春から夏にかけての新作を発表です。
Model20R Matryoshka
プリテンション(仮)レール式リピータースリングショットガン
全長108cm
口径8mm(8mm鉛球)
ゴム#30平ゴム4本
加速距離55cm
引き伸ばし率5.1倍
プリテンション18cm(33%) (仮)
装弾数 8mm球5個×3発(固定箱型マガジン)
コッキング距離41cm
弾受け径3mm
前回発表したマトリョーシカの型番・デザイン画・性能表を少し改定しました。
(仮)というのは、こいつを作る前にベンガルを33%のプリテンション式に改造して、本当にプリチャージ式は有用なのか実験するからです。良好な結果(6%ほどの初速低下で操作性アップ)を得られたらベンガルは「Model19RA2 Bengal」になって、マトリョーシカから(仮)が消えるわけです。
で、5個の8mm球が入る筒型弾倉を「子マガジン」、子マガジンを入れる固定の箱型弾倉を「親マガジン」と呼ぶことにします。
子マガジンの排出と8mm球の装填はコッキングとは別に先台を操作することで行います。コッキングとポンプアクションを別にせねばならないという事ですね。
作動は、
コッキング→先台を引きレール内に弾を装填→さらに先台を引き空になった子マガジンを排出→先台を標準位置まで戻す→発射
というサイクルになります。実銃の再現を重視するなら、最初の一発で弾は装填されるが排莢はされない程度に引くという作業が必要になります。ここは給弾機構のデザイン画を見てもらうところですが、まだ見せられる段階ではないので次で公開します。
機械的に棒状の物を排出するのは私にとって初めての試みなので、利便性よりも確実性を取りました。ここをコッキングと連動させると、素早くゴムを引かないと排莢不良や給弾不良を起こしそうなのです。コッキング後の操作は面倒ですが、一発毎に掛かる確実な安全装置と思えばよいのです。「絶対に安全な銃」というのは弾が装填されていない銃以外にはありえませんから。
ブラッククイーンはどうしたって? もちろんあれも作りますとも。ただ順番が前後していたのをもとに戻すだけです。
Model20R Matryoshkaを作ってからModel22R Black Queenを作ります。こちらは最悪年末になります。今の心境はクソ長い高初速ライフルよりも使いやすい散弾銃ですし、Model20はそろそろ作るか廃案にするか決断せねばなりませんでしたからね。