ほほ付けの問題はブラックホーク社のチークパッドを購入し解消しました。
編上げのブーツみたいでカッコいいですわ。
しかし外付けのチークパッドやサイトを付けないと照準できないというのもいけなので、バックアップとして固定のアイアンサイトを作成しました。
競技のときはほぼ使わないと思いますけども、10mのプリンキングならこれで十分だと思います。
前回購入したリアサイトはチークパッドを付けてもダサいしほほ付け出来ないのでもう使いません。そして今はレールに小型スコープを付けていますが、見た目がいまいちなので将来的にはドクターサイトを取り付けます。
初速測定
気温15℃ #40平ゴム 加速距離61cm 伸び率4.81倍
伸び率4.81倍でも結構出るものですね〜 引きやすくて凄くいいです。これでも初期タロンは軽く越えますね。
長い弾受けを使って測定したので、切り詰めて伸び率5.14倍にするとベンガルと同じ初速63〜65mpsは出ると思います。「ベンガルより短いのに#40ゴムを5.14倍にできるの? ナンデ?」という方もいらっしゃるでしょうから説明させていただきます。
ベンガルは#40平ゴムで最大5.44倍引き伸ばしですが、上記の通り5.44倍は辛いので弾受けを長くして5.14倍で使うことがあります。つまりベンガルの#40ゴム5.14倍では弾受けを長くしたの分だけロスがあるのです。なのでアップルヘッドで#40を使っても弾受けを短くすればギリギリ5.14倍に引き伸ばせるかな? という事です。
「あれ? アップルヘッドは#35じゃないの?」という人は鋭いです。いろいろあってゴム替えたんですよ。
#35平ゴムはダメです。1発撃つたびに4本のうちどこかが切れます。ゴムを引くと強靭なドローウェイトで顔と指が赤くパンパンになり、息は詰まり、「んっぐあぁぁ!」みたいなクッソ汚い声とも吐息ともつかないものが漏れ、そして一番強烈な終点付近を一気に引ききらないと多重給弾が起きてしまいます。そんな思いをしてゴムを引いたらどこかが切れるというのはもうね……
体力の限界、気力もなくなり、#40平ゴムに替えることにしました。
うーん、まいった。#40は入手性に難があるので置いている店の多い#35にしたかったんですけどね〜
#35のゴムで弾受けを長くとるのと、#40のゴムで弾受けを軽く短く作るのではどちらがいいのかは実験しなくてはいけませが、製作前に想定していた#35の5.44倍伸ばしは無理です。
以前の初速変動実験のときも似たような頻度で切れて5.14倍にしましたから、ストックのどこかに擦れているとかではない様で、引き伸ばし率5.44倍以上は平ゴムの実用限界を超えているのではないかと考えます。金と手間を惜しまず1発ごとにゴム交換という運用はできません。なんたってアップルヘッドは競技用ですからね。このままじゃ絶対に5発撃ち切るまでにゴムが切れてしまいます。
なんだそれ。
高威力追求用(いわばロマン砲)のタロン3や狩猟用(と言ってもその用途に使ったことはないが)のベンガルとは違って、こいつはある程度素早く正確に撃つことが本懐で、高い運動エネルギーは求めておりません。高初速だと弾道が低進するので距離の異なる的を撃つとき有利ですが、現在の環境だと弾速を求めすぎると撃つまでに時間が掛かったり全長と重量が増加して操作性が悪くなったりと、不利な面も出てきます。つまりバランスの問題でありどの要素に重きを置くかなのです。
今年は去年までのように身軽に動けなくなるので、製作はどうなるかな……グルーピングも測れてないし、いろいろ直したい部分や実験したいこともあるんですけど……
更新や作業の頻度が落ちても製作そのものをやめるってことは私がポックリいくまでないので、その点はご安心ください。