装弾数5発のショートマガジンが完成し、下フレームに機関部・弾受け止め・ヨーク・仮レールがくっつきました。
仮レールってのは、完成するまでにレールに傷がついてしまうので、新品のかわりにそこらに転がっている傷物を取り付けているのです。まあ、レール買い忘れてたってのもあるんですけど。150cmのM6ボルト2本買ったと思ったら1本100mmだったり、最近自分の脳が心配になります。
下フレームのマズル周辺はいじるところがなくなりました。
弾受け止めはベンガルで使ったものと同じで、優しく弾受けを止めるなんて考えはこれっぽちもありません。角で傷がつかないようにビニルテープを巻いていますが、それだけです。ロープ製弾受けは摩耗したらすぐ交換しますから、優しくしてやる必要はありません。ゴムと同じく消耗品です。消耗品を長く使えるように高性能の弾受け止めを付けるという考え方もありますが、レールとの摩擦にくらべたら弾受け止めに激突するのなんて無視できるほどのダメージしかありません。なので必要最低限の性能しかありません。
レールと下フレームの結合はいつも通りM5ボルトと木ねじです。
これも昔から変わってませんが、一番最初にオリジナリティを発揮できた思い入れのある構造です。
で、これがマガジン。アルミ角パイプをステンレス板で挟み込んで接着です。
リップの形状ははむさんと同じものになってしまいました。
最初はこういう形にしていたのですが、この形だと装填後に装弾バーがリップを離れるとき弾がドバーっとなります。
試行錯誤の結果、先人に倣うことにしました。モデルガンでもリップの調整に難儀するそうですから、着脱マガジン化の鬼門はきっとここですね。
こんな感じにフレームの中に入ります。リップの下から装弾バーがせり上がり、上に弾が出ます。
機関部とマガジンの隙間には装弾バー等の給弾機構が入り、先台との隙間はマガジンが「フレーム内に差し込む」→「横にスライドさせる」という手順で装着されるため必要となるのです。装弾バーを横向きにしたためにこういうマガジン形状にせざるを得ないのです。装弾バーを横向きにするのは従来のスタイルを崩さず人のアイデアを極力使わず着脱マガジンを実現するため。苦し紛れです。
あとは連休中に上フレーム・後部連結プレート・安全装置・給弾機構が完成すれば理想的です。
この中で一番優先順位が低いのは安全装置ですね。給弾機構は上と下がくっつかなきゃ作れませんから、後部連結プレート→給弾機構→上フレーム→安全装置という作業順になると思います。