。

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  • はむ

    実験お疲れ様です、グラフのデータが非常に参考になります。
    テーパーは玉受け側/ヨーク側が2/3あたりがおいしいゾーンなんですね。こちらは納得できるんですが、プリテンション30%が最良になる理屈がマジでよくわかりません・・・
    理由はわかりませんが30%が効率良いのなら私の六号機も30%にできないか検討してみますw

  • 隣の息子さん (id:Musuko)

    これが現在実験でわかった事実です。

    1. フレーム内径のクリアランスが弾に対して大きすぎても小さすぎても初速が下がる
    2.クリアランスが大きすぎる場合、弾受け紐は細く軽い物より太く重い物を使った方が初速が上がる。
    2. 19mm角パイプはフレーム長1mのライフルに使うには剛性不足であり、垂れが発生するので機関部側のクリアランスを大きく取っていた。

    クリアランスが大きすぎるものは弾受け紐の掛かりが悪く、上手くエネルギーを伝達できないため初速が低下する。プリテンション33%はフレームの剛性不足を解消し、クリアランスが一定なフレームを作ることができるため、弾受け紐の掛かりが良くなり初速が向上する。
    この初速上昇分はプリテンション33%で失う初速よりも大きいため、結果的に初速向上する。

    とりあえず、上記の理由で初速が上がることは実験から確定しました。
    負圧や弾の押し付けが無くなった等の原因も考えられますが、効率の上昇+何か って感じだと思います。

    で、上の考察を見てもらうと解るとおり、プリテンションの初速向上は「紐製弾受けでフレームの剛性が不足しているレール式スリングライフル」にしか起こらないと考えられます。
    はむさんの作っている金属弾受けではクリアランスが大きすぎても弾への掛かりが悪いなんてこと無いはずなので。もっとも、フレームが垂れて金属弾受けの動きを阻害しているというなら初速向上はありますが。

    あと、テーパーのおいしいとこは弾+弾受けの重量+摩擦の大小によって変わるようなので、独自にデータを取ることをお勧めします。

  • ゴリラ

    やっぱり予想通りレール式高プリテンションだとテーパーきついと初速落ちる傾向にありますね
    自分もレール式の製作が結構進んだので6月中には完成しそうなので早く比較したいです

    ↓あと見たかも知れませんがゴムの比較スロー映像を撮りました
    つべ watch?v=odBpdt8HdGE
    スローだとテーパーつけると初速が上がる理由が分かりやすい気がします

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