息子のミリタリーブログ

スリングライフルとかの自作飛び道具を作るブログです。数年前に有閑大学生から社畜にジョブチェンジして最近ルアーフィッシングにどハマリしたので性能低下中 ツイッター→https://twitter.com/model22ra1

プリテンション式の効果実証実験! その2+他

大変良い知らせと、大変悪い知らせがあります。




弾受け重量 5.56g
弾の重量 9.73g
ゴム #40平ゴム4本
引き伸ばし率 5.37倍
気温 22℃
発射まで体感で20秒
実験順 通常→プリテンション33%


通常

初速 65.99mps



プリテンション33%

初速 67.15mps


弾受け止めにビニールテープを厚さ1mmになるまで巻きつけ、30回ほど射撃した後の弾受けと弾受け止め

ビニールテープが少しちぎれていますが、弾受けには特に損傷がありません。どちらも100発程度はもつでしょう。
これは一番簡素な弾受け止めとクッションなので交換頻度が高くなってしまいますが、スプリング等を用いることでさらに寿命を上げることが可能です。
いろいろあって1回しか実験できませんでしたが、前回と合わせてプリテンション式の効果は十二分に実証できたと思います。





大変悪い知らせとは「いろいろあって」のことです。



鐙を下にして壁に立てかけていたら、目の前で倒れてしまいました。止めることができませんでした。
損傷を確認し、修復不可能なことを知ってすぐ寸法を測り、図面を引き、自転車でホムセン3件はしごしてMDF板とラワン合板を買い、帰って夕飯の配膳を待っていると、急に嗚咽が止まらなくなりました。



実験結果とかプリテンションの応用なんかについてもっと書くことはありますが、今日はちょっと無理です。明るいことが書けません。
単純で堅牢だとか言っていた私のライフルが、倒れただけでこのざまです。
ベンガルのストック取り付け基部の強度が不足していたのです。

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  • M・Y

    倒れただけで折れるとは予想外ですね。もしストックを腹に当ててコッキングする方式だったら危なかったかも知れません。
    しかしそれにしてもプリテンショった方が初速が上がるのは
    やはり偶然では無さそうな気がしますね。

  • 通りすがり

    実銃でも銃床の細い部分は木目に沿って折れやすいらしいですよ。

  • 隣の息子さん (id:Musuko)

    ストック取り付け基部に一部かなり薄い部分があり、さらに機関部の取り付けが接着でなく短いピン2本だったのが災いしました。
    鐙コッキングを前提にしていたので、ストックの強度はあまり考えておりませんでした。それなのに、倒れている最中は「私のライフルだから大丈夫だろう」という根拠のない自信があって、そのせいで動けなかったのです。帰省から帰ったらストックをもっと削り込んで、綺麗に磨いてやろうと思っていたので、今では悔やむばかりです。



    現在全力で新規ストック製作中で、MDF材を使って黒のシンセティック銃床のような仕上がりにする予定です。
    MDF+エポキシで積層すると合板+木工ボンドより速く作れていいですね。フライス盤購入までメインのストック製作方法になりそうです。
    今日1日で積層が終わったので明日から削り出しです。

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